第30話 みんなで食べるお弁当ってなぜかおいしいよね! |
前回のあらすじ………………なんかまともなあらすじが久しぶりの気がする。
僕、到着→3人とも怒る→説明する→3人が切れる→本能が危険と判断、逃走
その結果
「見事に捕まりましたwwww」
「何言ってるのかな?葵君」
「はい、すいませんでした、僕が悪うございましたなのでどうかこの姿勢を解いてくださいお願いします!」
ちなみに今の僕の姿勢は、昔、日本で拷問に使われてた奴…………つまりなんかギザギザの板の上に正座し、太ももの上に石を乗せると言うことですね。冷静に判断しているけれど、めちゃ痛いです。我慢の限界です。血が出そうです。あっ、言い忘れてたけど上に乗っているものは石に似せた物で、そこまで重くないからね?石だったら大けがしちゃうし……………まぁ痛いことには変わりないんですけどね…。
「ん〜〜〜〜〜………………無理」
「鬼!!人でなし!!そんな満面な笑みで言って、あなたに優しさという物はないのか!!」
「そんな事言ったって、あんたが逃げるからこうなったんじゃない」
「そりゃあ、僕の本能が危険だと察知したからね。もしあのとき捕まっていたら、なにされたか分ったモンじゃないし……」
実際、あのときの3人は捕まったら殺されるんじゃないか?と思うぐらい怖かった。
「ねぇ、誰のせいでこんな事になったのかな?葵君が遅れてこなければこんな事にならなかったんじゃないのかな?」
「うっ!…………た、確かにそうだけど……………うぅ、すいませんでした」
素直に謝る僕。……………なんか目から汗が………決して涙などではない。これは汗なんだ!
「「「………/////」」」
…あれ?3人の顔が心なしか赤い気がするけれど……。
「ま、まぁこれに懲りたら次から遅刻しない事ね///(あんな顔されたら怒るに怒れないじゃない////)」
「う、うん、その通りだよ葵君//(涙目は卑怯だよ?////)」
「これからは注意してほしいの///(可愛いなぁ葵君///)」
「……うん、もうしません…」
「それじゃあ、遅くなっちゃったけどピクニックに行きましょうか」
場所は変わり今、僕たちは海鳴市にある山の梺にある少し大きめの公園にいます。
「それじゃあ、ここら辺りでお弁当を食べましょうか」
「「「おーー!」」」
そう言ってみんな、お弁当を出す。
えっ?何で僕がお弁当なんて持ってるかだって?……………………世の中には触れてはいけない事だってあるんだよ。
さてさて、気を取り直してっと……みんなのお弁当は……。
まず始めにアリサのお弁当から……。やべぇ、これがお嬢様なのか!?3段構造の重箱に高級そうなおかずが入っている。……………別にうらやましくなんか無いんだからね!
次はすずかのお弁当。…………お前もか!?お前もなのか!?お前もお嬢様なのか!?アリサと同じような重箱の中に和食をメインとしたおかずが入っている。……………なんでプチトマトがたくさん入っているんだろう?あれか?夜の一族って奴か?でもあれってとらハじゃなかったけ?
そんな事は気にせず最後はなのはか……。……………うん、とっても普通だ。から揚げやほうれん草のおひたし、きんぴらごぼうなどが入っている。色とりどりでとってもおいしそうだ。
「………あれ?葵君、何で今日の事忘れてて遅刻してきたのにお弁当なんて持ってるの?」
「………………すずか」
「うん?」
「世の中には触れてはいけないことがあるんだよ」
「う、うん。分かったよ……」
ちなみに僕のお弁当は気合いで作りました。えぇ作りましたとも。そんなに早くお弁当は作れないって?……………こまけぇ事は気にするんじゃない!!
………それでは気を取り直して中身の解説を…。
中にはなのはと同じ唐揚げに、ピーマンの肉詰め、よく給食で出るシャキシャキサラダ擬きなど色々なおかずが詰まっている。今回はそれプラス、サンドイッチも作ってきた。あっさりを基本とした物で、卵サンド、フルーツサンド、ハムサンドなど女性が喜びそうな物が多く入っている。もちろんその他にもBLTサンドなども入っている。
解説も終わったので
「それじゃあ、いただきまーす!」
「「「いただきます!」」」
説明 | ||
テストが帰ってきた。……………ひどかった。 | ||
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