よっす！俺の名前は波風春真、転生者だ！女神様に転生させてもらって漸く一人で出かけることが出来るようになったので早速フラグを立てるためになのはを探し中だ

　幼少期のあいつは父親が重病でいつも一人寂しい思いをしたはずだ、それを俺が埋める→つり橋効果→将来ヒャッフーだ！

　んで、肝心のなのはを探すためになのはの家（出歩けるようになってから速攻でさがしましたよ！）から一番近い公園までやってきたんだが…いた！一人寂しく公園でブランコに乗っている

　では、早速立てに行きますか！！

「よ、こんな所でなにしてんだ？」

「君は…誰？」

　ん？なのはってもう少し声高くなかったっけ？まぁいいや、理想と現実見たく中と外じゃ違うってことだろうし全然気にならないからな！

　てか、幼少期からでもなのはかわえぇぇぇぇぇっ！！

　やっべ、寂しい思いしてるってのは分かってるが、それゆえに瞳が揺れているのが来る！きます！きまくります！

「俺の名前は波風春真ってんだ」

「僕は、高町なのは」

　え？僕？なのはって僕って言っていたっけ？まぁ、幼少時の描写って無かったからもしかしたら言っていたのかもな…それに、これはこれでありだな

「それで、改めて質問なんだがこんな所で何してんだ？」

「君には関係ないだろ…べつにどうでもいいじゃんか」

あれ？なんか、言葉使い粗くない？それに、今気づいたけどなのはってズボン履いていたっけ？似合ってるけどさ

　まぁいいや、今は気になったことを聞いてみよう

「なんか、つっけんどんだな。ま、いいや。そういや、女なのに僕とかその言葉使いは直したほうがいいんじゃないか？」

もしかしたら、ブラコンの言葉使いが移ったのかもな、ここは強制しといたほうがいいだろう

　俺が考えていると目に見えてなのはの機嫌が悪くなってきた…俺何かした？

「…僕は男だよ」

「はぁっ！？」

　え、ちょ、まっ！？

「え、あの、その、男？なのはって名前で？」

「ズボン履いてるのに分からないのかな？まぁいいや…なんか、僕が生まれたところの看護師さんが間違えたみたいで名前が決まるまで気づかなかったんだって」

　いやいやいやいや、いくらなんでも可笑しいだろう！！

「それに…その…僕の…あ、あそこが…ちっちゃくて…」

　いやいやいや、気づこうよ両親！！いくらなんでも、かわいそう過ぎるぞ！！って違うそこじゃない！！

　問題は…問題は！！

　なのはがTSしてるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ！！！！！！

「それで、君はなんのようなの？」

　逆に此方に質問をしてきた…質問に質問で返しちゃいけませんって違う！！

「あ、ああ、そ、それは、だな」

　い、いえねえ…幾らフラグのためとは言え、なのはが寂しそうなのを見て見過ごせなかったなんて…

「え、えっとだな…」

「うん」

　じっと此方を見つめてくるなのは（男）

「じ、実は俺って友達がいなくて、友達に出来そうな奴を探していたら寂しそうにしているお前を見つけちまってな…声をかけちまったよ」

　何を言ってるんだ俺ぇぇぇぇぇぇっ！？いえないとか言っておきながらおもっくそ言ってるじゃねえか！！

「え…？」

　ちょっと待てなのは！！なんで、頬を赤らめてるんだ！！嬉しそうなんだよ！！

「そ、そっか…そ、そんなに言うなら別にいいよ？友達になってあげる」

　待て待て待て！！そのキャラはアリサ用だろう！！なんで、お前がツンデレっぽくなってるんだ！！

「あ、ああよろしくな？呼び方は好きなようにしてくれ」

「うん！！よろしく春真君！！」

　こうして、差し出した手を握り返すなのは…なんで、なのはがTSしてんだよorz

「春真君！！」

「ん？どうした？」

「ありがとう！僕を救ってくれて！」

　まぶしい笑顔をこちらにむけてくるなのはに俺の気持ちは沈んだよ！！綺麗な顔なのに男ってなんだよ！！

　この日から俺となのはの友情

・・

が始まったのだ