さてさて、屋上だ

さっき姫ちゃんと冥加のことで決着を付けるために

連絡｜（テレパシー）したところだ

でも、問題発生

「・・・ほんとどんな漫画？」

こういう時に邪魔とか嫌なんですけど？

まぁここ漫画の世界なんだけどね。

まぁ問題はその邪魔な人

「やぁ零、久しぶりだね」

まぐろだ、こいつは厄介すぎる

妹の話になると止まらない

いつもなら俺も上機嫌で語るところだ

しかーし！今はそんな暇ないのだ

速攻終わらせてやろう

「おう、久しぶりだな、悪いが今日は語る暇がない

俺は行くぞ」

さて、スルースルー

「させないよ零」

邪魔だぞどけよまぐろ

「どけよ」

「語ろうじゃないか！」

目を光らすな！

『攻音騎』

「じゃあな！」

「させないって」

「！？」

前に立ちふさがんなよ

つーかこっち亜音速だぞ！？

おかしいだろ！

「語るまで逃がさないからね☆」

「黙れボケ！」

『暴君』！

これで亜音速の十倍、つまるところマッハ十

「追いつけるわけが・・・」

「あるんだよ」

はぁ！？

こっち来んな、しつこいぞ！

「いい加減にしないとぶちのめすぞ！」

「やってみなよ、妹を語るためなら君だって勝ってやる」

やってみやがれ！

時を自由にする技『｜時間弄り（フリータイム）』

「時よ止まれ！ＴＨＥ　ＷＯＲＬＤ！」

とまぁあのお方の技で

一件落着！

「止まんないよ〜」

なんだこいつ止まってない！？

もう変態じゃねぇ、人外だろ！？

・・・わかった、妹が好きなだけの人外なんだな、そうかわかった

「本気でぶっ潰す」

ＶＳ創セットでぶっ殺す！

邪魔した罰だ！

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「ふー疲れた」

「・・・」

怪我は治したし一件落着っと

「とんだ邪魔が入ったな」

「そうかい？、一応僕なりに気を使ったんだけどなぁ」

「もう起きたのか！」

今日のまぐろはおかしいぞ

「創くんに色々頼まれてねそれのおかげだよ」

「ああ、あいつが・・・って創が？」

「そう、「神姫のことで悩んでるみたいだから助けてやってくれないか」って」

「・・・」

よ、余計なことしてくれやがって

「もう大丈夫みたいだし行くね」

「おいまぐろ！」

「どうした零？」

「ありがとな」

「何言ってるんだい同志、僕と君の仲だろ？」

そうだな・・・

「合言葉は！？」

「「三本柱は妹・妹・妹だ！」」

はっはっは

まぁ時間食ったのは間違いないし急ごうっと

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っで、なんでまた邪魔が入るかな？

「零、久々に俺と戦っとけ！」

「僕も混ぜてもらうよ、零君が悩んでそうだ

だから殺す」

「「「「「「さぁ戦おうか零君、仲良くしてね」」」」」」

「俺は武闘派じゃねーが改造してやるぜ」

「その悩みをライダーがうちこわす！」

「ねーちゃんのことだし俺も入るぜ」

いやいやおかしいでしょ

何で十三人が出てくるんですか！？

「ちょ、今日は急いでるから勘弁して！」

『無理』

ですよねー。

もういい時よ止まれ！

『無駄』

こいつらも創の息がかかってんのかよ！

―――――――――――――――――――――――

「あーあ！時間がやばい！

大遅刻だ！・・・お前らのせいだからな！」

もう十分も遅れてる！

（零の基準は五分遅れ＝遅刻六分以上遅れ＝大遅刻となっています

ただし女性との待ち合わせに限る）

『がんばれよー』

「あーもー、うっさい！」

なんだよ！いい奴過ぎんだよあんたら！

――――――――――――――――――――――――

「兄さんまだかな」

「姫、零は約束破らないよ」

「そうですよね」

くっそ急げ急げ

