IS ~愉快を求める転生者~ 第3幕 俺、やっと小学生になりましたー前編
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皆さんお久しぶり、興野京也だ

 

 

束さんとの対決から4年がたった

 

つまり、俺は小学4年生となった

 

・・・ん?4年間の描写?いや特にイベントもなかったし言わなくてry

 

 

 

 

 

 

そんな感じで過ごしていた俺の、ある日の一コマ

 

 

 

 

**************************

 

 

「ん〜〜〜〜〜〜〜・・・疲れた」

 

窓際の席から校庭をながめ、ノビをしながら呟く

 

 

「なんで小学生の問題ってこんなに簡単なんだよ・・・」

 

『それは小学生だからだよ』byゼウス

 

俺にとって、小学校は退屈な場所でしかない

だって前にやったことをまた一から教えられるんだぞ?いかに楽しく過ごして行くかを追求する俺にとってはこの世の地獄だといってもいい

授業はほとんど居眠り、問題を当てられたときだけ起きて答える

なんとも無意義な時間を過ごしていた

 

 

(そしてさっきからこっちを睨んでくるチビッコたちは何なのかねー?)

 

今は自分もチビッコだろ、というツッコミは置いといて

 

現在休み時間であり、大体小学生と言ったら友達と遊んでいるかしゃべっているかのどちらか

 

それはここにいる生徒も例外ではないわけで

 

 

 

(あ゛ー!アイツらホント何なんだよ視線がウゼェ!!)

 

やめろ視界に入れるな注目するな!俺はまだ注目されるつもりはないんだよ!そんなのは高校までとっておくんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに京也が注目される理由は至極簡単だ

ちょっとインタビュー形式にして説明しよう

 

・女子の場合

 

A香「京也くんって凄く頭が良いよねー」

 

N実「そうそう!それにスポーツとかもう他の男子なんか比べものにならないって言うか」

 

K子「・・・それにかっこいい、前髪伸ばして不良っぽいけどそれがいい」

 

リア充爆はry

 

神にもらった特典のおかげで京也の能力は規格外となっていた

どこの世界に小4で高校入試の問題を満点とれるやつがいるだろうか(ここにいます)

どこの世界に小4で50mを6秒フラットで走れるやつがいるだろうか(ここにry)

どこの世界に小4でこれだけモテるやつがいるだろうか←『これは僕がしたわけじゃないよ?』byゼウス

 

 

 

本人曰く、3番目以外に関してはこう語っていた

「えっ?まだこのくらいなら規格外ですむだろ?化け物とか言われたくないからさ」

十分化け物だと思うが黙っておこう

 

3番目に関しては、

「は?何言ってるんだ?俺学校じゃあ誰とも話さないし、むしろ根暗だと嫌われてる方だと思うぞ?」

自覚ナシ、もはやコイツは病気なのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

男子の場合

I朗「アイツちょっと勉強が出来るからって調子乗ってるんだよ!」

 

S太「ちょっとだけ運動が出来るからって以下略」

 

Y輝「ちょっとモテるか以下略」

 

結論、ただのひがみだった

 

京也の評判は女子からは最高、男子からは最低ということになる

 

 

 

ただし、男子も女子も京也には話しかけない

いや、話しかけるってことががむりだよね

常時不機嫌なオーラを放っているせいで一触即発の可能性があるから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(・・・・ハッ!夢!?)

 

なんか今変なのが流れていたような・・・・

 

(ま、いいや・・・・寝よう)

 

特に気にせず退屈な時間は寝ていよぅ・・・・ぐー

 

 

 

 

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みなさんおはよう、良い天気ですね

・・・・夕焼けがまぶしいなあ

 

気付いたら学校終わってました

いつものことだけどね

 

チャイムがなって起きたんだけど、意識が覚醒する前になんか拉致られました

そして連れてこられた校舎裏、目の前には坊主のガキとその取り巻き

 

 

「お前いつもいつもむかつくんだよ!だから俺の言うこと聞け!」

 

文章的におかしいことに気づけよ坊主頭

ムカつく→だから言うこと聞け

 

 

いやおかしいからね?

おかしいことに気付けよ能なし!

 

「お前を倒して俺はK子ちゃんを取り戻す!くらえええ!!」

 

「知るかそんなこと!!俺悪くねえええええ!!」

 

俺の懇親の嘆きも無視して、思いっきり拳を握りしめて殴りかかってくる坊主頭

 

・・・さて、どうしようかなあ・・・・

 

正直避けようと思えば目をつむってでも避けられるんだけど・・・そして反撃とか余裕なんですけど・・・流石に殴るわけにはいかないよね、問題になるし

 

でもコイツには痛い目に遭ってもらいたいんだよなー・・・殴ってきた報いぐらいはしてもいいだろーから・・・・・・

 

 

〜脳内会議〜

 

「さーて始まりました第一回脳内会議

進行はワタクシ「なにか裏がありそうな」オレがお送りします」

 

「おいちょっとまてオレ」

 

「なんでしょうか俺」

 

「待ちなのか?ツッコミ待ちなのか!?ツッコミ待ちなんですよね!!?」

 

「見事な三段活用ありがとうございます

そんなことはさておき、この状況をどう打破するか、という話ですが

解決の為に2人のオレを呼んでおります

あ、ちなみに『俺』は主人格、『オレ』は脳内会議における別人格とでも思っておいてください」

 

「結構厨二くさいんだけど!?」

 

「気にせず行きましょう

では最初の方どうぞー」

 

「おう!気合いをいれろおおお!」

 

「熱!?コイツ熱!?」

 

「さて「生きること、それは根性」な俺の意見は何ですか?」

 

「男ならまずは黙って殴られろ!!

