リリなの世界に逝ってきて 明かされる黒歴史・・・・・・ちょ、マジやめて!
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「主はやて。この者は一体何者なのですか?」

 

食事の後のいっぷく中にしびれを切らしたのかシグナム姐さんが質問する。

ちなみにヴィータ嬢はピーマン、人参を俺のところに移したがばれててしっかりと叱られてました。

ドンマイ!!

 

「ズズー・・・・・・ふぅ・・・・・・んあ?」

 

質問された当のはやてはお茶をすすってくつろぎ中だったのか、気の抜けた返事をした。

 

・・・・・・説明してからくつろげよ。

 

「?・・・・・・おお!せやったな。すっかり忘れてたわ。」

 

素で忘れてやがったか・・・・・・

 

しかし、そろそろ活動限界に近い。

どうしたものか・・・・・・

 

「なぁ、はやて。そろそろ・・・・・・」

 

「え?もう、そんな時間なん?」

 

「だな。無理に起きておくこともできるんだが」

 

「でも、またこの前見たく長い時間目を覚まさんくなるんやろ?」

 

「可能性は否定できないな。」

 

「それは、嫌やからもう寝てええよ、むしろ寝むりぃや。」

 

「了解した。じゃあ、説明頼む。」

 

「任せとき!!」

 

「・・・・・・くれぐれも変なこと吹き込むなよ?」

 

「大丈夫や。問題ない!」

 

いや、それはむしろ不安になるから・・・・・・

 

「・・・・・・」

 

「わかったからはよ行きぃ。」

 

「はいはい。」

 

そういって、自分の部屋へと行こうとすると、

 

「貴様、どこへ行く気だ!!」

 

シグナム姐さんからの詰問の声が掛かる。

 

「自分の部屋に帰るだけだが何か?」

 

「どういう意味だ?」

 

鋭い目でにらんでくる。

 

「それは、はやてに聞いてくれ。俺は家主の命令で今すぐ眠らなきゃならんのだ。話がしたいのならまた明日な?」

 

「なに?」

 

さらに剣呑な雰囲気を醸し出してくるシグナム姐・・・・・・メンドイからシグさんでいいか・・・・・・

 

「はいはい、そこまでにしとき?シグナム、説明は私がしたるから、今は引いてくれへんかな?」

 

「・・・・・・主はやてがおっしゃるのならば・・・・・・」

 

ものっくそ不満そうじゃねえかよ・・・・・・

このぶんじゃ、説明しても納得しないだろ。

 

それであれか?「切り合えばわかる」的な戦闘狂(バトルジャンキー)思想で明日はバトル展開ですか?

 

・・・・・・勘弁してもらいたいな。

なので、そうならないよう祈ろうかね。

 

***************************************

はやてSide

 

いったかな?

 

ふう、やれやれ。

シグナムには困ったもんやなぁ・・・・・・

進のことは前に説明したのに忘れてしまってるし・・・・・・

ゆうても、ほかの子たちも忘れてるっぽいなぁ。

ヴィータは、見たく一発で思い出してくれるとありがたいなぁ。

 

「主はやて、説明をお願いします。」

 

おお、せやった、せやった。

でも・・・・・・

「説明ゆうても、前に説明したやろ?あれが、居候の山辺進やよ?」

 

「そういえば、そんなことも言ってましたね。」

シャマルが思い出したように言ってくる。

 

「お前ら忘れてたのかよ?情けねえな!」

 

ヴィータ・・・・・・あんたも忘れてたやないか・・・・・・

 

「む、ヴィータ。覚えていたのならなぜ私たちに教え無かったのだ?」

 

おお、シグナムの鋭い突っ込み。

さすがシグナム!ええ、おっぱいもっとるだけはある!!

え?「おっぱいは関係ないだろ」って?

何をいっとんのや!?

おっぱいにh(ry・・・・・・のやで!?

わかったか!?

 

ん?なんか省略された気がする・・・・・・

まぁ、ええか。

 

「そ、それは・・・・・・」

おお、焦っとる、焦っとる。

 

「それは?」

 

「う、うう・・・・・・」

 

「ヴィータも私に説明されるまで忘れたやろ?」

 

「ああ!!はやて、酷いよ!!」

いや、何がひどいんや?

 

 

「やはりそうか・・・・・・」

シグナムはなんだか怒ってらっしゃる。

 

「シグナム、もう過ぎたことよ?許してあげたら?」

シャマルがヴィータをかばう。

ええ子やな・・・・・・

これで料理が上手なら文句なしやった・・・・・・それだけにおしい。

 

 

「ん?今、なにかバカにされたような?」

!?

 

「き、気のせいやないの?」

 

「きっと、そうですね。」

 

「そうや。」

 

まさか、察知されるとは・・・・・・

 

「しかし、あの男・・・・・・」

 

ん?

 

「どうしたんや、ザフィーラ?」

 

犬・・・・・・狼状態のザフィーラは何かに引っかかったようやな。

 

「いえ・・・・・・少しばかり妙な力を感じたので・・・・・・」

 

ああ、そのことやな。

もう、説明してしまおうかな

 

「ああ、それは私も感じたな。」

 

「私もです。」

 

な、なんや、みんな気付いてたんか・・・・・・

なるほど、それであんなに殺気だってたんか。

 

なら、さっさと説明しますか!!

 

「実は進は、“人に非ざる者”・・・・・・“非人”なんや・・・・・・」

 

「「「人に非ざる者?」」」

 

ふふふ、進よ。私は気にしてへんけど、心配したんは事実や。

せやから、心配させてくれたお礼はしっかりさせてもらうで?

 

“黒歴史の公開”という形でなぁ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めてからが本当の地獄やで?

 

説明
八話なんだな。
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コメント
お互いにいじくりあうのがこの二人の日常です。 黒歴史の後悔とかもはや拷問以外の何でもないですけどww(良い旅、夢気分)
はやてさんの顔に黒い笑顔が(汗_汗)(アサシン)
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