(仮)とある少年は絶対勝者 episode1 上条と亜蘭
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俺は、神王こと神王 亜蘭(かみおう あらん)だ。

 

こんな偶然あるのかよと思ってしまうよ!だがしかし、神の手にかかれば。偶然が必然になるかもしれないな!

 

上条には、皆聞き覚えがあるだろうな?そう、上条当麻(かみじょう とうま)と同じクラスにいる。しかも、隣にいる。

 

俺は、上条の恋愛構成(フラグメイカー)に悩まされている。

 

で、現在は俺は小学6年で、当麻も小学6年ですね。

 

…このときから当麻は、「疫病神」なんてゆうあだ名がついていた。

 

逆に、亜蘭は神人の体質であったせいか幸運であり、当麻と一緒であったときはお互いに打ち消しあって、不幸を幸運が上回っているためプラマイ0となっていたため、当麻が一人であった時の不幸が余計に目立った。

 

しかし、このときから当麻はお人好しであったため、亜蘭のせいには決してしなかった。

 

「…なぁ、亜蘭。俺って不幸だよなぁ」

 

「そっそうだね…ぷっ!」

 

「笑うなぁー!俺だって気にしてんだよ」

 

何があったのかというと…

 

―――

 

…畜生!なんでたってなんでもないところでコケンだよ!

 

イテテ

 

と言いながら歩いている当麻。

 

今日は少し亜蘭より速く帰ってきているのが失敗だった。

 

「…くそっ!イライラするな!」

 

かっ!と缶をけって、カコンと壁へあたる。

 

…はずだったが

 

「くっはっ!」

 

缶をそのまま踏んでしまってゴロンと転がって道の端の水路に…

 

ドボンッ

 

――――

 

でこうなっている…

 

ちなみにどぶ臭いので、1M離れて歩いている。

 

「って!止まるなよ!当麻」

 

ちなみに俺は、当麻と呼び、当麻は亜蘭って呼んでいる。このとき、当麻と呼ぶ者は亜蘭だけであった。

 

もちろん恋愛構築(フラグメイカー)である当麻は、クラスの女子の大半を落としているよ。

 

「そういえばさ、来週は遠足行くだろ」

 

「はぁ?そうだっけ」

 

はぁー…

 

溜息をつく亜蘭。

 

「めんどいよ…」

 

って言ってても、当日にはウキウキなくせしてw

 

――――

 

当日

 

「おっしゃぁーーー!遊びつくしてやる!」

 

「おいおい、そうはしゃぐな亜蘭…」

 

ここはって?

 

もちろん遊園地なのさ。ここ等でもデカいやつな!

 

そんなのどうでもいい。

 

午前中から午後まで、自由さ!

 

学校側での理由は、

 

「一日くらいは、教師も生徒も自由にはね外したっていいじゃないか?」

 

ってことらしい。

 

…なんだかんだあって、現在お昼だ!

 

弁当を食べるぜぇ!ヤッフー!

 

って、ジース(ジュース)がないではないか!

 

あらかじめ、こずかいとして千円が渡されているのでジースを買うぞ!

 

「ジース!ジース」

 

自販機の前で一気飲みさ!

 

…とはいかず、

 

なんか俺注目受けていないか?

 

と亜蘭は気がかりがある。

 

というか!炭酸の一気飲みはきついよね。それにキンキンのは特に!

 

なんて思っていたりもしている。

 

まぁしかし、亜蘭は世の中で言う、イケメンだからである。小6のくせして…

 

それに+自分がイケメンだと自覚なし。よく居るよなこうゆう奴。

 

さて飲もうかな…。ってなんだ、あの子はこっちを凝視して!

 

よく見ると、

 

打ち止め(ラストオーダー)!?

 

って、違う違う。あれは、御坂美琴だ!

 

と、思いつつ話しかけた。

 

「…ねぇ、キミ」

 

「っへ!な、なんですか」

 

御坂は、多少オロオロしている。

 

「ジーッじゃなかった、ジュース飲みたいの?飲みたかったら買うけどさ」

 

「べっ、別にそうゆうわけじゃ」

 

「そう」

 

といい、コーラを飲む。後ろから、「でも、やっぱに飲たいかも」なんて聞こえたら、買うしかないよね!

 

「何が欲しいんだ?言ってみろ」

 

「いっ、いやそうゆうわけでは「いいから」…紅茶」

 

「紅茶ね………っとはい」

 

「うん、ありがとう!」

 

「…で、名前なんて言うの」

 

↑もちろん、知っているよ。

 

「おれは、神王亜蘭だ」

 

「私は、御坂美琴です」

 

「誰と来たの?」

 

「お母さんと……」

 

といったので、御坂の母美鈴を探すと見当たらないので…

 

「…はぐれはのか?」

 

「…うん」

 

と言って涙目になったので

 

「お!泣くなって!…よし!分かった!一緒に探してやる!」

 

「……本当?」

 

うっ!涙目に下からの見上げ、こいつは強力だ!

 

ふいに目線をそらすと

 

「どしたの?亜蘭君?」

 

「ん、いやなんでもないよ!」

 

じゃ!いこと言い手をひぱっていく。

 

かれこれ、2時間たった。片っ端から、探している。

 

「キンコーンカンコーン…迷子のお知らせです。御坂美琴ちゃん、御坂美琴ちゃん親御さんが…」

 

「おっ!やっと、放送入ったかぁ」

 

美琴を背負っていった。

 

疲れ切って俺の背中で寝ている。

 

「…う…ん…?」

 

「まだ、寝てていいぞ。連れてってやるからな!」

 

んじゃ、もうひとっ走りか…

 

たったったった…

 

…といたいた。

 

――――

 

そのあとは、美鈴さんに美琴を渡してきた。

 

そうして、学校の集合時間に遅れた…

 

上条を睨んでみる。

 

「……っ!めっ目線がきつい!!」

 

なんて言っている馬鹿ひとり。

 

愉快で楽しいわ!

