ハイスクールD×D 神龍皇の鼓動 第1章 
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1話

 

 

 

Side 王龍

 

 

 

俺の名前は神城王龍。人間ではない。

ハイスクールD×Dの世界に転生した転生者だ。

今、俺は駒王学園に通っている。俺がこの世界に来て一年たった。

 

「よう、王龍」

 

今話し掛けてきたのは兵藤一誠というエロで有名な高校二年生だ。

ちなみに俺とイッセーは同じクラスだ。

そして、イッセーは覗きをよくする。

 

「なんだイッセー?覗きならしないぞー」

 

イッセーはエロいただの一般人だがいちおう主人公だ。

 

「ちがうわ!!!それより聞いてくれよ!!!彼女ができたんだ!!!」

 

イッセーに彼女なんてできるわけないし妄想だな・・・

 

「妄想乙」

 

聞くのもバカバカしいので無言で立ち去る・・・

 

「ちょ、まてって」

 

イッセーが何か言っているが無視する。

 

 

 

Side Out

 

 

 

Side 一誠

 

 

 

俺の名は兵藤一誠。「イッセー」と呼ばれている。

青春を謳歌している高校二年生だ。

今俺は女子剣道部の部室を覗いている。

 

「うおおお!村山の胸、マジでけぇ」

 

「かぁぁ、片瀬、いい足してんなぁ」

 

俺の横で変態発言をしているのは、友人の松田と元浜だ。

 

ちなみに俺はまだ覗いていない。俺だって覗きたいが、バレそうだったのて逃げた。

 

そしてそのまま帰っているときに突然の幸運が俺に舞降りた。

 

「付き合ってください」

 

声を掛けてきたのは黒髪がツヤツヤでスレンダーな女の子の天野夕麻ちゃんだ。

 

翌日、彼女が出来たことを松田と元浜に言うと血涙を流していた。

 

そして親友にも自慢しに行く。

 

「よう、王龍」

 

こいつの名前は神城王龍。イケメンだが親友だ。

 

「なんだイッセー?覗きならしないぞー」

 

「ちがうわ!!!それより聞いてくれよ!!!彼女ができたんだ!!!」

 

ふふふ、羨ましいだろ・・・

 

「妄想乙」

 

うわ、ひでぇ。しかもどっか行ってるし・・・

 

「ちょ、まてって」

 

王龍は何も言わず立ち去っていく・・・

 

無視とかひでぇ。

 

 

 

Side Out

 

 

 

Side 王龍

 

 

 

ふぅ、しかし変なものを見たな・・・

 

きっと彼女が出来なくて辛いんだろう・・・

 

覗きをしなかったらもてると思うけどな・・・

 

「ん?」

 

誰かの視線を感じたのでその方向をむく。

 

そこにいたのは紅の髪の巨乳美人だった。

 

「(人の気配がしないな・・・念のためサーチ・アイ使っとくか・・・)」

 

そう思いサーチ・アイを起動する。

 

 

 

名前 リアス・グレモリー

性別 女

職業 学生

種族 悪魔

年齢 17

身長 ?cm

体重 ?kg

LV 87

HP 4580

SP 6200

ATK 1250

DEF 1000

lNT 1800

RES 1700

HIT 1400

SPD 1000

武器  無し

頭装備 無し

胴装備 ブラウス

腕装備 無し

腰装備 無し

脚装備 スカート

個人スキル

 王の駒「眷属一人に付き能力を五パーセント上げる」

装備スキル

 無し

 

 

 

悪魔か・・・面倒だな。しかもそれなりに強いしな・・・

 

あ〜〜〜めんどくせ〜〜〜

 

そう思いながら立ち去る・・・

 

 

 

Side Out

 

 

 

Side リアス

 

 

 

(いまの子・・・私を観察するように見ていたわね・・・しかも警戒しているように見えたわ・・・)

 

「ねぇ、朱乃・・・いまの子・・・」

 

「あの子は・・・二年生の神城王龍くんですね・・・あの子がどうかしましたか?」

 

「ううん、なんでもないわ・・・」

 

(少し警戒したほうが良いかもしれないわね・・・)

 

 

 

Side Out

 

 

 

Side 一誠

 

 

 

(はぁ・・・どうしてこうなったんだ)

 

(夕麻ちゃんとデートしててそれで最終的に光の槍で刺されたんだよな・・・)

 

そう思いながら刺された腹部をさわりその手を見る。

 

(紅い・・・手が紅いな・・・どうせ死ぬんだったらあの紅髪の美少女の腕のなかで死にたかったな・・・)

 

「あなたね、私を呼んだのは」

 

突然誰かが話し掛けてくる。

 

「死にそうね。傷は・・・・・へぇ、おもしろいことになってるじゃないの。そう、あなたがねぇ・・・・・。本当、おもしろいわ」

 

「どうせ死ぬなら、私が拾ってあげるわ。あなたの命。私のために生きなさい」

 

俺の目に紅い髪が映り、そこで意識は途絶えた。

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