そして相手の力をかみしめろ!!

そこから三日三晩殴り合い、漢(おとこ)の友情を《バタンッ》おぉーーー!?」

 

「うっとおしいので手元のスイッチを押しました

 

解説しましょう、床が開いて落ちました、マル」

 

「なんか結構深さあったっぽいんだけど!?」

 

「別に大丈夫でしょう、この空間で死ぬことはないですから

で、今の意見どうでした?」

 

「まず殴られたくないってことが前提だから却下だな」

 

「でしょうね、知ってます

次の方どうぞ−」

 

「・・・どうもでござる」

 

「個性的すぎるオレキターーー!?」

 

「せ、拙者が思うに、この状況を打破するにはかなりの策を練る必要があると思うでござる。たとえば昔の戦国武将たちが敵陣を責め立てるために策を弄するのと同じことでござる。し、しかしこの状況で策を弄するというのはなかなか難しいと思うでござる。現状より、相手はすでに殴りかかっている最中で、狙いは完全に頭部でござる。すぐにどうにかしないとかなりの傷を負う可能性が高いでござる。しかしこちらはさきほどから一切動いていないでござる。人間止まった状態から急に動き出すことはとても難しいでござる。なので拙者は《バタンッ》ござるううぅぅぅぅ・・・!?」

 

「細かすぎて伝わらないので落としました」

 

「おいヤメロ、それ以上言うな」

 

「それで今の「拙者、この戦がおわったら結婚するでござる」なオレの意見は・・・」

 

「名前が死亡フラグ過ぎるわ!それに意見とか全く言ってないよな!?」

 

「そうですねー、あとは誰も呼んでないんですが・・・」

 

「駄目じゃねえか!なんのための脳内会議だよ!」

 

「まあそう焦らずに

ただやり返したいというなら避けたついでに足でも引っかけたらどうです?

殴られませんし、それなりの仕返しは出来ると思いますけど」

 

「・・・・最初からお前言えばよかったんじゃないか?」

 

「それもそうですね、実際すでに考えてありましたし」

 

「じゃあなんで先に言わな《バタンッ》俺もかよおおぉぉ!?」

 

「お達者で〜」

 

 

 

〜閉会〜

 

 

 

 

(なんと無駄な思考だったんだ・・・)

 

しかたないのでやってみるか

 

「くらえええ!!《ブンッ》」

 

「だが断る《ヒョイッ》」

 

「!?《ズササササ》いってええ!!」

 

おお、いー感じにヘッドスライディングしたなあいつ

野球部でもなかなか見ないスライディングだぞ

 

「・・・う」

 

「・・・う?」

 

なんだろう、坊主頭の様子が・・・!

 

「うわああああ〜〜ん!!ママァーーー!!!」

 

うっわコイツウゼエエェェェ!!

ガキ大将方思ったけど結局ガキかよ!

 

よし、今の隙に帰ろう。取り巻きも見てないし

 

 

 

 

 

**************************

 

「ただいまー・・・と、誰もいないか・・・」

 

やっと帰り着いた我が家、本日親は残業でおそくなるらしい

 

《カタカタカタカタカタ・・・》

 

「・・・うーん今日も暑いな〜、麦茶麦茶っと」

 

《カタカタカタカタカタカタ・・・》

 

「コップコップはどこだ〜、っと」

 

《カタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・》

 

「(ゴクゴクゴク・・・)っはあ〜!生き返る!」

 

《カタカタカタカタ・・・わ〜いやっと解除できたんだよ☆》

 

「誰だコラアアアァァァ!!?」

 

さっきから気になっていたけどスルーしてきた俺の努力を返せ!!

声の場所から、多分俺の部屋だろう

 

 

・・・ん?俺の部屋?

 

マズイマズイマズイ!!あれにはまだハッキングデータが残ってたんだ!完全に消すの忘れてたんだ!!他にもウィルスデータにあんなのやこんなの(年齢規制の類ではない)が大量に入っている!仮にバレたら世界中から追われるものまで入ってたから・・・・

 

・・・・俺、死んだかなー・・あはは

 

けど俺のPCには基本全部の動作にロック掛けてるから普通の人は絶対にデータを覗けないんだが、ちょっと聞こえた《解除できた》ってのは無視できない。あれを解除できるのは俺ぐらいハッキングかませる人じゃないと無理だ

 

 

じゃあ誰が・・・

 

 

 

 

 

あ、一人だけいたっけ

目の前に迫った自室のドアを蹴り砕く

 

「束さんそこを動くなああああ!!」

「はっ!なぜ私ってバレちゃった!?」

 

そこにはピンクのウサミミが人のPCを弄っている姿があった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてなぜここにいるよ、ISの第一人者、篠ノ之束

説明
早く高校生活書きたいのでかなり進行速度上げます

べ、別に幼少期の話が思い浮かばないだけじゃないんだからねっ!!


そんな感じに

本編行きますか

「やっと小学生・・・になる前からクラッカーとかどう思うよ?」
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