CLANNAD〜赤毛の少年〜 3 |
涙side
私は、学校が終わりまだお兄ぃの学校が終わってなかったみたいだから、光坂高校に行く坂の途中
で待つ事にしたんだけど・・・・・・・。
「ねぇねぇ、君可愛いね♪何してるの〜?」
「暇ならどっか行こうよ〜♪」
「・・・・・・・・・」
どうしよう。どうやって断ればいいのかな!?・・・早く諦めてどっか行ってくれないかな?
「そんな無視しないで、どっか行こうよ」
「そうそう3人で楽しい所に遊びに行こうよ」
「・・・・・・・・・・」
それから何分か経過して、だんだんイライラしてきているみたい・・・・。
「なんか喋れよ!!」
「そうだぜ、いい加減話そうよ##」
私は、怖くなって鞄から紙と書くものを取り出そうとした時!!相手の男が腕を掴んできた!!
(怖い、助けて!!誰か・・・・お兄ぃ!!お願い助けてぇ!!!!!)
その時、聞きなれた声,でもいつもと違う声が聞こえてきた。
「やめろ!!!その子から離れろ!!!!」
お兄ぃ!!!2人組の男の1人が、腕を掴んだ時に、お兄ぃが助けに来てくれた!!
涙side end
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「はぁ##誰だよお前!!」
「いきなり話に、関係ない奴が入ってくんなや!!!」
ナンパ男2人が、仁に詰め寄った。
仁は、無言で涙と涙の腕を掴んでる男に近づいて、男から涙を離した後2人組を見て怒鳴った。
「関係ない!!俺が関係ないだって、その子はイヤ涙は、俺の妹だァ!!!!!だから、勝手に人の
妹に手出して怖い思いさせてんじゃねエよぉ!!!」
そう言って、仁は涙と男達の間に涙を守るように割って入り睨み付けた。
「お兄さんは、ヒーロー気取りですか!?それとも、ナイト様ってか!!!!」
「こっちは、2人なんだぜ!!妹の前で、格好悪い姿見せることになるぜ!!」
2人組は、仁が着た事でイライラが、爆発したようで最初から喧嘩腰で仁に絡んで来た。
が!!仁も頭に血が上っているようで、口調まで変わっている。
「だから?2人も!!じゃなくて、たかが2人でしょ!?アンタら2人なんて」
仁が、その先を言う前に状況は2人の少年の所為で?大きく変わった。
「そうそうアンタら2人なんて俺達なら楽勝だぜ」ニヤ
「数は、こっちの方が多くなったけどどうするつもり?」
「えっ!!」
仁とナンパ男2人が、声のする方に顔を向けるとそこには、仁が今日知り合いさっきまで一緒に帰っ
ていた友人がいた。
仁side
「な、何なんだよ」
「関係ないだろ;」
ナンパ男の言葉に反応した春原が答えた。
「僕達は、ソイツのダチなんだよぉおお!!!」
「春原」
「そうだぜ風桐!!春原は別として、俺達ダチなんだからもう少し頼れよ」ニコッ
俺は、こんな時まで春原弄りの岡崎の言葉に、呆けてしまい春原は、怒り出した。
「アンタは、鬼ですか?こんな時まで僕を弄って楽しいんですか!!!せっかくキメた僕だけダチじ
ゃないみたいでスッゲェ恥ずかしいんですけどねぇえ!!!!!!!!」
「あぁ、スッゲェ楽しい♪」ニコッ
俺は、岡崎と春原の会話を聞いていて思わず噴いてしまった。
「クス!!クスクスハハハハハハ、ホントホント岡崎の言うとおり凄い面白い」ニコッ
「アンタら鬼ですかぁあ!!!!」
「お前らふざけんなよぉおお!!!」
俺達の状況とは不釣合いな会話に、我慢の限界がきたのかナンパ男の一人が、俺に襲いかかってきた!!!
しかし、俺は襲いかかってきた相手の腕を掴み後ろに回し、関節をキメた!!!!!!
「痛!!!イテテ!!イタい!!イテテテテテやめろ!!離せ##」
「だったらこれ以上妹に手出すなァ!!!」
俺は、ナンパ男2人を睨み付けた!!!!