「はぁ・・はぁ」

階段キツイ！

でも頑張れ俺！

「もうちょっと！」

扉を開けて！

ガチャン！

「「あ・・・」」

「お待たせ」

「「なんで能力使わなっかったの（んですか）？」」

「あ」

―――――――――――――――――――――

「兄さん、急に呼び出して話は・・・まぁ予想はできてますけど」

「私も検討はついてる、その話？」

「・・・あってるよお二人さん」

お前らの思ってるのそのまんまだよ

「二人のどっちを選ぶかだ」

「じゃあ・・・聞かせてください」

「じゃあ・・・聞かせてくれ」

二人が太陽にみえる・・・綺麗だ

女の子ってこういう時こんなに綺麗なんだ

じゃあ、俺も腹ぁもう一回括るよ

本気で言う

「俺は・・・」

「「・・・」」

「姫ちゃんが好きだ！」

「「！！」」

これが俺の気持ち

本気の気持ちだ！

「・・・兄さん！」

「おうわっ！」

飛び込まれた、意外と痛かったぜ

「・・・冥加」

「・・・零がいいならそれでいい

零が好きだから、零が選んだならそれでいい」

「うん」

「・・・でも、一つだけお願い」

「？」

「友達でいい？」

・・・いやいや、ここでこのお願い断ったら

俺鬼畜じゃね？わかんないけど

でも、冥加が頼むなら

「いいよ」

「うん・・・じゃあ」

走ってっちゃった

此処で冥加に謝ったらそれは最低だと思うからやめとこう

ここは一言思っておこう

ありがとう冥加

後姫ちゃんも

「姫ちゃん」

「なんですか？」

泣いてる！？

今気づいたよ！

「姫ちゃん顔拭いて！」

「あ・・・ごめんなさい、嬉しくて、つい」

「うん、わかってる、ありがとう姫ちゃん、それから」

「好きだよ」

「・・う・・・ふぇ・・・うう、グスッ」

え！？ちょ、泣かした！？

「姫ちゃん！？」

「うええええええん！兄さん〜〜〜

私も大好きです〜〜〜〜！！」

わあああああああ！

泣いちゃったよおおおおおお

でも可愛いよおおおおお！！

「あああああ！！よしよし」

「ふえええええええん」

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三人称ＳＩＤＥ

〜〜〜数日後〜〜〜

此処は生徒会室

そこは生徒会面子からすれば日常の

非生徒会面子からすれば異常な光景になっている

生徒会メンバーが仕事をしている傍ら

全く見当たらない生徒会補佐達は

入り口すぐの二つのソファーの上にいる

「兄さん、あーん」

「あーん」

そこにはあれからイチャイチャ全開で

ポテチをあーんする神谷兄妹と

「創大好きィ、むにゃむにゃ」

「俺も好きだよー」

姉兼彼女を膝枕しながら

そのの寝顔を堪能し

しかも寝言のでの好きにも律儀に返す

終姉弟がいた

その日常風景は学園でも知らぬ者はいないほどの

有名なことになっていた

最近の来客状況は目安箱を除けば

雲仙冥加が一番だろう

騒動より神姫と今まで以上に仲良くなった

冥加は、時々生徒会室に遊びに来る

最近は一般生徒とも仲良くなり男にもたくさん告白されたらしいが

ことごとく撃沈しているらしい

この、神谷、雲仙、終の三組の兄妹

は仲が良く

食堂で一緒にいる姿は名物になっていた

――――――――――――――――――

零ＳＩＤＥ

「姫ちゃんー」

「はーい」

「仕事行こうぜ」

「わかりました」

色々あったけど

無事？収まったしめでたしめでたし

「さーて行きますか」

「はい、兄さん」

「手をつなごうか」

「！・・・・はい」

可愛いね姫ちゃん

手ももやらかいよ

さて、一騒動あったんだししばらくは

姫ちゃんとイチャイチャしてよーっと

「姫ちゃん、好きだよ」

「私もです、大好きですよ」

姫ちゃん最高！

ひゃほおおおおおおおおおおお！！