緋弾のアリア 『転生者は何をする?』 |
双識side
僕は今一人で女子寮の屋上に続く扉の前にいる、キンジはC装備を取り入ってるからまだ来ない。
僕はまぁ、今回は狙撃にするし、C装備って動きにくくて嫌なんだよね〜。
と思いながら僕は扉を開けた
ギィー
屋上には無線に何か鬼気迫る表情で無線機に何か話しているアリアとドラグノフ狙撃銃を抱えて無表情で座っている、僕と同じ狙撃科(スナイプ)に所属している、Sランク武偵のレキがいた。
僕は、レキの元に行き話しかけた。
「やっほー、レキ。君もアリアに呼ばれたのかい?」
「・・・・・」
あれ?反応なし!?僕何かやっちゃった?
と思っているとレキが気がついたのかヘッドフォンを外しながら
(あぁ、ヘッドフォンを付けてたから聞こえていなかっただけか、よかった〜)
「あれ?ソウさん、あなたもアリアさんに呼ばれたのですか?」
レキが表情を崩しながなら僕がさっき言った事と同じような事を言ってきた。
「うん、まぁ・・・そういう事になるのかな?僕はキンジの頼みだから来んだけどね」
「そうですか。では、そのキンジさんはどこに?」
「あぁ、キンジは今C装備に着替えてこっちに来てるんじゃないのかな?」
「では、ソウさんは今回狙撃ですか?」
「今回というか初任務だけどね」
まぁ、緊張はしてないけどね。
「そうでしたね。ソウさんは武偵になって初めての任務でしたね、実力を見たり今の状態を見るととても初任務には見えませんよ」
クスッっと笑いながらレキが言ってきた。可愛いな〜レキ。
あ、なぜあのロボットレキと呼ばれているレキが表情を変えているのかと言うと、ランク測定の時なぜかレキがいたので手伝ってもらってその時いろいろと仲が良くなったんだよね。
僕の結果見たら「ポカーン」としてたけど。あの表情も可愛かった。
「そうだね。まぁこれでもBランクだし、書類上はね」
ちなみにレキにはRランクだという事は知られている、だって測定手伝ってくれたんだもん。
「そうでしたね。書類上はBランクでしたね」
レキは意味ありげな表情で笑いながら言った、そしたらアリアが無線での連絡が終わったのかこっちに来た。
「ソウ、キンジはどこ?一緒にいたんでしょ」
ちぇ、レキとしゃべってたのに。邪魔すんなよなーこのピンクツインテールが。
「あぁ、キンジはC装備に着替えてから来るから遅いだけだよ」
「ってソウ!あんたは何でC装備で来ないのよ!」
五月蝿いなー少しボリューム落とせっての。
「だって僕、狙撃科(スナイプ)だもん、何でC装備に着替えなきゃいけないんだよ。バカなの?」
頭使えよな〜w
「バカって何よ!ていうか、昨日戦って思ったけど何であんたみたいな奴が狙撃科(スナイプ)にいるのよ強襲科(アサルト)に来なさいよ!!」
「やだね、だって僕わざわざ前線(フロント)に出てまで戦闘したく無いし」
無駄に疲れると思うんだよね〜
「でも狙撃より、接近戦の方がソウの実力が出せるんじゃないの!?」
あ〜そっか、あの話の時には絶対半径言ってなかったっけ?まぁ面倒なだけっだったと思うけど。
「あ〜僕の絶対半径は5000m以上なんだよね」
あれ、何か固まってるぞこのピンク。
と思ったら何かプルプルしだした、おもしろっ!ww
「ふざけてんの!5000mってしかも以上って何よ!!」
キンジと同じ反応だ、ハハッ
「時間なくて測定ができなかったんだよ、ね〜レキ」
ここでレキに証言を求める。
「はい、確かにソウさんの絶対半径は5000m以上ありますよ。もし信じられないのなら、ここで実践してみますか?キンジさんが来るまで」
おお何か言い方に刺があるな、どうしたんだ?
「いいわ、じゃあやってみなさいよ」
「わかったよ、レキ測定頼むね〜」
「わかりました、でもソウさん狙撃銃は?」
ああそっか、僕持ってきてないじゃん。
いつでも取り出せるからすっかり忘れてたよ〜。
「あぁごめん、そこの扉の影に置いてきたんだっけ、今取ってくるよ」
そう言いながら僕は扉の影に行きそこで異空間からメタルイーター・魔改造Verを扉の影からだすように取り出した。
「これが、僕の狙撃銃メタルイーターだよ。レキは見た事あるよね」
「はい、原理が訳わからなかったですが、到底普通の人が扱える物では無いという事は分かっています。もちろん、私でも」
それもそうだろうね。どっかの姉妹さん達じゃないとほとんど使えないんだもん、まぁ例外もいるけれどね。
それをさらに、僕が魔改造したんだからあのセグウェイを撃った時なんて比じゃないよ!!僕意外が使うと絶対に肩の骨が砕けるからねww
ん?
