第27話 学校が久しぶりのような気がするのは気のせいだろうか?
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前回のあらすじ

 

あぁ!?そんなんは前回の話でも見とけや。そうすれば分かるから。だから僕は寝る!そんじゃ、お休み〜〜

 

 

「…って勝手に寝るんじゃない!!」

 

「アブシ!!?」

 

どうもこんにちは。みんなのアイドル、如月葵だよ☆

………………ウォェ!自分で言ってて気持ち悪くなってくるよ。もうやりたくないな。

それで今は学校の屋上で毎度おなじみのメンバーでお昼ご飯を食べています、はい。

それにしても周りからの視線がめっちゃ痛いです。視線で人が殺せるのなら100人は殺せるんじゃね?と思うぐらい周りからの視線が痛いです。主に男子から………いや男子から。

だから現実逃避をしようと寝ようとしたんですけど、アリサが僕を殴っ……もとい、僕を起こしたんだ。これだから暴力女は………

 

「何か言った?」

 

「何もいってないです…」

 

…………何でわかるの?なに?エスパー?

 

「今の話聞いてた?」

 

「……………エエ、シッカリトキイテイマシタヨ。キイテイマシタトモ」

 

「なんで片言で言ってるのよ。………それじゃああんたはどう?」

 

「えっ?何が?」

 

「やっぱり聞いてないじゃない!!!」

 

「アリサちゃん落ち着いて……」

 

ナイスだ、すずか。それにしても今の生活にもだいぶ慣れたなぁ。入学から今まで約2ヶ月ぐらいが経ったけど、なのは、アリサ、すずかと原作組と関わっていることに違和感が無くなってきた。

……………あれ?最初に僕が目指していたことと全く逆の方向に行ってね?原作組にはできるだけ関わらないようにしようと思っていたのにいつの間にか関わってるし。………泣けてきた。…………………まぁ、魔力も隠してるし大丈夫だとは思うけど……。

 

「それで?何の話だったの?」

 

「えぇっと…来週の土曜日にみんなでどこかにピクニックに行かないかって言う話だよ」

 

……………めんどくさいからパスだな。

 

「ふ?ん………僕は「あんたは行くのよ」……何で勝手に決められんといかんのですか…」

 

「どうせ面倒だから行かないとかって言うつもりだったんでしょ?」

 

「なぜバーニングは僕の心の中が見えるんだよ……」

 

「なのはちゃんは?」

 

「わたしはいいよ?」

 

今回初めて言葉を発したな、なのは。主人公なのに……。

 

「おいこら、僕の話を聞けよ!」

 

「なによ?」

 

「僕に拒否権は「ないわよそんなもの」………はい、そうですか」

 

もういいよ、諦めたよちくしょうめ。

 

「それで?時間は?」

 

「時間は午前10時に臨海公園に集合ね………すずかとなのははそれでいい?」

 

「うん!」

 

「それでいいよ」

 

「はいはい分かりましたよ」

 

「それじゃあとっとと食べましょうか」

 

はぁ、これからどうなるんでしょうね?僕。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後

 

 

 

「それじゃあみんな、気をつけて帰ってねー」

 

「「「「「「「「「「「「「「はーーーい!!!」」」」」」」」」」」」」」

 

ふぅ、今日も学校が終わったか。あの悪魔、暴力女、すずかに見つからないように帰らないと。帰りの挨拶が終わると同時に、席を立ち玄関に向かってダッシュ。玄関についたがあの3人はっと…………いないな。そのことにほっとしながら上履きを下駄箱に入れて靴を取り出しそのまま家に向かってダッシュ。扉をくぐるときに後ろから何か声が聞こえたが気のせいだろう。と言うか気のせいであってほしい。……………気のせいだよね?

こうして1日が終わっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピクニックって日曜日だっけ?まぁ何とかなるだろ。

説明
いえぇあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
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