たとえ、世界を滅ぼしても 〜第4次聖杯戦争物語〜 紫銀追憶(追想開始)
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夢を視る

ただ深い眠りの底

水面のような深いソコで

【彼等】の物語を垣間見る

 

夢の中、ただその生き様をその目に映す

 

―――――それは、【既に終わった物語】

取り戻す事も、やり直す事も、何も出来ない遠い記憶

手を出す事は叶う事無く、結末は最初から定められている

 

知るがいい、脆く弱き【主】よ、お前の従える従者の【運命】を

 

 

……………………その破滅の時を迎えた、【彼等】の最期の瞬間まで

 

 

 

*************************************************

 

<SIDE/間桐雁夜>

 

 

…其処は、とても美しい湖畔。

ソレは、ヒトの手が入り込んでない地。

遥か昔の物語にでも出てきそうな、幻想的な光景

そんな中で、間桐雁夜は、佇んでいた。

 

(………此処は、何処だ?)

 

そう呟こうとして、声が出ない事に首を傾げる。

そして結論を出して、彼は頷いた、ああこれは【夢】かと。

よく見れば、動かない筈の左手が、自分の意志で動かせるし、

見えていない左目も、見えている状態になっているらしく、視界が広く感じた。

 

しかし、良く分からないが、不思議な夢を視ているようだ。

以前も何となく、此処と同じような湖畔に来たような気がするのだが、何故だろう?

 

 

……そんな事を考えていると、彼の隣を、【誰か】が走り抜けていった。

 

『待ってください…!』

 

その声は甲高く、駆けて行く後姿は女性の物だった。

珍しい紫色の髪、雁夜はその髪の色に『守りたい少女』の姿を重ね、その背を視線で追いかけた。

 

『その子を!その子を返して!!私の息子を…っ!!!』

 

その悲痛な悲鳴に、雁夜は思わず視線を女性の走る先まで見据える。

ソコには、女の姿をした、【ナニか】が、いた。

ナニかは、笑う。

可笑しな事を言うなと、女性を笑う。

 

『何を言う、この子供はそなたが置いていったのであろう?この湖のモノへ献上したのであろう?

 わざわざこの湖の畔に置き去りにまでして、言い訳にも程があろう?』

『違います!その子は私の子…私とあの方の息子です!返して、お願いその子を返して!!

 ■■■■■■を!私の子を!連れて行かないでぇぇぇぇぇ!!』

 

母親であろう女性は必死に湖へ駆け寄っていくが、それよりもその『ナニか』の方が早かった。

 

『ならぬ、この幼子はわらわが育てよう。

他に類を見ぬ、美しい魂の持ち主故に、この幼子はいずれこの国を担う英傑になろう。

その【運命】はヒトの手には負えぬ…この幼子は、そなたには育てる事は出来ぬのだ。』

 

 

(止めろっ!)

 

雁夜は、そう叫ぶと手を伸ばした。

その存在が何処に行こうとしているのかが分かってしまったから、

嘆いている母親の瞳が絶望に歪んだのを見てしまったから、

しかし、夢だからだろうか、その手は虚しく空を切り、何も掴む事は出来なかった。

 

ざぶん、と音が響く。

ナニかは、その姿を消していた。

底の見えない、湖の底へ、その腕に、子供を抱いたまま…

 

 

『いやああああああああああああああああああああああっ!?■■■■■■!■■■■■■っ!返して!!私の子供を返してぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!』

 

 

泣き声が響く

髪を振り乱し涙を流す

我が子を奪われた母親の嘆きの声

湖の畔に縋り付き、傍目も気にせず泣きじゃくる

 

(……っ、なんて、ことを)

 

雁夜はその姿に顔を顰めて湖を睨み付けた。

一方的な理由で子供を連れ去った『ナニか』に対する怒りが込み上げる。

「お前には育てられない」等、一体何の根拠があっての事だというのか。

 

 

その為なら―――――我が子を愛する母親から、その小さな体を奪い去るのが正しいというのか!?

 

しかし、そう考えて湖の底を睨み据えていた雁夜は、その違和感にふと気付く。

 

 

…………………何故だろう、この状況と、少し似た【何か】を、自分は【知っている】ような気がした。

 

 

その違和感に、雁夜が視線を動かすと、湖を挟んだ畔に『誰か』が立っていた。

顔も分からない、此処からじゃ見えない。

なのに、その『誰か』が、((雁夜|こちら))を見ている気がした。

 

(誰だ…?)

 

分からない、姿は見えない、なのにいるのは分かる。

辺りに響く女性の泣き声、悲痛なそれは心を掻き立てるような痛みを告げている。

だがそれ以上に、雁夜には姿の見えない『主』の方が、ただ気になって仕方なかった。

もどかしい、湖の先のその相手が、見えないのが。

 

(お前は誰だ、何故そこにいる、何故………………お前は((何も言わないんだ|・・・・・・・・))!?)

