第24話 使い魔を作りに……その6
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前回のあらすじ

 

みんなと合流→これ、なに?→ドラゴンさん、ご愁傷様です→よ?し帰るぞー……………なんだあれは?→リニスさんだった→どうしよう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、皆さんこんにちは。いきなりですが短い時間の中でいろいろなことが起きると人はどうなるのでしょうか?

答えは簡単、ただただ唖然とする、です。

……え?なぜこんな事を聞くのかって?そんなの決まってるじゃないですか。さっきまでドラゴンと戦ってて(まぁ僕は戦っていませんが)その後にいきなり原作に出てくるキャラが目の前にいたらそりゃあ唖然としますよ。ってかリニスさんが捨てられていると言うことは、もうフェイトは生まれているんですかね?そこら辺聞きたいなぁ。

 

「マスター、この猫、使い魔です」

 

「うん、分かっているよ。……ルナ、この子の容態、解る?」

 

「少し待ってください………………………………………………………この子、使い魔の契約が切れています。その他にも怪我や衰弱もしていますし…………このままではそう遠くないうちに死んでしまいます」

 

ここでリニスさんに死なれてしまっては困るし………さて、どうしようか。

 

「それじゃあどうすればいいの?」

 

「う?ん………方法が1つありますけど……。それは葵さんが、この子と使い魔契約をすることです」

 

僕が使い魔契約をすることか…。まぁそうすることでメリットがあるけど、その分デメリットも大きいしなぁ………。

 

悩むこと数秒……。

 

よし、助けるか。まぁリミッター付ければ管理局にばれることもないし、リニスさんの性格から言って、僕の事をばらしたりはしないだろう。

 

「うん、なら今からこの子と使い魔契約をする。……方法は……分かんないや」

 

ズコッ!

 

その場にいたみんながこけた。みんな一斉に転けるもんだからすこし驚いた。

 

「契約の仕方も知らないでよく契約しようなんて思ったわね」

 

「いや?みんななら知ってると思って……」

 

「……はぁ、確かに知ってるけど、知ってなかったらどうする気だったのよ」

 

「…………」

 

「その様子じゃあ、何も考えてなかったわね。……まぁいいわ。それじゃあその子をこっちに」

 

言われたとおり、リニスさんを抱え、言われた場所に置く。

 

「この次はっと……葵、こっちに来て」

 

「どうするの?」

 

「今から契約をするから、血をこの子にかけて。……と言っても数滴だけでいいから」

 

数滴じゃなかったら僕、死んでるよ。

言われたとおりリニスさんに自分の血を数滴かける。

 

「…………………………特に何も起こらないけど」

 

「今、あなたとその子の間にパスみたいなものが繋がっているはずよ」

 

パスって言われても…………………………あっ、これか。なんかいつもと違う感じがする。

 

「何か感じ取ったみたいね。それがパスよ」

 

これがパスかぁ。実感わかないなぁ。……………まぁいっか。ってかそろそろ帰らないとハンバーグが作れなくなっちゃうな。

 

「それじゃあみんな、帰るよ?」

 

脇にリニスさんを抱え、家に戻った。

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忙しいの一言ですね
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リニスさん 契約 

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