現象起こしの転生者第三十一話 |
「大阪って言っても色々あったなー」
「やろ?まぁ全部は無理でもできるだけ多く見て楽しんでくれや」
わかってるさ都、お前らと何かできるなら
何でも思いっきりやってやるさ
「それで、ここはどこなんですか?」
「富士山の上」
「大阪どこ行ったのよ?」
本当にな、大阪から一気に全然ちがうとこじゃねーか
富士山に飛ばせって言われた時は驚いたね
「しゃーないやろ?中学の時の行動範囲なんて決められとんのや!」
「まぁ中学生の小遣いなんて決められてるもんなぁ」
「やろ?小遣いためて行ったのがあの二つくらいやったんや
しかたないやろー」
「文句は言ってないわよ、拗ねないで都」
「むー」
あーあーお熱いお熱い、火傷するね
ハートが見えるピンク色の空気が舞ってるよぉ
「はぁー、こいつら・・・いいもん、俺は姫ちゃんと引っ付くから」
ぎゅー
「に、兄さん・・・」
『なんだあの超軽装な二カップル』
―――――――――――――――――――――――
「まぁ日帰りになったわけだけど?」
「そうやなぁ・・・・わかった、カラオケ行こう」
「なぜそこに行きついたんですか・・・」
「都はこうゆう奴よ」
まぁバカがこいつの売りだしなぁ
仕方ないだろ
〜〜カラオケ〜〜
神姫SIDE
「〜〜〜♪」
「やんや、やんや」
お二人ともはしゃいでますよね?
今の内です!
「あの・・・結香さん」
「どうしたの姫ちゃん」
「さっきの、兄さんのことでの話ってなんですか?」
「ああ、あれ?・・・そうねぇどこから話そうかな?」
「最初からでお願いします」
兄さんのこと全部知ってないのは嫌です
兄さんは私の兄さんです
我が儘ですけどいいですよね?
「・・・ふふふ、コロコロ表情変えて、可愛いね妹ちゃん」
「ふええ!?」
「いいよ、最初からね」
――――――――――――――――――――
「あれは中三の二学期終盤くらいだったかなー?
私はいじめられてたっていうのは話したよね?
あの時もいじめられてたけど都たちがいたから自殺はもう考えてなかったの
都と零は私が傷を作ってるのを見るたび「誰がやったんや!?」とか
「消毒してやるから膝出せ!」とかっていっぱい心配してくれてね。
嬉しかったの涙が出るくらい、二人の知らないところで嬉しくて泣いてたしね
本当は自分がこけてできた傷もあったんだけどそれも二人は心配してさ。
私は二人に何かあったら嫌だから誰がやったとか言わなかったんだけど
二人は違う組だったからそもそもわからないし
二人が心配するし私は変わらず学校に行ってたの
そしたらもっとひどくなってね。
言葉とかちょっとした物をぶつけるとか机に落書きされるだったのが
殴る蹴るとかバケツの水をかけるとか
物がなくなってゴミ箱からボロボロになって出てきたり
机や椅子もなくなってるし
だんだんひどくなったの。
私が自殺しようとしたときのはまだ序の口だったんだーとか思ったわ
私もう生傷ばっかでさ、教室も行きたくなくなったの
だから学校の中で隠れて二人を待つようになったの
校舎裏の隅とかにね
まぁそれで一週間くらいは持ったんだけどバレちゃってさ
休み時間のたびに追いかけっこでさ
まぁ私足そんなに速くないから追いつかれて殴られたりしたわけ
それでね、もう嫌!って思って、「助けて!」って叫んだら
「どうした!」って聞こえて都がいてさ、なんていったと思う?