 

走ろうとする、あそこに行かなくてはと、ただ、何故かそう思った。

雁夜が衝動のままに、一歩足を踏み出した、その時

 

 

―――――――――我が――――――■よ―――――――――――

 

 

―――――――――――何かが、聞こえたような、気がした。

 

(…っうあ!?)

だがそこまで考えた瞬間、雁夜は急な眩暈を感じて、頭を抱えて蹲る。

…目を伏せている間に、女性の泣き声が遠ざかっていくような感覚と、周囲の空気が変わるような感じがした。

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『ちちうえ!』

(えっ!?)

 

 

雁夜はその幼い子供の声に、はっ、と顔を跳ね上げた。

だが同時に、周りの景色が一変してしまっている事に驚愕する。

 

(森!?…そんな、さっきまでは湖だったのに…?)

 

緑が生い茂る深い森

微かに聞こえる鳥の囀りに、風に揺れる葉擦れの音。

ルポライターとして世界を歩いてきた雁夜でも、見た事の無い程の木々が其処にはあった。

木漏れ日が差し込む、暖かな雰囲気が漂う森の中に、いつの間にか雁夜は移動していたのだ。

呆然とその光景を見ていると、再び幼い声が響いた。

 

『ちちうえ、みてください!きょうはうさぎをとってきたんです!ひとりで【かり】ができるようになったんです!

 だからあけてください、いえにいれてください!いっしょにたべましょうよ、ちちうえ!!』

 

その声の先に目を向けると、其処には、小さな銀髪蒼眼の少年が、いた。

桜よりも、少し大きい位の小さな子供、背中には弓矢を背負い、その足元には数匹の兎が転がっていた。

そんな子供が、どこか必死な様子で、何度も家であろうその扉を叩いている。

その甲斐があったのか、ぎぃ、と音を立てて、鋭い目付きの男が顔を出してきた。

父親と呼ばれるその男は、少年とは似ても似つかず闇のように黒い髪に、黒い目をしていた。

その男の、黒い澱んだ眼に、雁夜は酷く不快な気持ちになる。

 

(何だ、あの男……あの眼を、俺は知っている。

 あの眼は……………あの爺と、臓硯と同じだ…!)

 

それは、雁夜には見覚えのある眼だった。

何かに執着している、亡者の執念ともいえる悍ましい視線。

目的の為なら手段を選ばない、外道の眼を、その男は少年へ向けていた。

 

『何をしている……何故まだ此処にいる、儂は森の【最も強い獣】を倒してくるまで帰って来るな、と言った筈だ。』

『で、でも…ちゃんとかりは、してきました、いっしょにたべたくて、だから…!』

『必要ない、儂はそんなものいらん!さっさと与えられた事をこなして来い!!!!!!』

『っ…は、はい…ごめんなさい…』

『ふん…!』

 

バタン!と強い音を立てて扉は閉められた。

少年は、力なくその両腕を垂らすと、トボトボと森に向かって引き返していく。

…今にも泣きそうな表情とその姿に、雁夜は酷く胸が痛んだ。

少年はきっと、家に入れてもらえないのだろう。

見渡してみれば、辺りは其処まで明るくはなかった。

もうすぐ夜になるかもしれないのに、あの父親はそれを分かっていてあんな無茶を言っている。

それを、あんな、まだ幼い少年に、だ。

狩りをすると言っていたが、そんなの無理に決まっている。

ましてや森で一番の獲物等、下手をしたら殺されてしまうかもしれないのに…!

 

『ちちうえ…ちちうえ…さむいです、さむい…いえにいれて…あしがいたい、こわい、なんで…なんで…ぼくがきらいなの…?いいこでいますから…いうことききますから…おねがいだから、いえに、いれて…どうして、どうして…?ぼくは……………ごめんなさい……ごめんなさい………ぼくは…いいこにします…だから……ちちうえ…■■■■を………すてないで………………いらないって、いわないで…………ひとりはやだよ………ちゃんと…ひとりでしますから……ぜんぶ…ひとりで……とうさま、かあさま……どこなんですか…どうして…どこにいるの…?…((ちちうえ|養父))が、いってたんです………ぼくは、【とうさま】と【かあさま】に、すてられたんですか……?』

 

(っ…行くな!!)

