恋姫の世界に行ってくる 第三幕
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黄色い三人を追い払った後、村を探してフラフラしてると賊に襲われている行商人がおり、

どうでもよかったが助けない訳も無いので一応助けた。

賊は30人ぐらいだったが、太刀を収めたままでも余裕だったのでそんなに労せず終わった。そしてその行商人に

旅をしている事、そしてお金が無いこと、とりあえず村に行きたい、ということを話した所、

賊から助けていただいたお礼にしばらくの間の宿や食事を工面してくれるとの事だ。

 

断ろうかと思ったが、金が無いのも事実、しばらくお世話になることにした。

 

そして、日が完全に落ちた頃村に到着し、宛てがわれた宿の部屋に向かい、閨に寝転がった。

 

そして今日あったことを振り返っていた。

 

 

どうやらここは幽州の?郡らしい・・・劉備フラグか、まあそう簡単には会わないだろう。

 

そしてふと思った。

 

「なんかおかしいな。なんつうか、こう、ずっと心が落ち着いてるっつうのかな。」

 

 

賊の三人を追い払った時からずっと疑問に思っていた。

前の世界では殺しどころか喧嘩もしたことが無かったがこの世界に来たとたんにすぐに、殴る、蹴る

といった暴力を振るった。行商人を助けた時、賊に数人だが殺されていた。

 

死んだ人間を見たのは初めてではない。じいちゃんが死んでいるから。

 

けど、腕を切られ、腹を貫かれた死体を見たときも何も感じなかった。

なんにも思わなかった。

 

 

「まあ予想はしていたけど、ここまで人の生死に何も感じないとはな・・・

(どんなことがあっても動じない心)か。なんか虚しいな。」

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この世界に来て分かった自分の事

 

まず滅茶苦茶強くなってる。これは自分で頼んだから間違いない。

 

次に容姿。身長は10cmほど伸びていて、顔はものすごく変わっていた。

自分でもびっくりするぐらい女っぽく見えた。自分じゃなければ惚れてた。

腰より少し短いぐらいにまで伸びた、綺麗な黒髪のせいだろう。

 

髪を結べば男っぽく見えるので、そうしたいが、生憎そんな物を買える金を持っていないので

しばらくはこのままだろう。

 

 

そして知識。自分の知らない物が頭の中に大量に有り、はじめは頭が痛かったが、

今では、目に入るものを自分の知識に当てはめられるぐらいの余裕は出来た。

 

ちなみに。この世界の文字の読み書きも完璧だ。

 

少し思った通りになってないところもあるが、ほとんど願いどうりだ。

 

 

だが、心に関してはそうでは無かった。

さっきも言った通り、人の死を目の当たりにしても何も感じないようになってしまった。

 

心が無い訳では無い。賊から助けた行商人にお礼を言われた時は嬉しかったし、

先ほど食べた料理も、美味しいと思えた。

 

けど、それだけだった。

 

どうやら心がというより、感情が薄くなったようだ。普通以上に。

 

 

しかし、そんなに困らなかった。人より感情が薄いだけで、強く、賢く、容姿も良くなったのだ。

これ以上贅沢は言えない。

 

 

「・・・けどこんな風に思えるのも、感情が薄いせいかな・・・」

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そんなことを考えながら夜の闇は深まっていき、

 

 

「考えても仕方ないか・・・」

 

 

そういって眠りについた。

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あとがき

 

 

どうもnontanです。

 

 

四回目の投稿です。三日坊主の私がいつまで書きつづけられるか楽しみです。

 

 

 

海斗があのままだと、完全無欠な感じになってしまいそうだったので、

感情を欠落させました。

 

俺Tueeeなんですが、やっぱりどこかダメなところがないとあれなんで・・・

 

 

 

ご意見、ご感想、ご指摘があればコメントしていただけると嬉しいです。

第一幕で支援1になっていて感動しました。

押してくださった方、有難うございます。

 

 

でわでわ

説明
四回目の投稿です

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恋姫の世界に行ってくる 神崎  恋姫 恋姫†無双 

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