SHK（すずか×春真キス）事件から、早くも2年が経ち俺達は3年生へと上がった

　そんでもって昨日、ユーノのやつが夢に出てきたので原作がもう始まるって事なんだが…俺って女神様にデバイスお願いしたんだけど手元に無いよ？

　もしかして、なのはと一緒に手に入れるのかな？

「は・る・ま・君！お昼行こうよ?」

　授業が終わり、なのはが昼に誘って来るんだが…お願いだから語尾にハートをつけるような言い方で誘うのをやめて！！

　ほら見ろ！周りの男連中は面白くなさそうに睨んでくるし、女子連中はヒソヒソと喋ってるしさぁぁぁぁっ！！

　てか、何で男が面白くなさそうにして女がヒソヒソ喋ってるんだよぉぉぉぉぉっ！！

「あ、ああ」

「ほらほら！時間は待ってくれないんだよ！！」

　やめい！！手を握るな！！満面の笑みを向けるな！！

　そして、すずかも顔をほんのり赤くしながら制服の裾を掴んでくるな！！

　アリサも面白くないなら割り込んで来い！！男にこんなことされて嬉しくないからお前が割り込んで着てくれたほうがよっぽどいいわ！！！

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「将来の夢か…お前らは何か考えているか？」

　とりあえず、さっきの授業で言っていたことを思い出して振ってみる。因みに最初のころは寝ていたんだが成績表に授業態度が悪いと書かれて以来まじめにやっている

　え？なんでかって？だって、両親いるんだぞ？小遣い制だぞ？幾ら成績が良くても減らされるわ！！

「俺は当然、父さんの会社をついでやるぜ！！」

　アリサは原作と同様に両親の会社を継ぐ気満々みたいだ…からかうと直ぐにムキになる癖をどうにかしないとTOPにはなれんぞ

「僕は…ん〜、お姉ちゃん見たく工学や機械に関連しそうなことをしたいかな？」

　すずかが答える…そう、俺の唯一の救いは忍が女なのだ！今はブラコンが彼氏だから奪えないがいざとなったら消してでも奪ってやる！！

「春真君、なんか顔が怖いよ？」

　おおっと、つい本音が漏れそうになっちまったぜ

「僕は、喫茶店かな？お父さんみたく美味しいコーヒーを入れてみたいな…あとは、色々やってみたい、かな？」

　士郎は当然復活しており、原作見たく毎日翠屋でコーヒーを入れているマスターだが…あんな、泥水飲める奴の気が知れねえ！！なんだよ、あの苦いのは！！砂糖を入れろ！ミルクを入れろ！！キャラメル入れろ！！

　あと、なのは君？なんで、色々やってみたいというくだりで俺を見たのかね？なんか、お尻がキュッとしたよ？

　すずか君？なんで、俺を睨むの？いったのはなのはだよね？あと、さっきから鳥肌が立って止まらないんだけど…

　あと、アリサ君？なんで、こっちを妬ましそうに見てるんですか？変わってあげますよ全力でね！！

「そういう、春真はどんな夢なんだ？」

　ふっ、よく聞いてくれました

「俺の夢はな！」

　立ち上がり声高らかに叫ぶ、この世界にくるきっかけになった理由をな！！

「俺は、好きな奴と幸せな家庭

ハーレム

を築くことだ！！」

　女神様も言っていたが、ハーレムを築いて問題ないんだ！たとえ三人娘が三人息子であっても希望は捨てねえ！！女の子キャラは腐るほどいたんだからな！！

「へ、へ〜。なんか、大声出している割には平凡な夢なんだな」

　フッ、アリサはまだ子供だからこの夢

ハーレム

のすごさが分かんないだろう…しかし！男なら誰しも夢見るのがハーレムだ！！

　……んで、なのは君とすずか君？なんで、そんな期待に満ちた目でこっちを見てるのかな？君たちはお呼びではないよ？結婚式には呼んであげるけどね

「さてと、そろそろ教室戻るか」

「そうだね」

「いこうぜ」

「うん」

　帰りはユーノを拾うイベントだったかな？

　いや、マジでどうしようあの淫獣。むしろ放置してなのはをそっちに行かせないようにすれば今後の生活の安全保障されるかな？

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「そんなことを、思っていた時期が私にもありました」

「何を言ってるの春真君？」

　現在俺達はユーノを広い、動物病院に連れてきたのである。因みに、原作だと確かトラは2のヒロインがいたはずだが、いないのは何かの嫌がらせか？

「大分弱っているようだが大丈夫だろう。さ、君たちは一度帰りなさい、親御さん達も心配するだろうからな」

　そういわれては引き下がれないので、俺達は素直に病院を後にした

　…それにしても、念話ね。初めて体験すると結構怖いものだな、だって突如として頭に声が響いてくるんだぞ？

　お化けかと思うわ。そう思うとなのは肝が据わっているな…まぁ、正義感は強いからなぁ…

　とりあえず、夜にこっそりと後をつけよう…下手に巻き込まれてこれ以上なのはにスキンシップ過多になられても困るしな！