SAO〜黒を冠する戦士たち〜 第六技 実力は如何程に
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第六技 実力は如何程に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キリトside

 

「キリト君はどこかのギルドに入らないの?」

 

「…なんでまた、そんな話を?」

 

彼女のいきなりの質問に半分理解と半分疑問を持ちながら聞き返した。

 

「ほら、70層を越えた辺りからモンスターのアルゴリズムにイレギュラーな行動が多くなってきたじゃない?

 いくらソロプレイヤーでも、何人かはギルドに所属するようにもなったし……」

 

なるほど、確かにそれは俺も感じていた。

 

70層を突破した頃からモンスターが今までなかった行動をとったりするようになっていた。

 

そのイレギュラーな行動に手を焼いてか、ソロプレイヤー達もギルドに入って生存率を高めていた。

 

「話しは分かった。でも、俺はギルドに所属する気はないんだ」

 

「どうして? 君ならどこに所属しても上位の実力を発揮できるでしょ?」

 

それは確かに可能かもしれないが、正直そんなものに興味は無い。

 

「俺はビーターだ。どこに入っても良くは思われない。それに、ソロのほうがやりやすい。

 なにより……俺にとっては足手まといになるだけさ」

 

そう、((あいつら|・・・・))以外はそうそう俺に勝てるようなプレイヤーはいないだろう。

 

「ふ〜ん。それじゃあ、これでも?」

 

即座に俺の首筋にナイフが突きつけられる……なるほど、かなりの速さだな。

 

アスナは少し勝ち誇ったような表情をしている。

 

「降参、あんたは例外だ……と、言いたいところだが、ナイフをよく見た方がいい」

 

「え? それって…っ!?」

 

俺の言葉を聞いた彼女は自分が持っているナイフを見て驚愕した。

 

ナイフは刃の根元からなくなっていて、その刃は俺が持っているからだ。

 

「ど、どうなってるの!?」

 

「簡単な事さ。カウンタースキル《エッジスラッシュ》を使ったんだ」

 

《エッジスラッシュ》はカウンタースキルの中でも武器なしでも使用できるスキルだ。

 

このスキルは剣などの刃をもつ武器に対応するスキルで一種の『((武器破壊|アームブラスト))』である。

 

しかし、武器を使用しない場合は難度が高く、下位の短剣など強度が低いものにしか使用できない。

 

それを聞いてかアスナは呆然としている。と、忘れない内に渡しておかなきゃな。

 

「これナイフの弁償代」

 

「い、いいよ!? 私が悪いんだし、弁償なんて…」

 

「いいから。俺の実力を測りたかったんだろ?」

 

俺がそういうと彼女は少し気まずそうにしてから金を受け取った。

 

「それで、俺はお眼鏡に適ったのかな?」

 

「う、うん。十分に…」

 

まあ、《エッジスラッシュ》を武器なしでやるなんて、難度のある技をみたらな…。

 

「それじゃ、話しを戻そうか。本題があるんだろう?」

 

「気づいてたんだ…」

 

俺の実力を測る事が本命じゃ無いことくらい予測していた。

 

なにか他にあるのでは、と。

 

「実はね……私とコンビを組んでほしいの」

 

キリトSide Out

 

 

 

To be continued……

 

 

 

 

 

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後書きです。

 

キリトの異常な戦闘能力が垣間見れたと思います。

 

まあ原作にない行動ですからね・・・。

 

あと、オリジナルのスキル説明を後書きの後に載せようと思いました。

 

第零技でも使っていたスキルがありますのでそれもここで載せようと思います。

 

あと、今回は話が短すぎでしたね。すいませんです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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オリジナルスキル説明

 

・ソードスキル《ラピッドスター》

初期の段階で習得できる片手用直剣スキル。刺突系。

威力はほかのスキルに比べて劣るが先制攻撃がほぼ確定されている。

プレイヤーの筋力や武器の攻撃力が加わればそれなりの威力がだせる。

 

・カウンタースキル《エッジスラッシュ》

刃のある武器にしか行えない、一種の『((武器破壊|アームブラスト))』を起こす体術スキル(上位)。

筋力と反応速度が高くなければ失敗する可能性が高くなる。

また、破壊対象の武器類の耐久値が高ければ破壊は出来ない。

しかし、破壊が行えなかった場合はその攻撃の((無効化|キャンセル))が1秒ほど行える。

 

カウンタースキルについて

カウンタースキルの発動タイミングは相手の攻撃のモーションが始まった段階から、

終了するまでの間で発動する事ができます。

また、一部のスキルでは相手の攻撃を受けきってから発動するものもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
第六話になります。
キリトが原作とはちょっと違った行動をとります。
この作品ではキリトを手玉に取ることは中々出来ませんからw
何故かって?作者がご都合主義だからですよ・・・。

ではどうぞ・・・。
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コメント
リュート様へ アドバイスとして受け取らせていただきます、ありがとうございます・・・そこら辺も修正してみます(本郷 刃)
《ラピッドスター》は斬撃なのか刺突なのかもわからない、そしてどちらのスキルも発動のための武装条件が不明。片手用直剣スキルですか?SAOの世界ではシステマチックでなければいけないはずです。そのわりに説明が曖昧すぎるかと。(リュート)
神薙様へ それは原作での事では?本作では上記のスキルを使用していますよ。(本郷 刃)
ん?確かウサギを殺したのは投剣スキルの筈ですよ?(神薙)
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