 

暗い道を歩いていく少年の、涙は流していなくとも悲痛な色を宿したその表情に、雁夜は手を伸ばす。

1人で森に消えて行こうとする背中を引き留めたかったのもある、寒さに震えている体を抱き締めてやりたいと思ったのもあった。

しかしそれ以上に……「捨てられた」等と、そんな残酷な言葉が、

あんな幼い子供の口から出て来る等、絶対に間違っていると、思ったから。

 

重なってしまう、桜、温かい家から追い出された少女、心を閉ざすしか自分を守れなかった女の子。

小さく揺れる子供の身体、泣きたいだろうに泣かない少年、ただ養父の言葉を守ろうとする男の子。

 

……重なってしまう、悲しい程に痛々しく、その小さな背中には『守ってくれる味方』がいない。

ああだから、そんな姿を見たから、((自分|間桐雁夜))は、助けたいと願ったのだ――――――――

だって、それはきっと

 

 

 

 

    ――――――――ただ、【私】は、■して欲しかった――――――――

 

 

 

――――――――声が聞こえた、とても聞き覚えのあるようで、聞いた事の無い声が……聞こえた。

 

 

(っ待ってくれ、まだ……!)

 

ふわり、と浮き上がるような感覚が雁夜を襲った。

それが【夢】の終わりを告げるモノだと気付いて、雁夜は誰にとも構わず声を上げる。

何故かは分からない、それでもこの【夢】を、このまま立ち去るのは駄目な気がしたから。

 

何もまだ分かっていない、あの涙も、あの悲しみも、【彼等】の事を、自分はまだ分からないから。

だからまだ、この場にいないと、何もしないで、何も出来ないなんて、そんなのは堪えられない……!

 

そう考えて、必死に歩いていく少年へ、その手をただ伸ばして―――――――――――

 

 

 

           ―――――――――――アレ等に手を伸ばしても、届かない

 

 

                 静かな声が響いた。

 

 

           ―――――――――――既に終わった事なのだ、諦めろ

 

 

                冷たく、淡々とした声。

 

 

           ―――――――――――そう、【過去】は変えられない

 

 

            憐みでも蔑みでもない、事実を告げる声。

 

 

            ―――――――――――それが、■■なのだから

 

 

 

 

          その声を呆然と聞きながら、間桐雁夜は【眼を開けた】。

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「おじさん…っ!」

「…桜、ちゃん?」

 

――――――――眼を開けると、そこには桜の姿があった。

 

夢を視ていた自分と、目の前の桜。

その事に雁夜は気付くと、何とかベッドから体を起こした。

桜がいるという事は、此処は間桐の家だ。

だが、【誰が】連れてきてくれたというのか?

何とか思い出そうとして、雁夜の頭に『その時』の事が思い返された。

 

(……っそうだ、バーサーカーが暴走して…俺はそのまま気を失ったんだ。

それを、ドラグーンが…アイツがここまで運んでくれたのか、他のマスターに見つからないように。)

……そう、すまないと謝る声と、自分自身を責める悔恨の意志。

その嘆き、その悲哀は確かにこの身に届いていた。

 

 

(ああくそ、バーサーカーの奴…何だってセイバーに暴走したんだ…?ドラグーンの奴も桜ちゃんを置き去りにしやがって……なのに、何で俺の事にそこまで構うんだよ…)

 

本当なら、あの2人には言いたい事が山ほどある。

だが今この場にいないのは、きっと桜と自分を守ろうとしてくれているから。

そんな事が、そんな有り得ない筈の事が、『ありえる』のではないのかと、信じたくなる。

 

 

………きっと、あの変な【夢】を視たせいだ、だから、少し戸惑っているだけに違いない。

 

 

「っ…おじさんっ!」

「えっ!?桜ちゃん、どうしたの?」

 

 

その時、ずっと黙って傍に居た桜が、その感情で瞳を揺らし、そのまま胸元に抱き付いてくる。

驚きながらもその体を抱きとめて、どうしたのかと問いかけようとした雁夜の鼓膜に、桜の声が響いた。

 

「私、おじさんが…いなくなっちゃうかと、思った…!ドラグーンが、おじさんを連れて帰ってきて……傍でずっと呼んでも、返事してくれないから、本当に……っおじさんが、何処かに行っちゃうのかなって…!」

「桜ちゃん…っ」

 

悲痛な声で、そう言い募っていく少女に雁夜はその小さな体を抱き締める。

まさかとは思うが、自分が運び込まれてから、ずっと傍に居てくれたのか。

何度も、名前を呼んで、起きるのを待っていてくれたのか。

そんな泣きそうな顔で、そんな涙を堪えた顔で、((俺|雁夜))を。

 

「おじさん、おじさん行かないで、此処にいてよ…桜を置いてかないで…」

「うん、ごめんね、ごめんね桜ちゃん、寂しかったよね…ちゃんと、此処にいるから。」

 

ぎゅっ、と震える手でしがみ付いてくる桜の背をあやす様に撫でながら、雁夜は静かに目を伏せる。

そして、幼い少女を抱き締めたまま、雁夜はそう呟いた。

 

ああ、自分は、なんて愚かなのだろうと。

この少女を悲しませるのは、自分が一番したくないのに、不安にさせてしまった。

 