仁side end
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「わ、わかった!!わかったから離せ!!」
ナンパ男に言われた仁は、掴んでいた腕を離した。
「イテテ糞!!やってられるか村田行くぞ!!!!」
「あ、ああ」
2人組は、早々に去って行った。
2人が去った後、岡崎は気になっていた事を仁に聞いた
「そうだな、その子がさっき言ってた妹なのか? あと、風桐お前口調が変わってるぞ!?」
「ああ〜そうそう♪この子が、妹で涙って言うんだ。あと、口調は・・・・・・何ていうか、キレた
り,こう何か頭に血が上ったりしたらって一緒か;アハハハハハ;」
仁が、説明し終えると春原が口を開いた
「要は、キレた拍子に口調が乱暴になっただけなんだろ〜。そんな事より僕は、是非妹さんの事をも
っと知りたいなァ〜」ニタ〜
春原が、ニヤついて涙に話しかけていたのを見て仁と岡崎が、
「お前最低だなァ」ジト〜
「涙に近づくな!!!このヘタレ金髪の変な虫がぁあ!!!!!チェストー!!!!!!」
岡崎が、軽蔑の眼差しで春原を見,仁は、春原に止めを刺した。
「な!!!!ボフ!ボコ!バコ!バキ!・・・・・・グチャ!!僕は・・虫なんかじゃ・・
(ラスト!!)バキ!ボコ!グチャ!!・・・・・・・な・・・い」ガクッ
春原は、力尽きた。
「フゥ〜いい仕事をしたぜ♪」キラリ
すると岡崎が、近づき遠くを見て言った
「ヘタレで馬鹿の最低のグズ虫だったけど、いい害虫だったな風桐」
「ああ、会って一日も経ってないが虫にしてはいいヤツだったよ・・・・」
こうして春原の一生は、幕を閉じ
「閉じねーよ!!!!生きてるよ#てかアンタらマジ!!!息ピッタリ####ですね!!!!」
春原が、復活して岡崎と仁に文句を言ってきた。
「おぉ!!!今回は復活早いな?春原」
岡崎が、春原と話していると
【クスクスクス】
涙が、3人の会話を聞いて笑い出した
「どうしたんだ?涙?」
仁が、何で笑っているのか聞いた
【お兄ぃ♪お兄ぃの友達面白いね♪】
「そうだろ!金髪のが春原って言ってヘタレで、ギャグ担当なんだ。で!もう1人が岡崎って言って、
初めて今日会ったのに凄く話しやすいヤツなんだよ♪」
【ヘタレでギャグ担当って、少しひどいよお兄ぃ;それにしても、岡崎さんはさっきから見てたけど、
ホントお兄ぃと息がぴったりだね♪】ニコッ
仁と涙が、話していると岡崎と春原が話しかけてきた。
「その・・・・・・・聞きにくい事なんだけど、妹さんは・・喋れないの?」
春原が、真剣でけど!!申し訳なさそうに聞いてきた。
仁が、どう答えるか考えていると涙と目が合った。
涙は、仁と目が合うと申し訳なさそうに笑った。
「うん、まぁ色々あって・・・・・ね。でも!!!治る見込みもあるんだよ!その・・・精神的なも
のだから、ふとした事で声が出るようになるんだって・・・」苦笑;
【お兄ぃ】ギュッ
涙は、仁の制服の裾を握った。それに気づき、仁は笑顔で涙の頭を優しく撫でた。
「そっか、色々あるんだな。(お互いに)ボソ・・・・・何かあったらなんでも頼れよな」
「そうそう僕達もう友達だしね!!」
「ああ!ありがとなァ」
【よかったねお兄ぃ】ニコッ
その後、岡崎と春原と学校の事,仁の家の事,春原が男子寮に入ってる事にたわいのない話をして別れた。
【お兄ぃ、本当に面白い人達だったね♪】
「そうだね、僕も初めて会ったのに2人共凄く話しやすかった♪あと、転校した事も涙が心配だった
のが大きいけど!!今日学校に行って凄くいい所で、転校してきてよかったって思えたよ♪」
【私も、孤児院を出て2人で暮らすって聞いた時は、驚いたし!!不安もあったけど、それ以上に今
はお兄ぃと一緒の時間が増えて嬉しいよ♪前の学校は、遠くだったから帰ってくるのが遅かったもん#】プクー
涙は、仁が転校する前の学校に通っていた時を思い出して、頬を膨らました。
それを見た仁は、笑いながら『ごめん』と謝り涙の頭を撫でた。
【いいよ!!今日から、学校に行く時は途中まで一緒にいけるし♪帰る時は・・・・・・時間が違う
かもだけど、時々は帰れるかもだし?】
「うん、時々なァ♪あっ!!!そうだ!今日は夕食何にする?帰るつにでに、商店街に寄っていこう!」
【カレーにしよぅ!!!家に孤児院を出る時に持たせてもらった野菜があるし、ね!ね!そうしよう!!】
「わかったよ」ニコッ
そう言って、仁と涙は商店街へ買い物をしに行った。
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説明 | ||
CLANNAD〜赤毛の少年〜 bQの続編です。 今回は、ほとんどオリジナルなのでつたない部分がたくさんある と思いますが、どうか許してください; |
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