IS<インフィニット・ストラトス>with LN<リリカルなのは>第七話 |
第七話 転校生はセカンド幼馴染み..........は次の話
「では、一年一組代表は織斑一夏君に決定です。あ、一繋がりでいいですね!」
山田先生は嬉々として喋っている。
クラスの女子もすごい盛り上がっていた。
「えーと、その頑張りますんでよろしくお願いします」
クラスから拍手の嵐が来る。
何故こうなったか理由は簡単。
セシリアとの試合に俺が勝ったからだ。
まあ、ちょっとめんどくさいがやるからにはきっちりとやらせてもらおう。
ちなみにあのあとセシリアはクラスの皆に謝っていた。
日本のことを侮辱したことを。
クラスの皆は気にしてないよと言い打ち解けていった。
「..........///」
若干熱っぽい視線で見てくるセシリアがいた。
熱でもあるのか?
「.....ムッ」
それとは逆に箒からは不機嫌オーラが滲み出ていた。
[(マスターは..........無自覚で人を落とすんですね..........もう脱帽ですね..........)]
スノウが念話で何か言ってくるが気にしない。
「..........全く、少しは静かに出来んのか」
そう言って入ってきたのは千冬姉だった。
「静かにしろ。馬鹿者共が」
千冬姉の一言で静かになる教室。
やっぱあれだな。家では、全く家事ができない風に
見えないもん。
出来る女って感じだな。
「織斑。今失礼なことを考えただろう」
「そんなことはございません」
時々思うよ。
俺の姉は本当に人間なのかって(あなたが言えることではありません)
「ほう」
バシンッ!
ガシッ!
「教師の一撃を防ぐな」
「いや、危ないでしょ」
俺はとっさに左腕を出してそれを防いだ。
「まったく..........」
そう言って千冬姉は出席簿を下げる。
「さて、クラス代表は織斑一夏。異論は無いな?」
はーいとクラスの女子は一丸となって返事をした。
とあるブラコンの心情
(一夏がクラス代表に異論がいる奴はいないな..........危なかった。もしいたら..........どうなっていたか分からなかったな..........)
最近ブラコンが加速気味な千冬さんだった。
「では、これよりISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。織斑、オルコット。試しに飛んで見せろ」
現在、織斑先生の授業を受けている。
俺がクラス代表になって二週間がたっていた。
「了解っと」
俺は『白式』を展開する。
その間わずか0.00001秒にも満たない。
「流石だな。だが、そのレベルは最早国家代表クラス以上だ。皆はこれをやれとは言わんがこれを目指せ。言いな?」
はい、と返事をする皆。
「よし、飛べ」
言われて俺は空へ向かう。
セシリアも俺に続くが俺の方がかなり速かった。
「流石ですわね、一夏さん」
セシリアがそう言ってくる。
「いや、それほどでもないって。セシリアだってかなりよかったぞ」
そう言うとセシリアは顔を赤くして。
「は、はい!ありがとうございます!」
ちなみにセシリアのISの訓練は俺が教えている。
その他にも箒や簪、本音などにも教えている(簪と本音には魔法も教えている)
教導官の資格が役にたってよかった。
「一夏っ!いつまで話している!さっさと降りてこい!」
下を見ると箒が山田先生からインカムを奪っていた。
おいおい。山田先生あわあわしてるじゃねーか。
「織斑、オルコット、急降下と急停止をやって見せろ。目標は地表から10センチだ」
「了解です。では一夏さん、お先に」
そう言ってセシリアは地上に向かう。
「うん、流石だな。ちゃんとできてる」
俺が教えた通りに出来ているのを見て感心していると。
「次は織斑だ。来い」
千冬姉に言われ俺も地上へ向かう。
シュンッ
「よし、こんなものかな?..........て、どうした?」
皆が唖然して見ていた。
「地表から0.000000000005センチ。文句なしで合格だ。{一夏!流石私の弟だ。!お姉ちゃんは嬉しいぞ!あとでご褒美を.................}」
内心歓喜しているブラコンがいた。
「一夏さん、流石ですわね。音も立てずにこれほどのことをやるとは///」
セシリアは微妙に顔を赤くしていた。
『織斑君かっこいい///』
そう思っていたクラスの女子たちと理由は同じだった。
「オリムー、すごいね〜。ちょーかっこよかったよ〜///」
そう言って来たのはISスーツを着た本音だった。
「ありがとな、嬉しいぞ。でも名前で呼んでくれたらもっと嬉しいんだけどな」
「うー、だって恥ずかしいんだもん///」
何だこの可愛い生き物?
「..........(ナデナデ)」
「えへへ///」
本音は顔を赤くしていたがもじもじしながらも俺に撫でられていた。
本音って出るところは出ているから結構目のやり場に困るんだよな。
そんなことを考えいたのが運のつき。
ぶるっ
急に寒気がしたと思い、後ろを見る。
そこにいたのは、
「一夏、二人で何をしている?」
「そうですわ、何をしていますの?」
「織斑、今は授業中だ。なのに何をしている?」
三体の鬼がいた。
さんざんだったとだけ言っておこう。
「あー、疲れたぁ」
俺は今自室のベットでゴローっとしていた。
あのあと、俺のクラス代表就任パーティー的なものが開かれた。
「お疲れだね.....一夏」
簪は苦笑いしてこちらを見ていた。
「ほんとだよ.....」
パーティーでは新聞部の黛薫子先輩が来て取材を受けたり、写真を撮ろうと言って俺とセシリアを並ばせると箒がすごい目で睨み付けてきたり、本音が「ぶー」と顔を膨らませていたりと。
まあ、大変だった。
「一夏、お茶飲む?」
「あぁ、もらうわ。ありがとうな」
簪の気遣いに感謝しつつお茶を飲む。
「ふぅ〜、落ち着くわ」
「ほんと大変そうだったもんね.....」
簪もお茶を飲みながら言った。
「まあ、いい思い出にはなったな」
疲れたが楽しかったのもまた事実だ。
「そうだね.....」
簪がそれに同意するとどちらも喋らなくなる。
「なんだろう。簪といると落ち着くよな」
「えっ?」
簪はポカンとしていた。
「いやさ、他の皆とは違うって言うかさ、よくわかんないんだけどさ。こう、リラックス出来るっていうかさ。そういう意味では簪と同じ部屋でよかったなあって..........て、どうした?顔が赤いぞ?」
簪は顔が真っ赤になっていた
「え、えっと..........お茶お代わり持ってくる...........///」
そう言って簪は空になった俺の湯呑みを持って簡易キッチンに向かった。
(どうしたんだ?一体?)
その後簪は寝るまで顔を赤くしていたという。
その理由に一夏は一生気づかない。
その日の夜、
「ふうん、ここがそうなんだ...........」
IS学園の校門前には大きなボストンバックを背負った小柄な少女が立っていた。
その少女の名は凰鈴音。
中国の代表候補生だ。
「待ってなさいよ。一夏」
少女の顔は嬉しそうだった。
説明 | ||
もし、一夏が管理局最強魔導師と呼ばれていたらのifの物語。 | ||
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