現象起こしの転生者 第十九話 俺たちの役職
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〜〜〜生徒会室〜〜〜

 

「さて、昨日の続きね」

 

瞳先生?うーん、瞳ちゃん?

・・・瞳さん、か?・・瞳さんだな

 

「瞳さん、続きって俺たちの?」

 

全部話しちまったけどな

 

「ううん、昨日で全部聞いたし今更聞かないわ

今日は昨日君が来るまで話してた球磨川君たちのこと」

 

あーなるほど、そんなこともあったね

 

「零は何か知らないのか?転生してこれからがわかるんだろ?」

 

「善吉君、私と兄さんは確かに転生者ですし

私は大まかですが兄さんはそこそこ詳しくストーリーはわかります

でも、私たちがいることでそのストーリーも変わってくることもあるんです。」

 

「つまり、教えてもいいけどそれだと結果が変わっちまうかもよってこと」

 

「・・・・わかった、それは聞かねぇよ」

 

うん、それでいい

 

「ふむ、未来が聞けないとなると

また違う解決策がいるな」

 

ポクポクポクポク、チーン

 

「日之影三年生だ」

 

よし原作通り

 

「「「「「日之影三年生?」」」」」

 

そういや忘れてるんだっけ?

忘れたのなら思い出せ

 

「規則制限、日之影先輩について生徒会室の全員が思い出す

ついでに姫ちゃんは能力の干渉を受けない」

 

『・・・ああ!』

 

うーんいい感じ

能力なら話してあるし問題ない

 

「思い出したか?」

 

「思い出したぜ、そういえばいたなそんな奴も」

 

日之影生徒会長

『知られざる英雄(ミスターアンノウン)』

 

――――――――――――――――――――

〜〜〜三年廊下〜〜〜

 

「・・・あの、名瀬さんはわかりますがなんで

私たちもなんですか?」

 

その通りさ姫ちゃん

原作は名瀬一人だったのにね?

 

「うむ、貴様らならば日之影前会長も見つけられると

思ってな」

 

「俺は?」

 

「お姉さまは波長が合うだろうからです」

 

「私も会うと思います」

 

「シャイで意外と優しかったりするところとかな」

 

「はぁ?優しい?どこがだよ?」

 

いろんなところですよ

後々わかりますよ

 

「色々です」

 

「色々だな」

 

「色々だ」

 

「?」

 

さてついた

 

「開けるぞー」

 

ガラガラ

 

誰もいませんありがとうございました

 

 

なんてことにはならないぜ

 

「いるいるでかいのが」

 

「いますね・・・・背が高いですねー」

 

「「・・・・・」」

 

お二人は見えないらしい

当たり前である俺は規則制限の自動無効化

姫ちゃんは能力で無効化してるし

 

「見えるのか?」

 

「もちろん」

 

「俺には全く見えねぇぜ」

 

「一人見えたら全員見えるんじゃなかったですか?」

 

俺にはわっかんないぜ?

まぁ色々あんだろ?

 

「色々あるんだよきっと・・・規則制限、会長、名瀬に日之影が見える」

 

「「!!」」

 

見えたみたいだね

今回は能力サービス全開だよ

 

「見えた?」

 

「うむ、ありがとう零同級生」

 

「あんなデケー生き物がいるとは思わなかったぜ」

 

「?誰だと思えば黒神じゃねーか

久しぶりだな!」

 

この人いい人だな本当

 

ーー説明中ーー

 

「断る」

 

原作通りです

 

「目立ちたいのなら好きにしろ

引退したジジイは人知れず塾にでも通うわ」

 

すうう

 

「消えた!?」

 

「あの方が本気になれば認識することは誰にも不可能です」

 

出来るけどね、今ちょうど出てったよ

名瀬や会長は見えるという現象を起こしただけで一時的だから

見えなくなったんだよ

 

「兄さんどうします?私たちも行きますか?」

 

「いいやちょっと怖いからやめとく」

 

創と戦うのも面倒くさいし

 

「わかりました」

 

―――――――――――――――――――――――

〜〜〜三年十三組〜〜〜

 

ずんぶんとデカいなーほんと

顔見るのが一苦労だ

しかも戻ってきたのもすぐわかる

 

「戻ってきたぜ元英雄が」

 

「!会長!無事でしたか」

 

「いいや、無事じゃねーよ、正直傷ついてるぜ

関わりを持ちたくない人間が何人もいるなんて想像もしなかった!

