IS<インフィニット・ストラトス>with LN<リリカルなのは>第八話
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第八話 セカンド幼馴染みとの再会

 

 

「おはよう、織斑君。ねえ、転校生の噂聞いた?」

朝、教室で席に着くなり話しかけられた。

「転校生?こんな中途半端な時期にか?」

てか、入学してまだ一ヶ月しかたってないのに。

なんで一緒に入学して来なかったんだろう?

「なんでも、中国の代表候補生なんだって」

「へぇ〜」

うちのクラスにも代表候補生が。

「わたくしの存在を今更ながらに危ぶんでの転入かしら?」

セシリアは腰にてを当てるポーズをする。

「セシリア、慢心はよくないぞ」

俺はセシリアにそう言った。

「す、すいませんでしたの..........」

セシリアもうつむいて謝った。

「慢心は身を滅ぼすことになるからな。今度からは気を付けろよ」

俺はセシリアの肩をポンと叩く。

「はい!これからは気を付けます」

セシリアはいい返事をしてそう言った。

「ゴホンッ。このクラスに転入してくるのではないのだろう。騒ぐほどのことではないだろう」

わざとらしく咳をして来たのは箒だった。

そんなにこの会話に入りたかったのだろうか?

まあ、一人でいるの嫌だろう。

俺も嫌だし。

「どんなやつなんだろうな?」

まあ、代表候補生ってくらいだ。恐らく強いのだろう。

それなりには。

「ムッ..........気になるのか?」

「? まあ、少しは」

すると箒はムッした顔で機嫌が悪くなった。

なんなんだろうな?

さっぱり原因が分からないのだが。

「今のお前に女子を気にする余裕はあるのか..........ってありすぎなのか..........」

箒は自分で言って何故かテンションダウンしていた。

「一夏さん、お強いですものね..........」

セシリアも同じだった。

何だ?どうしたんだ?

「ただ、来月のクラス対抗戦で戦う相手になると思ったから気になったんだけどさ」

俺がそう言うと箒とセシリアは何故か安心したような顔をした。

「でも、オリムーなら楽勝だよ〜」

そう言ってスローな動きで来たのは布仏本音だった。

あらためて確かめるが本音は魔導師だ。

別のクラスにいる更識簪も同じく魔導師だ。

布仏は代々更識の家につかえる魔導師の家だ。

そのため更識と同じく高い実力をもった魔導資が多く輩出される。

本音の実力はランクAぐらいはあったはず。

簪はそれをちょっと上回るくらいだが。

え?俺?たしかSSSだった気が..........(次元がかなり違います)

「そうだよ、織斑君なら誰にも負けないって!」

「フリーパスのためにもね!」

「今のところ専用機を持っているクラス代表って一組と四組だけだかし、まあ、織斑君なら関係ないかな」

わいわいと楽しそうにする女子一同。

ちなみに四組の代表は簪である。

「まあ、俺なりに頑張るさ」

そう返事をする。

 

 

「その情報、古いよ」

 

 

入り口の所から声が聞こえた。

「二組も専用機持ちがクラス代表になったからそう簡単には優勝できないから)

腕を組み、こちらを見ていたのは、

「..........鈴?」

「そうよ、中国代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告に来たってわけ」

トレードマークの茶髪のツインテールを揺れる。

「..........鈴、その口調似合わないぞ」

「な、何てこと言うのよあんたは!」

ようやく普通に喋る鈴。

「うん、そっちの方が鈴らしくていいと思うぞ」

俺がそう言うと鈴は顔を真っ赤にして

「..........う、うるさい///」

そう言った。

何なんだ?

口調変って言ったから怒ってるのか?

実際変だったのだから仕方ないだろう。

てか、鈴って俺の知り合いの特徴を合わせた感じだよな。

なのはさんの髪の毛の色。

フェイトさんのツインテール。

はやてさんの体格。

アリサさんの性格に口調。

ヴィータの..........胸。

まあ、どうでもいいんだけどさ。

「 あ 」

「...何よ?」

 

バシィン!

 

鈴の頭に強烈な出席簿打撃が入った。

我らが千冬姉の降臨である。

「SHRの時間だ。さっさと教室に戻れ」

「ち、千冬さん.....」

「織斑先生と呼べ。それに入り口を塞ぐな。邪魔だ」

「す、すいません.....」

鈴にドアから離れる。

千冬姉を見てビビったのだろう。

昔からなんだよな。

何でかは知らんが。

「また、あとで来るから!逃げないでよ一夏!」

何で俺が逃げる?

「さっさと戻れ」

「は、はい!」

二組に猛ダッシュ。

ほんと昔のままだな。

「てか、鈴ってIS操縦者だったのか。知らなかったな」

しかし声に出したのが俺のミスだった。

「.....一夏、今のは誰だ?知り合いなのか?えらく親しそうだったな?」

「い、一夏さん!あの方とはどういう関係なんですの!?」

「ぶー、オリムー今のだあれ?」

その他女子からの質問責め。

そして。

まさかの本音まで!?

 

バシンバシンバシンバシン!

 

「席に着け、馬鹿者どもが」

出席簿がクラスの女子たちに連続ヒット。

俺のせい...............なんだろうな。

「では、SHRを始める」

そう言って千冬姉はSHRを始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[(まさかの知り合いですか、マスター。流石にフラグを建てすぎでないでしょうか?まあ、それがマスターなんですけどね..........はあ、なのはさん達大丈夫でなんでしょうか..........)]

 

一夏のフラグの建てっぷりに溜め息をつつも納得していたスノウであった。

 

 

 

 

そして同時期のブラコン

 

(あの小娘が、やはり一夏のところに来たか..........どうしてこんなにも一夏の周りには女子があつまる..........しかしあれが一夏なのだから仕方がない..........はあ..........)

 

同じことを考えていた。

 

 

説明
もし、一夏が管理局最強魔導師と呼ばれていたらのifの物語。
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リリカルなのは 最強 一夏ハーレム インフィニット・ストラトス 

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