(泣かないで、泣かないで桜ちゃん、笑ってくれ、俺が…君の未来が温かいモノにしてみせるから。)

 

望むのはその笑顔。

幸せそうな温かい景色。

大事な人達の大事な居場所。

……自分が、一生手に入れられない場所。

 

 

「桜ちゃん……泣かないで……」

 

 

守りたい少女を腕に抱いて、疲労した肉体と精神を休める為に、彼は再び眠りに旅立っていく。

 

 

 

―――――――――その腕に抱かれている桜も、同じように目を伏せる。

 

 

(おじさん、お願い、桜を…独りにしないで。)

 

 

彼女は強く雁夜の身体を、小さいその手で抱き締める。

この優しい人を、自分も守りたいと、少女はただひたすらに、強く願った――――――――

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その部屋の中、2人が眠りにつくまで見守っていた【彼等】は、そうして動き出す。

 

『………………とりあえず、此処はお前に任せるぞ、バーサーカー』

『……………ドコニ、イク』

『魔力と敵の調査…あの蟲に関しては見張ってもらえると助かる。』

『……【アレ】ハ、チカヅケナイ……』

『……やっと喋ったと思えば、なんでそんなカタコトなんだか……まぁいいが……【次は】ない、もう暴走はするなよ。』

『カマワナイ……ワタシ…ハ……マスターヲ…マモル………【カリヤ】ヲ…マモル……』

 

その答えを聞くと、ドラグーンは霊体化したまま外へと消えて行った。

バーサーカーはその気配を見送ると、狂化で所々掠れた【理性】で考える。

 

(ますたー………ゆめをみた…ますたーのゆめ…………あなたのゆめを…………)

 

少女と共に眠りにつく主カリヤの傍に霊体のまま近寄る、触れられない、ソレは当然、なのにそれが■い。

 

(ますたーますたーますたー…((また|・・))みているのですか【ゆめ】を……そのゆめを……………………【私達】の夢を)

 

バーサーカーはただ揺れる、実体化する事もなく黒い魔力の霧として、2人の眠りを妨げるモノの接近を許さない為に。

 

(しってほしいしらないでほしい、わかってほしいわからないでほしい、しりたいしりたくないしらないでしりたい……マスター)

 

狂戦士は狂いながらも矛盾した行動を取り続ける、ソレが自分自身の望みなのかも違うのかも分からない、だがそれでも【彼】は其処から離れなかった。

 

 

その眠りが終わりを迎えるまで、結局【彼】は其処から動かなかった。

結果として、部屋には誰も訪れる事は出来ず、それによって間桐雁夜は再び【夢の続き】を視る事になったのだが、それはまた別の話。

 

 

 

――――――――――――――そして、ドラグーンは間桐邸の屋根の上から街を見渡すと、溜息を吐いた。

 

そのまま辺りを万遍なく照らす月を見上げると、その輝きに目を細めて、躊躇う事無く街へと飛び出していく。

その胸の内で、小さく疑問を呟きながら。

 

 

(しかし……………………………((アイツ|バーサーカー))は、本当に【誰】なんだろうな……【俺】と何処か似ているが、きっと【全く違う存在】なんだろう……だからこそ、アイツはきっとカリヤを…)

 

 

ふと思い描いたその確信に、口の端だけを上げた苦笑を【彼】は浮かべる。

霊体化していくその姿を咎める者は決しておらず、ただその声は虚空へ溶ける。

届く事の無い声は切なる祈りを宿しながらも、月明かりに照らされて淡く消える。

 

ただ、その姿が完全に消えるほんの一瞬、銀の髪が夜空を舞った。

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【あとがき】

 

さて、今回からおじさんの不思議夢旅物語もスタートします。

少しずつ明らかになる【従者】の昔話、それはおじさんの心に何を齎すのか…

ちなみに、バーサーカーとドラグーンですが、この二人の生前。

作者は意外と共通点がある英雄だと感じています。

しかし【全く同じ】ではない、ある意味セイバーとは違った相反する英雄同士の対話がいつか書けるのも今から楽しみです。

それでは、ここまでの閲覧どうもありがとうございました!

今回のBGMは、【Legend(Fate/hollowat araxia)】でした。

※感想・批評お待ちしております。

説明
※注意、こちらの小説にはオリジナルサーヴァントが原作に介入するご都合主義成分や、微妙な腐向け要素が見られますので、受け付けないという方は事前に回れ右をしていただければ幸いでございます。

それでも見てやろう!という心優しい方は、どうぞ閲覧してくださいませ。



今回は完全に作者のオリジナル設定です、オリジナルなんて見れぬ!
という方は無理をせずUターンをお願いいたします。m(__)m

大丈夫な方は、↓からどうぞ!!
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オリサヴァ参戦 英霊 英雄 腐向け 原作改変 間桐雁夜 バーサーカー Fate/Zero Fate 

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