魔法少女と竜と漆黒の狂戦士と
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初めて黒ティガと戦ってから2年と数ヶ月。あれから色々あった・・・。森丘に行ってすぐにランボスの大群に襲われたり、そのあとにリオレウスがレイアに求婚してるとこに出くわしてレウスがキレたり、雪山ではイビルジョーとはち合わせしてしつこく追っかけてきたり、アグナコトルに凍りづけにされたり、ラージャンの咆哮で雪崩に巻き込まれたりした。仲間にしたレウスの背中に乗って飛んでると、黒レイア・クシャルダオラ・ルコディオラ・アマツマガツチなんかに出くわすし。

 意味わかんねぇよ!!ってか無駄にエンカウント率高過ぎだろ!?しかも大半が剛種や古龍種ってどういうことだよ!?イジメ?もうイジメだよね!?どんだけ嫌われてるんだよ・・・orz

 

『主よ、これからどうするのだ?もうほとんど仲間にしてしまったぞ?』

 

 ブラックの言うように、そんなことに文句を言いつつちゃっかり倒して仲間にしてるんだけどね。でも古龍種は正直かなりキツかった。アカムトルムやウカムルバスがいる場所なんて人が入れない上に活動できる場所じゃないし。

 ちなみに、仲間になったモンスター達は魔法で契約を結んで俺の中にいる。ただかなりの数と契約しただからか分からんが、戦闘なんかで気分が高揚すると瞳が縦に細長くなってしまう。・・・もう人じゃないなorz

 

「そうだな、そろそろあの世界に行くか・・・」

 

『・・・あの世界?主が言っていた魔法などというものがある世界のことか?』

 

「ああそうだ。なに、そこそこ出来る奴がいるだろうさ。」

 

『・・・だといいがな。』

 

『ご主人様ーーーー!!ブラックだけじゃなくて私も構ってよぉぉ!!』

 

 ブラックと話していると何とも気が抜けるような声でナルガグルガのナルが騒いでる。

 

「分かった分かった。今度お話してやるからあまり騒がないでくれよ、ナル。」

 

『ホントぉ!?約束だよぉ!』

 

 ナルは繁殖期のときにイビルジョーに襲われているところを助けたら懐かれた。飛竜種でもこうやって懐いてくるとかなり可愛い。

 あと大概のモンスターは俺の中で寝ている。時々起きてこうやって俺と話しをしたりもする。さらに契約した際に俺の魔力に影響したからか、かなり強くなっている。どれぐらいかというと、イャンクックがリオレウスを倒せるようになったり、レウスやレイアのブレスが熱線になったりしてる。

 ・・・こいつらも十分チートだな。凄腕のハンターが見たら裸足で逃げ出すくらいだもんなw←実際にレイアが熱線を吐いているのを見たハンターが死にものぐるいで逃げてた

 

「さて、じゃあ行きますか。」

 

 俺は懐から赤い水晶玉を取り出して握りつぶした。そして辺りが眩しい光に包まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・ここ何処だよorz」

 

 『人里でないことは確かだな。・・・ん?主よ、なんだか視線が低くないか?』

 

 「え?そんなわけ・・・ってなんじゃこりゃあああぁぁ!!!」

 

 身体を確かめてみると・・・小さくなっていたorz

 大体8歳ぐらいだろう。

 なんでこんなことに・・・ん?側に紙と封筒が落ちてる。拾ってみるとそこには

 

【生活に必要なお金と住居を用意しました。頑張って下さいね。 追伸:ちょっとミスして身体が小さくなっちゃいました・・・・テヘっ♪】

 

 テヘっ♪・・・じゃねぇぇぇ!!!あれか?いじめか?いじめだよな!?そうとしか思えねぇよ!・・・まさか、モンスターとのエンカウント率が高かったのも・・・・いや、考えるの止めよ。頭痛くなってきた・・・。

 とりあえず封筒の中にあった地図を頼りに新しい住まいに行くことにした。

 家は割と普通な家だった。一戸建ての和風の家でそこそこ広いぐらいだった。ただ、・・・何故か聖祥の制服とカバンがあった。

 

 

 

 ・・・・・・・・・・なんでさ。 

 

 

 

 

 あれから1ヶ月。

 現在、聖祥に登校中。名前は前世と同じ黒澤 零冶。

 あの後、警察に職質されると面倒なことになるので結局聖祥に編入した・・・二年生からorz

 何故かあのバーニングなアリサやすずかと同じクラスになった。かなり面倒になった。正直言ってあまり原作に関わりたくない・・・今は。

 だって弱いんだもん。ブラックとか出したら一呑みでペロリと終わるよ。さすがに殺しちゃうのはマズイでしょ。

 とか思っている内に学校に着き、教室に入って即爆睡。いつも夜遅くまで魔法の訓練とか仲間達と話してたらいつの間にか午前3時なってたりする。ちなみに、家事はアイル-達がやってくれている。朝起こしてくれたりとか弁当を作ってくれたりとか、かなり助かっている。さすがに人目につくのはマズイので食材の買い出しは俺がやっている。

 

「・・・い。・・・なさい!起きなさいバカ!!!」

 

 ゴスッ!

 

「ぐはっ!?な、なにしやがるバーニング!」

 

 気持ちよく寝ていたらバーニングたちに起こされた・・・拳骨で。

 

「バニングスだって言ってるでしょうが!!いい加減人の名前ぐらい覚えなさい!それよりもアンタ、授業中ずっと寝てるじゃない。ちょっとは真面目に受けなさいよ!」

 

「そうだよ。ちゃんと受けないとだめだよ?」

 すずかまで・・・もう寝かせてくれよ。だって面白くないもん。大体小学生の授業なんて欠伸が出るわ!こちとら高校卒業してんだよ!・・・前世だけど

 

「勉強嫌いだから。それじゃおやすみ。」

 

 周りでアリサがギャーギャー言ってるがそんなことは知らん。こっちは寝不足なんだ。←自業自得

 バーニングは俺が編入してからやたらと絡んでくる。おかしいな?絡まれるような成績もだしてないし目だってもない。寝るときもこっそり寝ているからあまり気がつかないはずなんだが。まぁ、いいか。そのうち諦めるだろ。

 さて、放課後になったことだし帰りますか。今日のご飯は何かな〜?

 

説明
第二話 仲間たちと共に魔法世界へ・・・って、身体が小さくなってる!!?
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コメント
失礼しました、というか今気付きましたw訂正しますw(クライシス)
ウカムルバスが正しい名前だったかと(tys)
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リリカルなのは モンスターハンター ベルセルク 原作崩壊 キャラ崩壊 

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