わたしもおにいちゃん!と呼びたいな? 第2話 わたしは なのは、なのはは わたしに |
「う ううん…」
わたし 気を失っていた…?
うまくいっていれば、わたしは なのはになっているはず。
わたしは ゆっくりと目をあけてみた。
目の前に 私が寝ていた。
もう入れ替わっているんだね。
なのはから見た 私ってこんな感じなんだ…
鏡をみてわかる私の姿は、私が動かすと同時に動く。
でもいまは、私が動かしても元の私は動かない。
不思議だ…
なのはになっている私も不思議な体験だ。
しばらくの間は、なのはの身体で おにいちゃん修行する。
うまくできるのかな…
そう考えていたら、私になった なのはが起きた。
「にゃ にゃにゃにゃ!…」
なのは… わたしの身体で、なのなの語を話すって何か違和感があるよ?
「なのは 大丈夫?」
「うっ うん 大丈夫だよ フェイトちゃん」
うん やっぱり自分の姿を実際に見ると びっくりするよね。
「やっぱり びっくりするよね 自分が目の前にあると」
「そうだね でも、フェイトちゃんの目から見た私って、こんなふうに見られているんだな〜って…」
「私もだよ なのは、しばらくの間だけど 克服してみせるから お願いね?」
「うん がんばって おにいちゃんって呼べるようになってきてね」
エイミィが、リビングから私の部屋に戻ってきた。
「あ〜 やっと起きたみたいだね」
「うん 起きたよ エイミィ」
「はい エイミィさん」
「う〜ん やっぱり普段の会話をしているせいか、台詞が逆だと違和感を感じちゃうな〜」
「エイミィ しょうがないよ入れ替わったばかりは」
「ううん 駄目駄目 普段の生活に支障がない範囲で記憶を共有しあっているんだから、ちゃんと言葉も直さないと」
「だいじょうぶだよ フェイ…ううん なのは」
「な なのは まで、そ そんなに急に直せっていわれても困るよ…」
「でもね フェイトちゃん なのはちゃんの姿で、フェイトちゃんの話し方をされると、すぐばれることにもなるし、元に戻ったあとも困るよ?」
「で でも… やっぱり その…」
「だいじょうぶ だいじょうぶ 普段できないことを やってみるって面白そうだよ なのは」
「なのは… 何かもうすっかり私になりきっているみたいだね?」
「うん クロノくんのことを フェイトちゃんの姿なら クロノって呼び捨てもできるし…」
なのはは クロノのことを、呼び捨てしたかったのかな…?
「ふふ〜ん フェイトちゃん、エイミィの話の中で記憶は共有するってことで思いついたんだけど〜」
な なにを思いついたんだろう…
あっ 何かエイミィがニヤニヤしているよ…
「元に戻るまでに しっかりと 「おっ にっ いっ ちゃ んっ!」って、身体に覚えさせておいたほうがいい?」
えっ ええ! な なのはがクロノのことを、おっ おにいちゃんって 先に呼んじゃうの?
「いっ いいよ なのは、ちゃんとわたしが言えるようになって見せるから」
「う〜ん ちょっと残念…」
そうして、しばらくたった夕方 私は なのはの家に行く時間… ううん 帰る時間になった。
「じゃあ なのは 行ってきます…」
「うん がんばってきてね、レイジングハートもちゃんとフォローしてね」
「yes my master!」
「行ってきます エイミィ」
「うん いってらっしゃい がんばるんだよ〜、できなかったら リンディ茶が待っているからね~」
エイミィ… その罰は酷いよ あの有名な謎ジャ○ に、勝るとも劣らないっていうほどなのに…
こうして なのはの家で、修行することになった。
説明 | ||
おにいちゃん! と呼びたいフェイト・・・ なのはに相談していたら、そこへエイミィが帰ってきた。 そのエイミィが ある魔法の提案をしてやってみたら・・・ |
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リリカルなのは なのは フェイト 入れ替わり | ||
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