「あれ〜それって僕が普通じゃないって事?」
「普通だと思っているのですか?」
「ハハッ違いないね。さてとじゃあやろっか」
「はい」
僕はレキと軽く話して準備を始めた。
まぁと言っても、特にやることないけどね。
「じゃあ行くよ〜、レキ指示をお願い」
「分かりました、ではあの、5000m先のあの風力発電機のプロペラに当てて下さい」
「O〜Kじゃあいくよ〜」
僕は息を吐きながら引き金を引いた
ズガァン!!
「キャッ」
アリアが音に驚いていたけど無視
「どう、レキ?」
僕はすぐにレキに聞いた
「hitしてます。してますが・・・」
あれ?レキが黙っちゃったけど、何かまずかった?
「どうしたのレキ?」
音によるダメージが回復したアリアが聞いた。
「当たったのですが、プロペラが1枚跡形もなく破壊されてます」
うはーやばいねこの銃w
「まぁいいや、黙ってればわからないよね」
「まぁ、そうですね」
「言い訳ないでしょー!!」
「いいって事なんだよ、ほらそろそろキンジが来るよ」
と僕が言ったと同時に扉が開き
ガチャ
「よお、遅くなってスマン」
キンジが来た
「遅いぞーキンジ〜。まぁいいけど」
「すまん。お、レキお前も呼ばれたのか?」
「はい」
「遅い!馬鹿キンジ!!」
レキとキンジが挨拶してるとアリアがキンジに起こり出した。
何かめんどくさいから終わらせる。
「はい、はい、全員揃ったし行こうよ」
「そうね、まずは事件の解決よ」
うん、簡単な奴だね〜
「そういえば、アリア何の事件なんだ?」
キンジが事件の詳細を聞くまぁ事件が分からなきゃ何やっていいかわかんないしね。
「バスジャックよ」
「バス?」
「武偵校の通学バスよ。あんた達のマンションの前にも7時58分に停留したハズのやつ」
「ホントか!あのバスにはあの薄情武藤と武偵校の奴がスシ詰め状態で乗ってるんだぞ!!」
うは〜薄情武藤とか言うね〜キンジww
「というかキンジ何であのバスに間に合わなかったんだっけ?」
「うっ・・・それは、腕時計の時間がずれてたからだよ。というか今はそんな事いいだろ、まずは事件を解決する事が大切だ」
最もらしい事言って逃げたな、まぁいいけど。
「分かってるじゃない、キンジあんたの実力見せてもらうからね」
「あぁ、だけどEランクの俺に期待を寄せても無駄だと思うがな」
「万が一ピンチになってもあたしが守ってあげるから安心なさい」
女に守ってもらうとかww
「そうだよキンジ、僕とレキも遠距離からちゃんと見張るから安心しなよ。な、レキ」
と僕が、レキの方を向いて言うとレキが「コク」と首を縦にふった。
「あぁ、そっかソウは狙撃科(スナイプ)だったっけな、サンキューソウ、レキ頼りにしてるぜ」
いいねぇ〜キンジナイスじゃんアリアを空気にするとか。
「ちょっと待ちなさいよ!私は!?」
「あぁ、アリアも頼りにしてるよ」
キンジがそこまで言ったら激しい音を鳴らしながらヘリが来たから僕たちはそれに乗りバスまで飛んでいった。
ヘリの中でキンジがアリアにさっき途中になった事件の詳細を聞いていた。
「じゃあ、このバスジャックは、武偵殺しの仕業だってのか!」
「そうよ、あの朝の奴は真犯人じゃないの」
そうだろね、だって犯人はあいつだもん。
「見えました」
窓の外をずっと見ていたレキが急に言い出した。
僕とキンジとアリアは防弾窓に顔を近ずけた。あぁ、あれかぁ〜バス。
「何も見えないぞレキ」
とキンジが言った「私もよ」とアリア
「あれでしょ。あの、今ホテルの前を左折したバス、武偵校の生徒が見える。ハハッ武藤の奴が見えるよ」
「そうです、そのバスです」
と僕とレキが言ったらキンジが
「お前らの視力は何だ」
「私は、左右共に6.0です」
「僕は、左右共に10.0だよ〜」
そう言ったら、キンジとアリアが顔を見合わせてた。アホな顔×2(笑)
ヘリが僕とレキが言った辺に近ずいたら
「あの、バスね。キンジは私とヘリからバスに移るわよ。レキとソウはここで待機して何かあったら援護をお願い」
と言ったので僕とキンジとレキは顔を見合わせて
「「「了解」」」
「よし、じゃあ行くわよキンジ」
そう言ってアリアは強襲用のパラシュートを装備して飛び降りた。
キンジside
俺とアリアはバスの屋上に飛び移った後、俺は窓から車内に入りアリアは爆弾を探すためにバスの下を見に行った。
「よお、武藤まだ2時限目じゃないのにまたあっちまったな」
「キンジ!!ああ、ちくしょう何でこんな事になっち待ったんだよ」
お前そりゃあ〜
「俺とソウを見捨てた罰だろ」
「クソっ!そいやぁ、ソウは?」
「ソウはレキと一緒に狙撃の準備をしてるよ」
「そうか、あいつ狙撃も出来るのか」
「あぁ、ところで何か手掛かりはないのか?」
「あぁ、それならあの子が!」
そうやって、武藤が指を指した先には後輩の女の子の姿があった
「遠山先輩この携帯です。何か私のとすり替わってたんですよ、それが急に喋りだして」
と言って女の子が携帯を見せて来たそしたら携帯から声が聞こえてきた
『速度を落とすと 爆発しやがります』
そういうことか。
アリアの言った通りこれは、武偵殺しの仕業だろう。
そこまで考えてたら
『キンジ、どう!?ちゃんと、状況を報告しなさいよね!!』
と言ってきた
「お前の言った通り、これは武偵殺しの仕業だよ。このバスは遠隔操作されてる。そっちはどうだ?」
『爆弾らしいものがあるわ!武偵殺しの十八番、カジンスキーβのプラスチック爆弾があるわ。見ただけでも炸薬の容積は、3500立方センチはあるは!!』
何だと・・・そんなの爆発したらバスどころか電車でも吹き飛ぶぞ!
