現象起こしの転生者 第二十一話 |
戦挙会場が封鎖されている今
応援に来たはずの三人
雲仙、鍋島、冥加は屋上にいた
「フィールドが・・・あいつら何してたんだよ」
「ほんまやわあの子らはほんまわからへんわ、規格外にも程があんで」
雲仙と鍋島は驚いていた、フィールドが突然消えたかと思えば
突然戻ってきたのだ、しかもボロボロの状態で
そしてそれを見て冥加は驚くよりも心配していた
「ボロボロ、心配、死なないかな?」
「ねーちゃん、大丈夫だって。
あいつがあんなので死んだら
裏の六人に勝ってねぇよ」
「そうだね」
冥利に大丈夫だと言われても
冥加は心配そうだった
「どこに惚れたんだか」
「知らんわそんなん、でも一途なんわ可愛いと思うで」
「そうかよ、つーかあいつに言って入れてもらいたい気分だ」
「ホンマや、人吉君の戦いも近くで見たいしな」
そんな話を二人がする横で
鉄球を外していた
「じゃあ、行ってくる」
「ん?おいねーちゃんどこ行くんだよ?」
「零のところ」
「ちょ、おい待て!」
冥利の止めるのも聞かず
冥加は屋上から飛び降りた
そして一言
「神姫に負けない」
――――――――――――――――――――――――
SIDE零
空が青いな皆!零だぜ
今の状況はな・・・
「『うん』『僕の負けだよ』『強いね善吉ちゃん』」
ということだ
ここからが本番、理外点(おれ)の出番だ
「『じゃあ話そうか』『僕がここに来なければならなかった理由を』」
「なんだって?それはどういうことだ!」
「馬鹿者善吉ィ!球磨川はいい台詞(こと)言ってからが本番だろうが!」
ズドドドドド
善吉に螺子が・・・痛そう
助けたいけど原作が崩壊するからできない!
あー助けたい!動けないのが悔しい
「『ほら』『親が高校くらい出とけっていうからさ』」
「〜〜〜!!」
「『相手の負けくらいで油断するなよ』
『この僕とスポーツでもしてるつもりだったのかい?』」
ぬあああああ善吉いいいい!
ごめん!後で助けるから!後で絶対助けるから
我慢してくれ!
「兄さん!止めないんですか!?」
「止めたいけど原作あるから止めれないんだよ!」
「そんな・・・」
「なら私が・・・!」
「まってめだかちゃん!あなたが入れば金網が落ちてしまう!」
「俺らは仲間だからなぁ」
「助けようにもねぇ」
球磨川は怪我消してるし!
もうちょっともうちょっと
「『みんな知らないみたいだし言っておくよ』」
「怪我が・・・」
「『僕の能力は治癒能力じゃないよ』
『現実(すべて)を虚構(なかったこと)にする』
『それが僕の「大嘘憑き」だ』」
『世界は俺の手の中に』!
・・・よし、視力を消されたここから動くぜ!
「『僕はたった今君の視力をなかったことにしたよ』
『よかったね』『これで僕を見なくてすむよ!』」
「『必貫の槍』」
ズドッ
「『え?』」
「待ちに待ったぜ、お前が善吉の視力を消すのをな」
待ったよ、ほんとに待った
善吉を助けるのも、安心院に会うのも
「『ぐっ・・・』
『これ痛いね、しかも消せないし』」
「威力は創に使ったのより弱いんだからありがたく思え
一言いうなら善吉は助けさせてもらうぜ」
「『何言ってるんだか』『もう君には何もできないよ』
『創ちゃんみたいに』『視力を作れるわけじゃないんだろ?』」
「転送」
シュン
「善吉、大丈夫か?」
手を持って立たせてやる
見えないのに立つのは怖いんだ
「零か、悪いな、何も見えねーわ」
「ガタガタ震えてんじゃねーか
今から俺が助けてやるよ」
「さっさと助けたほしかったけどな」
悪いな、事情があるんだ
「色々あってな」
「『何をするんだい?』『さっきも言ったけど』
『君は視力を戻せないだろ?』」
戻せるけど戻さないよ
安心院に『欲視力』をもらわないといけないからな
「そうだな、そうかもしれない
じゃあある人につけてもらうよ」
「『ある人?』」
「お前の嫌いな人だよ」
「『な!?』」
「お前も逝ってこい」
『崩壊』
「『うわああああああああああ』」
さて俺たちも
「善吉、視力を戻しに行くぞ」
「え?どうやって」
「すぐわかる俺も行くし、じゃあお休み」
『善吉の意識を安心院に転送』
「なんだ?眠く・・・・」
「転送」
シュン
「兄さん!何したんですか?」
「安心院に送っただけだ」
「安心院とは誰だ?」
「後でわかるよ
じゃぁ俺も行ってくる」
「え!?兄さんちょっと待って・・・」
「意識転送」
イェイ☆
――――――――――――――――――――――――
SIDE善吉
「あれ、ここどこだ?」
確か俺は零にお休みって言われて
その後寝たんだっけ
それなのになんで教室にいるんだ?
