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説明 | ||
11月30日の初陣でかなり破損したM/QI-16AとM/QI-17Aは、一時、米海軍ノーフォークに送られ、2機合わせてUCLVでは破格の1億1000万ドルもの巨費を費やして兵装と装甲のアップグレードが施された。 その一つが背部に追加導入されたMACP(マルチ・アーム・コンテナ・プラットフォーム)で、十字架状の内部からオシアナやクレーン・ディビジョンに常備されている各種兵装を、その場で取り出せるシステムになっている。 (機密で内部は不明だがゾーラ・ドライブと呼ばれるワームホール発生器が内臓されているとの情報がある) 写真は横須賀のUSSジョージワシントンに再配備され、カラー変更されたM/QI-16A「アンヘリート」と、その場に居合せたグリュックスブルク財団のレオナ・マルグレーテ・リュクスボーが記念に撮影した1枚。 両機の改修費用は財団の100%出資により行われ、オプティマイザーや運用方針にも財団の意向が反映されるよう周到な根回しが行われた。 彼女はデンマーク王室の遠縁、グリュックスブルク家の家系で正式な本名はレオナ・マルグレーテ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=グリュックスブルクという。 19世紀初頭アメリカに移住した祖先を持ち、大陸で早々から一大財閥を築き上げたフレゼリク・リュクスボーの曾々孫にあたる子孫と言われているが、実際には定かではない。 彼女と親交のあるラムズフェルド元国防長官は「彼女は合衆国最大の功労者と言っていいが、最大の謎でもある」と。テネット元CIA長官は「彼女について調べた事がある。謎だけが残った」と。 SATM・CEO西園寺ななは、彼女についてこう言う「レオナが自らの事を話すまで待つ事だ。そうしなければ死ぬ事になる。」 |
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