「俺の嫁に手ぇ出してんじゃねーよ!」
だって、遅れて登場してしかもそこで俺の嫁発言って、
は?・・・って思ったよ、嬉しかったけどね
都はいじめてたやつらと殴り合いしたの
私は怖くて動けなくてさ、ずっと隅っこでびくびくしてたの
都は何とか勝って、でも怪我もいっぱいしたの
どうして来たの?って聞いたら
「お前の君の奴らが移動教室でもないのに騒いで出てったからな」
だってそれで零と別れて探してたらしいの
「ありがとう」って言って都も「うん」って言ったあたりで零が来てね
その時だけいつもと違う気がしたの、なんていうか目が違ったの
完全に一つのことしか見えてないみたいでさ、都はわからなかったのか
零に聞かれたことそのまま答えたの、「お前らをこんなにしたのは誰だ」
っていう零の質問に、それ聞いた後零は私たちつれて保健室に行ってその日は終わったの
でも次の日に零が事を起こしたの
次の日は都がずっとついてるって言ってくれたから
授業は出なくても学校に行くことになってさ
それで昼休みに零の教室に行って見たの
そしたら零がいなくて私の教室から何かがぶっ飛ぶ音がしたからそっちへ行ったの
そしたらね、・・・零がキレてたの
あんな零は初めて見た、容赦なく相手を殴り倒して
しかも相手の攻撃は全部避けるの
何にも言わないで無表情に何人も相手するの。
零は基本女の子に手は出さないでしょ?
出しても怪我はさせない。でもその時は違った
私をいじめてた女子も男子も両方ぶん殴って
叩き潰してた。
私たちは当然止めに入ったよ?
でも入れなかったの、入ったのに入れなかったっておかしいけどね
あの時の零は怖かった、都も近づけないほどに
目が違ったかな、相手のことを人として見てないような目
結局動けたのは全部終わってからだった
周りが私をいじめてた奴等が女子も男子も関係なく倒れててさ
その真ん中で零が無傷で立ってるの
怖くってその時は二人して逃げちゃった
その後零に聞いたらさ
「ごめん」だって、零は親殺されたでしょ?
私たちが傷つけられたの見てキレちゃったんだって
私たちは気にしてないけど零は結構へこんじゃってさ
零といるなら知っていってあげて
何かあって零が落ち込んだ時は許してあげて
零って強そうで結構雑魚いから
まぁつまり、何が言いたいのかというと
本当に悪い時以外は零の味方でいてあげて」
「・・・・わかりました」
「そう、じゃあいったんさっきのは忘れて、楽しみましょ!」
「そうですね・・・兄さんに悪いですし
楽しんじゃいましょう!」
わかりました兄さんが倒れそうなら
支えるのがお嫁さんの役目です!
兄さんが何をしても(まぁさすがに敵にまわっちゃうほど悪いことをしたら別ですが)
私は味方です!
――――――――――――――――――――――――
「次どこ行く?」
「お泊り会でもするか?」
「いいね、やっちゃいましょ」
「じゃあ夜ご飯も頑張りますね!」
「『転送』」
兄さんの世界はすごく楽しいです!
零SIDE
「・・・さて買い物行くか」
「「「はーい」」」
「何作る?」
うーん、正直二人の作ったものなら何でもいいんだよなー
美味いのが保障されてるし
「う〜ん、何でもいい」
「同じく」
「それが一番困るんだけどね」
「何か言ってくれないと迷っちゃいます」
それは悪いな、仕方ない要望を言おう
・・・何にしよう?
「・・・零」
「・・・都」
「「思いつかねーよな?」」
ですよねー・・・なんでもおいしいのに
「「うーん・・・」」
「速く決めてね」
「遅くなると困っちゃいますから」
「「・・・そうだ!!」」
「ハンバーグにしよう!・・・あ?」
「ステーキにしよう!・・・は?」
いやいや、ハンバーグだろ
「常識で考えてここはハンバーグだろ?
姫ちゃんのハンバーグは絶品以外の何もんでもないだろ?」
「はぁ?何ゆーとんねん、ステーキやろ
結香の焼き加減舐めんなよ?」
「やんのかごらぁ!?」
「やったろやないか!」
「あんたらやめなさい!」
「喧嘩しちゃだめです!」
「「ごめんなさい!!」」
「両方作ってあげるから」
「もう喧嘩しちゃだめですよ?」
「「はーい」」
『なんだ此処!?ピンク色の空気が出てる!』
説明 | ||
神様と転生した主人公が めだかで原作に入るお話 ※注意※ めだかボックスの二次創作です キャラ崩壊するかもです 作者は分が苦手です 俺TUEEEE系です 自分的解釈もあります 上記でもよい方以外はバックすることをお勧めします 構わないという方はよろしくお願いします |
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