「君はなんでここに来たのかな?
入るつもりが入られるとは思わなかったぜ」
誰だあいつ?
「あんたは誰だ、つーかここはどこだ?」
「ここは僕の意識の中だよ
君はお友達の零君によってここに飛ばされたんだ」
零に?そういや視力を戻し行くとか言ってたな
「そう、視力を戻すのに僕のところに送ったんだろうね」
「!あんた心読めるのかよ?」
「うん、僕にはそんなの簡単さ」
「でも、俺に勝てないよな」
「零!?」
「お、来たんだ」
なんだなんだ!?話が全く見えねぇ!
「零!これどういうことだよ!?」
「あっ、いや説明は難しいんだが・・・・」
「なら記憶をいじってから戻そうか?」
「助かるよ」
聞いてんのかよこいつら!
話聞けよ!
「だから説明・・・」
「じゃあ帰りな善吉君
視力はサービスしておいたからさ」
「なっ!ちょっとま・・・」
なんだ?また眠く・・・
シュン
「これでいいかい?」
「いいとも初めまして安心院(あじむ)」
「初めまして神谷零
僕のことは親しみを込めて安心院(あんしんいん)さんと呼びなさい」
「遠慮しとくよ」
―――――――――――――――――――
SIDE零
「ところでいつ俺たちに気づいたんだ?」
俺たちのことを知ってはいたみたいだからな
「一応最初に世界に揺れみたいなものがでたからわかったよ
でもそこからは君の能力で干渉はできなくてね」
俺はチートですから
でも今回はここまでだ
「そうか、すまんが俺ももう行くわ」
「そうかい、戦挙の後でまた」
「ほいじゃ、また」
転送
「『理外点』か・・・強すぎるぜ
あれはめだかちゃんでも勝てないな
チートにもほどがあるぜ」
―――――――――――――――――――――
ムクリ
「兄さん、善吉君!」
「おお、二人とも起きたか」
「あれ?俺見えてる!」
「視力を戻すって言ったろ?」
「そうかありがとな!」
記憶改変はうまくいったみたいだな
流石安心院
「『視力が戻ってる?』
『そんなこと僕にもできないのに』」
『あの人っていうのは彼女だったのかい?』」
「そうだよ球磨川、お前もあえて嬉しかったろ?」
「『大いに嫌だったね』
『そんなことよりいいのかい?』
『もう君は知ってるだろうけど
高貴ちゃんたちには棄権してもらうぜ?』」
基本原作通り進めるつもりだからな
仕方ないだろう
「わかってるよ、胸糞悪いけどな」
「危険どういうことだ球磨川」
「『嫌だなめだかちゃんそのままだよ』
『高貴ちゃんたちには修行中の事故で倒れてもらうぜ?』」
「なっ!」
「わかってたけど本当酷いよな球磨川さん」
「そうね、一応原作は負けたけど今回は勝ってみたいし」
終姉弟よわかるけど酷いぞそれは
まぁやる以上勝ちたいだろうけど
「今回も俺らが勝つぜ」
「その通りです、原作は変えさせませんよ」
「ふーん、じゃあ楽しみにしてるよ」
「さっさと地下二階にいってあげなさい」
わかってるさ
――――――――――――――――――――――――――
『・・・・・・』
地下街から皆を運び出した後
一応は能力で傷を治した
しかし精神面の傷が深く全員病院送りとなってしまった
そしてめだかは名瀬をこちらにいてくれと頼むために
古賀さんを助けに行くことになった
ガラガラ
「大丈夫ですか古賀さーん」
「零君!」
過負荷の連中が何人かいる
それは問題ないなぜなら
「『縛り桶』」
さよなら、モブの皆さん
「兄さん、一人で飛び出したら私たちの意味がないです」
それもそうだね、ごめんよ姫ちゃん
「さっさと名瀬に連絡しろよ会長」
「うむ、そうさせてもらおう」
―――――――――――――――――――――――
〜〜〜次の日〜〜〜
「今回は私たちが行かせてもらいますよ兄さん」
「そうよ、あんたたちばっかりにいい恰好させられないわ」
冷凍庫バトルは姫ちゃんと廻さんだ
ほんとはやらせたくないけどね
「わかったよ、がんばってね姫ちゃん」
送り出すのも兄貴の役目だ
「行ってらっしゃいめぐねぇ」
「「行ってきます」」
さて今のところの戦績
生徒会・一勝零敗
補佐・零勝零敗一分
説明 | ||
神様と転生した主人公が めだかで原作に入るお話 ※注意※ めだかボックスの二次創作です キャラ崩壊するかもです 作者は分が苦手です 俺TUEEEE系です 自分的解釈もあります 上記でもよい方以外はバックすることをお勧めします 構わないという方はよろしくお願いします |
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零のセリフで誤字発見 じゃぁ俺も(言)ってくる」 行ですねw(伝士 蓮示) | ||
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