緋弾のアリア〜一般校の転校生〜
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3弾

 

 

はぁ、疲れた、まさかランク測定に午前いっぱいかかるとは思わなかった。

いや、絶対に半分以上は尋問だったよな。

 

「はぁ、一般校出身だからってあんな疑わなくてもいいよな」

 

しかも、帰ってきたら質問攻めにあったし。

 

「普通なら、大丈夫だと思うけど、あの尋問の後はさすがにきついな」

 

というわけで、今は昼休み、理科棟の屋上に来てみた。

 

「あっ」

 

ロリコン発見。

 

「さーて、警察の番号は何番だっけ?」

 

「待て、俺は犯罪者じゃない」

 

「ロリコン君はなんでここにいるの?覗き?」

 

「違う!クラスのやつらを捲いてきただけだ」

 

やっぱり変態なんだ。

 

「ていうかおまえは誰なんだ」

 

そいえば名乗ってなかったな。

 

「俺は……

 

「ねえ、あれ見て、キンジがまた女の子に手を出してるよ」

 

「うっそ…。ほんとだぁ、アリアだけじゃ満足できないのかな」

 

名乗ろうと思ったところでいらつくことを聞いた。

 

「ねえロリコン君、あの子たちが言った女の子って俺のことかなぁ?

 自己紹介は少し待っててね、今あの子たち殺すから」

 

カチャっ

 

「待て、いいながら狙撃銃構えるな。それに、武偵は人を殺しちゃいけないぞ」

 

ちっそういえばそんなのがあったな。

 

「仕方ない、ここはロリコン君のせいだとしておこう

 俺は波谷 瑞樹わかってると思うが、男だからな」

 

「俺は遠山 キンジ((探偵科|インケスタ))2年Eランクだ

あと、ちゃっかり俺のせいにするな!」

 

「いいじゃん、俺は((狙撃科|スナイプ))2年……Sランク」

 

何か、あまり人に言いたくないんだよなぁ。すごく面倒なことになりそうだから。

 

「S?悪い、お前のこと見た覚えがないんだが」

 

「多分俺が転校生だからだと思う」

 

「そうか、なるほどな」

 

キーンコーンカーンコーン

 

「時間だね、それじゃあねキンジ」

 

「あぁじゃあな瑞樹」

 

 

この時俺はこれ以上疲れることがあるとは思っていなかった。

まさか家に帰ってからもあるとは………

 

 

 

はぁ、疲れた、今日だけで何度ため息ついてるんだろう。

 

「さてと、銃の整備でもしようかな」

 

そう思って分解しかけたら。

 

ピンポーン………

 

隣の部屋のチャイムが聞こえてくる。

 

ピンポンピンポーン………

 

早く出てやれよ。

 

ピポピポピポピポピピピピピピピピピピンポーンピポピポピンポーン

 

「うるっせーー!!」

 

「誰だよ?」

 

「あっあんた、私のことを侮辱したやつ!」

 

「あれ?キンジじゃん、隣の部屋だったんだ、てゆうか早く出てやれよ」

 

「うるせえ、今日はいろいろあって疲れてたんだよ」

 

「私のこと無視するなー」

 

ダンッ

 

うおぉあぶねえ。

 

「あんた…なんで…この距離で……」

 

なぜか幼女さんが驚いていますが。

 

「とりあえずキンジに何か用事があったんじゃないの?」

 

あれ?キンジが死んでる、罰でも当たったのかな。

 

「あんた名前とランクは?」

 

はぁ、言わなきゃダメなんだろうな。

 

「波谷 瑞樹((狙撃科|スナイプ))Sランク   そっちは?」

 

「神崎・H・アリア  アリアでいいわよ瑞樹あんたも来なさい」

 

いいのかな?勝手に入って、まぁいいか。

あぁ、キンジ引きずっていかないと。

 

 

 

「でいったい何の用だ?」

 

うっわぁキンジ不機嫌そう

 

「キンジ 瑞樹……あんたたち、あたしの奴隷になりなさい!」

 

説明
〜武偵殺し編〜
一般校から武偵校に転校してきた瑞樹。
初心者なのにSランクになったり、事件に巻き込まれてしまう。
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