そう思っていたら
ガァン!!
バカァン!!
何かが破壊された音が聞こえた
「何だ!!」
そんな事を叫ぶとインカムから俺の親友の声が聞こえた
『やっほーキンジ。何か外に銃を積んだ赤のルノーがいたから破壊しといたよ』
双識side
僕は銃を積んだ赤のルノーがバスに近ずいていたから、とりあえずメタルイーターで破壊した後キンジにインカムで連絡した。
「やっほーキンジ。何か外に銃を積んだ赤のルノーがいたから破壊しといたよ」
「おお!サンキュ」
「あと、アリアのバカを車内に入れてね、レキと僕で爆弾と今バスの後ろに来てるルノーをどうにかするから」
キンジは後ろを見たのだろう、息を飲むのが聞こえた。
「わかったよね?あの数だから早くアリアを車内に入れて、まぁ死にたいのなら別だけどね」
『うるさい!今から入るわよ!!でもあんたあの数を相手に出来の!?』
通信がアリアにも入ったのだろうアリアが怒鳴って来た。・・・うるさいなぁ〜いっその事、撃たれろよなww
「まぁ、任せなよ。じゃあやるよレキ」
僕はレキにそう言った
「はい、やりましょうソウさん」
「じゃあちゃちゃっとやるから車内にいる全員に顔上げないように言ってよね〜」
『わかった、頑張れよ親友』
「OKだよ親友」
じゃあやりますか〜。
僕のチート性能見せてやる〜ww
「レキは爆弾お願いね、僕はあのルノー20台をやる」
そう。20台なんだよね〜多過ぎだろww
「分かりました、爆弾が終わり次第手を貸します。まぁ残っていればですけどね」
とレキが笑いながら言った・・・可愛いなぁ〜やっぱ。
「うん、よろしくね。残っていればね」
笑って言い返してやるとレキは顔を赤くした。
あれ、風邪かな?まぁ雨も降ってるし仕方ないか、早くおわらせよーっと。
僕はスコープを覗きながらメタルイーターを撃つ。フルオートでねw
プススススススススススススッッ
しかも消音器付きで。消音器も僕特性だよ〜ww
おおぉ〜壊れた壊れた。残り8台ね〜。
おっ撃ちやがった。
何のそれしき。
プスススッ
ガガガガガガガガガガガガキンッッ
ふ〜〜終わった〜〜ww銃弾全部弾いてやったぜ〜流石チートだね。しかもアリアにおまけ付き♪
さてレキはどうかな?
「私は一発の銃弾。ただ目的に向かって飛ぶだけ」
ズカンッ ズカンッ ズガンッ
ドウウウウウッッッ
おお爆弾がキレイに海の中で爆発したよ、流石だねレキ。
しかも生でレキのあの呪文みたいの聞いた何かかっこいいな〜。
僕も考えよっかな?
「お疲れレキ」
「お疲れ様です、ソウさん。・・・あの一つ聞きたいんですが、さっきは何をしたんですか?」
「ん〜さっきはね〜。まぁ後で話すよ。まずはみんなのとこに行こうか、きっとアリアが怪我してるだろうしね」
「?全部ソウさんが何とかしたのでは?」
「ん〜一発だけ逃がしたみたい・・・それがね」
ククッ僕がアリア嫌いなのに何もしない訳ないじゃんwwちゃんと1発だけうまく弾いてアリアのデコに掠らせたさ。
これで、原作通りだね(笑)
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