リリカルなのは 〜勇気の魔導師と電子の獣〜 
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 太一が謎の青い宝石を封印してから1週間が過ぎた。時折、気配を察知して現場に向かっているが、現場に着くと気配は無くなってたり、誰が封印した後に着いたりで後手に回っている

 

 「それじゃあ、はやて今日は楽しんで来いよ」

 

 「うん」

 

 今日はすずかの家のお茶会にはやてが招待されており、今日の太一はアッシー役である

 

 「それじゃあ、ノエルさんお願いします」

 

 「はい、後の事はお任せください」

 

 太一は二人の月村家のメイドさん、ノエルさんに頼みその場を離れた

 

 「さて、迎えの時間まで何してようかな〜?」

 

 太一がそう呟くと

 

 『(マスターもお茶会に参加すればよかったのではないですか?)』

 

 アストレアが念話で話してきた

 

 「(俺は優雅にお茶を楽しむようなタイプじゃないんだよ)」

 

 『(じゃあ、どうするんです?)』

 

 「(天気もいいし、川原で昼寝でもするさ)」

 

 アストレアにそう伝え川原に向かった。太一が到着すると、川原では小さな子を連れた家族連れがいっぱいいた

 

 「この辺りでいいか」

 

 適当な場所を見つけ、寝っころがり昼寝を始めた

 

 「・・・・・・」

 

 太一は寝っころがりながら、川原で遊ぶ親と子供を見ていた

 

 「(・・・楽しそうだな)」

 

 『どうしたんですかマスター?』

 

 太一の様子が気になったアストレアは太一に尋ねた

 

 「なに、あの子たちが少し羨ましくてな。・・・・俺達にはもう、ああいう風に一緒に遊んでくれる親がいないからな」

 

 『マスター・・・』

 

 「・・・アグモン、アストレア俺は暫く寝るから時間になったら起こしてくれ」

 

 2人にそう言い、太一は昼寝を始めた。その時見た夢は、小さいころの夢でまだ父親と母親が生きていた時の夢だった

 

 

 

 暫くすると

 

 『(マスター、どうやらあれが発動した見たいです。・・・・反応場所は二か所・・・そのうちの一つはこの近くです)』

 

 「(・・・ったく、人が懐かしい夢を見ているって時に)」

 

 太一は起き上がり、その場所に向かった

 

 

 発動場所に着くと、巨大化した魚がそこにいた(イメージはシードラモン)

 

 「シードラモンと瓜二つだと思うのは俺だけか?」

 

 『太一、僕もそう思うよ』

 

 『マスター!それよりも今は』

 

 「解ってるって・・・アストレア、セットアップ」

 

 『set up』

 

 太一はBJを纏い巨大化した魚に挑んだ

 

 「はぁっ!」

 

 魚に近づき刀で攻撃し、ひるんだ所に回し蹴りを放って怪物を吹き飛ばした

 

 「ぐるるるるる・・・がぁっ!」

 

 怪物はひるんだが、直ぐに体勢を立て直して、口から何かを吐き出した

 

 「うぉっ!」

 

 間一髪でそれを回避したが、驚愕した

 

 「地面が凍った!?」

 

 『ますますシードラモンと瓜二つだね』

 

 

 

 「がぁっ!!」

 

 怪物は再び口から氷を放ったが。今度はさっきの倍の量だった

 

 「っく」

 

 太一は高速移動魔法を使い、避けているが。数が数だけに全てを捌ききるのは難しかった

 

 「ならこれでどうだ、龍牙閃・焔!!」

 

 突きを放つと炎を纏った直射の砲撃が放たれ、襲いくるすべての矢を溶かした

 

 「こいつで止めだ!」

 

 太一はシードラモンもどきに近づくと、蹴り上げ宙に浮かせ

 

 「哭空紅蓮撃!」

 

 炎を纏った回し蹴りでシードラモンもどきを蹴り飛ばし、それに続き炎の斬撃を飛ばした

 

 倒れたシードラモンもどきの額にある宝石を抜き、封印するとシードラモンもどきは元の姿に戻った

 

 「さて、回収するか」

 

 そして、宝石を回収しようとしたとき太一と宝石の間に何かが落ちてきた

 

 「っ!!」

 

 慌ててそれを見ると

 

 「金色の槍?」

 

 槍の飛んできた方を見ると、そこには初めて魔法を使ったときに出会った金髪の女の子がいた

 

説明
第5話
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