ハイスクールD×D 喧嘩番長の新たな喧嘩 第12話 |
『兵士』3名、『戦車』1名、『女王』1名を倒した大達は祐斗のいる運動場に向かっていた。すると
「おわぁ!?」
イッセーが何かに捕まった。イッセー、小猫、朱乃は敵だと思い身構えると
「やぁ」
そこには爽やかな笑顔の祐斗がいた
「・・・・脅かさないでください」
小猫は祐斗を睨んで言った
「ごめんごめん」
祐斗が謝った
「ここに来る途中相手の『兵士』がリタイヤしたって聞こえたが、お前がやったんだろう?」
大が尋ねると
「うん。何とか『兵士』だけを集めて一網打尽に出来たんだけど。ここを指揮しているボスが冷静でね、中々挑発に乗ってくれないんだ」
「相手はどのくらいなんですの?」
朱乃が尋ねると
「『騎士』、『戦車』、『僧侶』が一人ずつです」
「こちらは4人。人数ではこっちが有利ですけど」
「・・・・・戦闘経験は相手の方が豊富」
「じゃ、じゃあどうするんだ?」
イッセーが尋ねた時
「私はライザー様に仕える『騎士』カーラマイン!こそこそと腹の探り合いをするのも飽きた。リアス・グレモリーの『騎士』よ、いざ尋常に剣を交えようではないか」
グラウンドの中央にいる甲冑を纏った女性が大声で叫んだ
「名乗られてしまったら、『騎士』として、剣士として、隠れているわけにもいかないか」
そう呟くと、祐斗は真正面からグラウンドに出て行った
「あのバカ」
イッセーはそう言い祐斗の後を追った
「あらあら」
「・・・・単純」
朱乃は笑い、小猫は呆れていた
大達がグラウンドに着くと、祐斗とカーラマイン、イッセーと敵の『戦車』が戦っていた
「・・・・・お前は戦わないのか?」
大は暇そうにつっ立ている『僧侶』に近づき声をかけた
「私、貴方たちのお相手はしませんわよ」
「はぁ?」
大達はその言葉を聞き首をかしげた
「そう言えば、自己紹介がまだでしたね。私はレイヴェル・フェニックス、ライザーお兄様の妹ですわ」
「い、妹!?・・・何で自分の妹を眷属にしたのか訳が解んねぇ」
「お兄様曰く『妹をハーレムに入れることは世間的にも意義がある。ほら、近親相姦っての?憧れたり、羨ましがる者は多いじゃん?まあ、俺は妹萌えじゃないからカタチとして眷属悪魔ってことで』だそうですわ」
大達が呆れていると
「『洋服破壊ドレスブレイク!』」
「な!なんだ、これは!?」
女子の悲鳴のような物が聞こえ、振り返ると『戦車』の女性が裸にされていた
「・・・・イッセー先輩、またあれを使ったんですね」
「あれが通信で言った事か?」
「・・・・・はい」
祐斗とカーラマインも一時行動が止まってしまった
「あなた方の『兵士』は最低ですね」
レイヴェルがそう言った
「あいつは性欲の塊だからな。一応謝っとく、悪い。あいつには後でそれ相応の罰を与えておく」
「解りましたわ。・・・・それと、ここでのんびりしていていいのですか?」
「どういう意味ですの?」
「あれをご覧になれば解りますわ」
レイヴェルが指さす方に視線を移すと。校舎の屋上でライザーとリアスが戦っていた
『皆さん、聞こえますか』
通信機からアーシアの声が聞こえてきた
「アーシア、いったいこれはどう言うことだ?」
大がアーシアに尋ねた
『はい。実は相手のライザーさんに一騎打ちの申し出をいただきまして、部長さんが応じたんです。おかげで何事もなく校舎まで入ってこられたんですけど・・・』
「朱乃、小猫ここはお前たちに任せていいか?俺はリアス達の所に行く」
「はい」
「・・・・・部長を頼みます」
グラウンドをイッセー、祐斗、小猫、朱乃に任せ校舎に行こうとした時
「無駄ですわ。あなたが行った所でお兄様の勝利は揺るがない。不死を相手にした時点であなた方に勝ち目はありませんわ」
レイヴェルが大に言った
「・・・っは」
だが、大はそれを鼻で笑った
「レイヴェルって言ったか。お前は一つ勘違いしてるぜ」
「え?」
レイヴェルは首をかしげた
「喧嘩も戦いも、心が折れなきゃ負けじゃねえんだ!!」
大は自分の胸を叩いて言った
「興味があるならついてきな!不死が絶対じゃないって所を見せてやるよ!!」
そう言い、大は校舎に向かった
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