緋弾のアリア〜一般校の転校生〜 |
2弾
はぁ、さすがに疲れたな。
あのあと急いで学校に行ったが、タッチの差で間に合わなかった。
しかも遅刻したことを先生に怒られるし。
「なんだよあの先生、絶対元ヤクザだろ」
名前何ていったけ?あぁ蘭豹だっけ。
「あの先生いつか倒す」
「はい、ここが波谷君の入るクラスです。少し待っててください……。皆さん、このクラスに転校生が来ることになりました……。じゃあ入ってきてください」
「はい…えっと、転校してくることになった波谷 瑞樹です。よろしくお願いします」
「((転装生|チェンジ))?」
「いや、それだと人選ミスだろう」
「確かに、((転装生|チェンジ))本当にだったらすぐにばれる」
何言ってるか分からないけど、とても不名誉なことを言われている気がする。
「先生、席どこですか?」
「席は後ろの空いてる席ね」
後ろか、ちょっとラッキー。
「はぁ―い質問はあとでね。今日の朝に爆破事件があったので皆さん気をつけるようにしてくださいね……」
さて、隣の子はどんな子だろう?………そっぽむいてますね。
でも、自分から話しかけないと!
「えっと、波谷瑞樹です。よろしくね、君の名前は?」
「レキです」
………………………………………それだけ!?
いや、きっと俺の聞き方がいけないんだ。名前を聞いたから、名前を答えただけなんだ。うん、きっとそうなんだ。
「名字は?」
「わかりません」
驚きの返し。
「ちなみに記憶喪失ではありません」
聞こうとしてたのに。
「そっか、じゃあレキさん。いろいろ聞くと思うけどよろしくね」
「レキで構いません」
呼び捨てか、まぁしかたないかな。
「じゃあレキよろ……
ダダンッ
銃声ッ!?
「今銃声がしたんだけど……みんなすごく普通だね」
「あれ知らねえのか?ここでは、必要以上にしないこと、とは言われているが特に禁止されてねえんだぞ」
と、前の席から教えてくれる優しい人。
「じゃあ、銃声がしてもあまり気にしないほうがいいんだね」
「そういうこと」
「波谷君、ランクの測定をやるので、職員室に来てください、希望の学科はありますか?」
「あっ、((狙撃科|スナイプ))希望します」
「わかりましたでは行きましょう」
「波谷君((狙撃科|スナイプ))希望なの?じゃあレキと同じだね」
「レキも((狙撃科|スナイプ))なんだ?じゃあそっちでもいろいろ教えてね」
「波谷君……?早くしてください」
「あっはい、今行きます」
なぜだろう、この先生には絶対逆らっちゃいけない気がする。
説明 | ||
〜武偵殺し編〜 一般校から武偵校に転校してきた瑞樹。 初心者なのにSランクになったり、事件に巻き込まれてしまう。 |
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