しかもあいつらとつるめる例外が二人もいたんだ

手は出してこなかったが、あいつらも外れてる!」

 

うんうん、あんなに気持ち悪い奴らは初めてだよねー

俺も初めてだった、だって転生前の三次にあんな奴いねーだろ?

例外は創たちだな

 

「お前は大丈夫なのか黒神?お前は英雄(おれ)より強いのか?」

 

「私も正直一人では弱いでしょう、しかし!」

 

決め台詞に被せるぜ☆

 

「「皆がいるから私(俺)は英雄(あなた)より強くなれる!」」

 

「兄さん・・・あの・・・会長さんが」

 

「ん?なに?姫ちゃん」

 

「・・・・」

 

怖っ!

睨むなよ会長!怖いよ!

オーラがオーラが当たってるから!

 

「わかったわかった悪かった。・・・・

そんなわけで日之影さん、俺たちに力を貸してくれませんか?」

 

正直怖いからさっさと話を進めよう

 

「・・・・わかったよついって行ってやる

だが裏方に徹するかはそいつら次第だ」

 

ーー移動中ーー

 

〜〜〜生徒会室〜〜〜

 

『日之影空洞?誰だそれ?』

 

皆口揃えて言うなよ日之影さんが落ち込むだろ!

仕方がないなー

 

「規則制限、記憶復帰」

 

そろそろ扱いにも慣れてきたぜ

うーん、慣れるたびにチートになっていくんだぜこの能力

 

『思い出した!』

 

さて思い出したらしいので採点タイム

 

「・・・・」

 

善吉「不合格」

 

まぐろ「合格」

 

もがな「不合格」

 

瞳さん「合格」

 

阿久根「不合格」

 

古賀「ギリ合格」

 

名瀬「ギリ合格」

 

俺「不合格」

 

姫ちゃん「合格」

 

・・・なーに言ってんだか

俺が不合格?耐性なんて能力で付けまくりだし

過負荷にだってなれるんだぜ?不合格は納得いかない

規則制限、過負荷化

 

「〈何言ってるんだ日之影?〉〈俺は合格だろ?〉」

 

「兄さん!?」

 

「なんだお前!?さっきまで普通だと思ったが違う!

なんで過負荷がここにいる!」

 

規則制限、普通化

 

「そういえば説明なしだったけ?

説明がいるな」

 

「なんだこいつ!?黒神!早くこいつを・・・!」

 

「日之影前会長、零同級生については説明しましょう」

 

「・・・・・」

 

ーー説明中ーー

 

「『理外点』なぁ」

 

「にわかには信じがたいでしょうが

事実です」

 

「転生した時の能力で過負荷化しただけです

体質だけだから性格は変わってないし変わったといっても

しゃべり方だけですよ」

 

「・・・わかったそんなオカルト能力があるなら

文句なしの合格だ、それなら精神力もどうとでもできるだろうしな」

 

「能力はチートだからな此処の全員束になっても勝てるぜ」

 

「おっそろしーね」

 

「それにしても兄さんは手荒すぎです!説明するだけでも

よかったじゃないですか!」

 

「ごめんな姫ちゃん、でもやってみたかったんだ」

 

なでなで

 

「撫でたくらいで許すわけ・・・許すわけ・・・

・・・仕方ないです」

 

「ありがとう」

 

やった!許してもらえたぜ!

心から謝るって大事だよな!

 

――――――――――――――――――――――――――

 

「神谷兄妹よ前々から言おうと思っていたのだが

言い出せなくてな、こんな緊急事態の時に申し訳ないが

生徒会に入ってくれないか?」

 

「職は?副会長は敵対勢力だろ?」

 

「うむ、だから補佐をな」

 

「補佐・・・ですか」

 

原作改変か・・・

でも戦挙が避けられないという

 

「十年ほど前に廃止されたのだが

貴様らがいるのだからと思って復活させた」

 

「仕事はなんですか」

 

「役職不在時の代理だ

あくまで代理だからいつもは庶務と変わらん」

 

補佐は補佐ってわけね

まぁいいでしょ

無理に副会長について原作改変はしたくないし

 

「引き受けるよ」

 

「私もです」

 

「うむ、ありがとう!」

 

補佐になったぜ

 

説明
神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話

※注意※
めだかボックスの二次創作です
キャラ崩壊するかもです
作者は分が苦手です
俺TUEEEE系です
自分的解釈もあります

上記でもよい方以外はバックすることをお勧めします
構わないという方はよろしくお願いします
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タグ
めだかボックス 主人公最強 チート 神様がヒロイン 

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