 

――――

 

かれこれ3年の月日(実質中3年の終わり)たとうとしている。

 

ここ”学園都市”総人口二三〇万人。その大半は学生であるのは、驚きである。

 

そんなとこにいるか俺はなぁ…

 

卒業式…

 

中学の終わりにイベントか

 

「なぁー、上条。今年もお前は、ラッキースケベ連発だったよな。女子更衣室のぞいたり、女の子おし倒したり、女子更衣室のぞいたり…」

 

「おい、亜蘭。同じのが2つも入ってるぞ」

 

「実際そうだろ。水泳・体育の授業。”毎回”のぞいてたろうが」

 

キッ!

 

「うわ!男子の!男子の目がきつい!」

 

「あっ!かっ上条さん!昨日はありがとうございました」

 

 っとその時、タイミング悪く(亜蘭にとっては、とてもよく)上条の前に女の子がきてた。

 

「んあ!別に当然のことをしただけだよ」

 

「上条!」

 

「んっ?」

 

「また、女の子にてぇだしたんか!」

 

「また!って人聞きが悪いでございますよ!!」

 

「ごちゃごちゃうるせぇ!死ねリア充!」

 

うおおおおおお!っと雄叫びを上げながら男子は上条を殺しにかかっている。

 

亜蘭とゆうと、

 

「上条よ!自分を恨むがいい」

 

と高笑いしている。

 

「あっあの!神王さん」

 

「ん、なんだい」

 

そこには、何だか知らないが女の子がいました。はい。

 

「…えっと、あのですね…」

 

「何?」

 

女の子は決心したらしく…

 

「神王さん!いや、亜蘭さん!」

 

なぜ言い直した!

 

「す…」

 

「す?」

 

「…好きです!付き合ってください」

 

「…へ?」

 

「「「「神王!」」」」

 

「………(ひやっ!)」

 

ぎぎぎ

 

とでもなるように後ろを見る。

 

「「「「この……裏切り者!」」」」

 

「…逃げるが勝ち!」

 

だっと走り出すが

 

「(この娘も一緒に)すまんが、失礼するよ」

 

「えっ!わっきゃ!」

 

とっさの判断で女の子とにげる。世の中で言う”お姫様抱っこ”で…

 

「「「「まて!裏切り者――――!」」」」

 

「待てと言って誰が待つか!!」

 

「………//」

 

手の中では、女の子が頬を赤らめていた。

 

――――

 

「…っとまいたかな?」

 

「………」

 

「少し話してもらえるかな…」

 

口を開く…

 

「…じゃ、さっきの返事が聞きたいです」

 

「返事か…。ごめんな。俺は付き合えない」

 

「なっなんでですか!」

 

「すまんな…「神王!」って追ってか!?」

 

ったくといっている亜蘭は、ナイスタイミングとも思っていた。

 

――――

 

「…!あれは上条か!?」

 

走って近づくが…

 

「………」

 

「…ちがうな。これは、上条に似た何かだな」

 

そこには、動かぬ屍があった。

 

「………」

 

「「「「裏切り者!!」」」」

 

「追いつきやがったか!ってさっきより多くなってないか!」

 

今更だが、神王には”神人”があったので、走り続けることは苦ではなかった。

 

逆に楽しんでいたりしてたり…

 

「「「「罪の鉄槌を!」」」」

 

「本心は?」

 

茶化してみる。今も、走ってるよ!

 

「「「「俺ももててーよ!」」」」

 

「アラヤンばかりずるいにゃー!」

 

「そうやで!アラヤン達ばかりもてんや!」

 

「しらねーよ」

 

「そのルックスが悪いんやー!」

 

「てか!なんで猫とピアスがいる!」

 

命名亜蘭 猫とは土御門

つちみかど

 元春

もとはる

でピアスが青髪 ピアス(あおがみ―)である。

 

――――

 

で男子の集団をまいて(←捻り潰して)帰宅中。

 

「っつ!亜蘭のせいだぞ!」

 

「俺も、同じこと食らったからお互い様だ」

 

「…もう高校か…」

 

「何話題変えてんだ亜蘭!」

 

「…もう高校か…」

 

「繰り返すな!」

 

「…もう高校か…」

 

「あーもう、そうだな…」

 

「ってことは!能力検査(システムスキャン)があるってことか!」

 

「また今年も、レベル0かぁ」

 

「悲惨だな」

 

「お前はさ。すごいことに学園都市は言ってから一度も能力検査してないよな」

 

「奇跡だな…早く自分の能力知りたいよ!(実際は知っている)」

 

これまでずっと、レベル0扱いされている。

 

「お前は、またレベル0だろうなー」

 

「んな!ひどいことを上条さんこれでも努力してるんですよ!?」

 

「本当なんだか?」

 

疑惑を立てる。

 

「んな!ひどいことw「同じことを繰り返すな!」…」

 

「まぁ…楽しみだな」

 

「ああ」

 

――――

 

学生寮

 

「じゃまな!また明日」

 

「学校終わったのに、毎日男と合うのかよ!」

 

「しょうがないだろうが隣同士なんだから部屋!」

 

「そうだったな」

 

――――

 

室内

 

「七月から物語が始まるか…」

 

しみじみ思うな!

 

「…何か起きないかな。事件でもな」

 

この言葉が不幸(幸せ)を呼び寄せたのだった。

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