真・恋姫無双〜白き牙を持つ者〜 |
「遠からん者は音に聞け!近くの者は目にも見よ!!
我が名は、姓は厳 名は白虎!!
命がいらない者は前に出よ!我が牙で命を喰らいつくしてやろう!」
これは恋姫の世界に転生をした男が懸命に生きた外史の物語である
〜第0話 序章〜
「ん?ここはどこだ?」
おかしいな・・・俺は「妹」が行方不明になったと思われる銅鏡の警護についてたはずだが
気がつけば真っ白な何もない空間にいる
「おーい!誰かいないのかー!」
ふむ、全く反応無しか
よく思い出せ・・・銅鏡から光が溢れたら意識が無くなったよな
「ふむ・・・考えても仕方が無いか、今この場所にいるってことが現実だろうしな
んで、いつまで俺の後ろにいるのか・・・な!」
いつの間にかあった、背後の気配に向けて俺は裏拳を放つが・・・
「ぬっふううううううううん!」
何て筋肉してんだよ、岩を殴るより硬いって・・・つうか声が生存本能訴えるほどやばい
「いきなりご挨拶ね今回のご主人様は」
後ろを振り返ると同時にそんな声が聞こえた俺は思考がフリーズした
ピンクにビキニに上半身筋肉の鎧を着たおさげ髪の筋肉の化け物がいたからだ
「ぶるぅぅわぁぁ!だぁぁぁれが鬼もジャンピング土下座しそうな化物ですってええええ!」
うん、ごめんなさいと俺は思わずDO☆GE☆ZAをした
俺の行動は絶対間違ってないと思うね、命がやばいと思ったからだ
「あらん、本当に今回のごしゅ・・・じん様じゃないわね」
「すまないが、俺は貴方みたいな人と知り合いになった覚えはない」
「そうみたいね、私の勘違いだったみたいねごめんなさい。
私の名前は魅惑の都の踊り子「貂蝉(ちょうせん)」よん」
目の前の筋肉だるまはくねくねと動きながらウインクしてくる
しかし、俺の身体全体がこいつの名前を拒絶してくる
俺の記憶が正しければ絶世の美女のはず・・・だが?
話が進まないから理解はしておくが納得はしないでおこう
「そ、その貂蝉さんは一体何のようで俺をこんな場所に連れてきたんだ?」
「それがねぇ、本来のご主人様・・・名前は北郷一刀っていう少年を
とある外史、貴方達で言う所のパラレルワールド・平行世界って所かしらね
そこに連れて行く予定だったのよねぇ」
「北郷一刀・・・分家の倅の名前だなそれは」
俺より剣の才能があったあの子の名前だよなぁ・・・
「あらん?そうなのぉ?ってことは・・・なるほどなるほど
外史渡りの銅鏡がご主人様と勘違いしちゃって貴方を連れてきちゃったのねぇ」
「そういうことか・・・名を言うの忘れたが 姓は島津 名は龍臣(たつおみ)という
それで、俺は元の世界に戻してもらえるのか?」
「龍臣ちゃんね、残念ながらその答えは無理としかいえないわね・・・
誤作動とはいえ、銅鏡が作動したからには龍臣ちゃんには悪いんだけど
外史に行くことになっちゃうわん」
「そう・・か、予想はしてたがやっぱり無理なんだな」
「ただ、外史の世界から戻れる可能性が無いわけじゃないのよ
外史で龍臣ちゃんだけの「天命」を見つけ、それを達成した時
元の現実世界にちゃんと戻れるはずよ」
「俺だけの「天命」ね、何をさせるか分からんが
全く希望が無いよりかはマシだな、それで俺が行く並行世界ってのはどんな世界なんだ?」
「三国志が元になってできた世界よん。まぁ色々と違う部分多いんだけど
そこの所は後で説明してあげるわん・・・
他には龍臣ちゃんには転生という形で外史入りしてもらうからよろしくねん」
「転生ってことは・・・赤ちゃんからやり直せってことか?」
「そういうこと、ご主人様ならいいんだけど。それ以外の人だと転生という形を取らないと
外史が拒絶しちゃってその場合次元の狭間で死ぬ事もできずに永遠に彷徨っちゃうのよ・・・」
「なるほど、了解した」
「後はこっちの不手際と言うことである程度龍臣ちゃんがなるべく望む形で転生させてあげるわん
例えば、某ゲームのようなキャラの技使いとかそんな感じの能力付加ね」
何て大盤振る舞い・・・まぁ仕事の不手際ってことになるだろうから
それ位の事は多めに見るってことなんだろうなぁ
しかし、困ったなある程度強いつもりでいるんだが
三国の英傑と戦う事になると考えると血が滾ってくるがあっさりと死にたくはないしな・・・
「参考までに聞きたいんだが、今の俺の現状だと三国の英傑と戦って勝てるのか?」
「そうねぇ〜・・・ご主人様と同じ世界の住人にしてはとても強いわね
気もそれなりに使えるみたいだし、ただあの世界じゃ将軍(武力80)クラスかしらね
龍臣ちゃんが考える関羽や孫策と戦うには無理だと思うわん」
「それなら、身体の身体能力を呂布奉先と戦っても負けないように
気があるというのならその適正値と保有量を三国一にしてほしい
後は・・・3mほどの長い斬馬刀と俺が愛用してたトンファーが欲しい」
「うんうん、それ位ならお安い御用よん
武器についてはある程度の年齢に達して、龍臣ちゃんが欲しいと思ったときに
届くようにしておくわん」
「そうしてもらえるとありがたい、それと聞きたい事が一つあるんだが構わないか?」
「ええいいわよん、良い男の話を聞くのは漢女の嗜みよ」
「俺の「妹」が銅鏡と一緒にいたときに行方不明になったらしいんだが
今の俺の状況のように外史に飛ばされたという可能性は無いか?」
「ん〜・・・似たような銅鏡があるのは確かだけど全部が全部
私が管理してるわけじゃないのよねん、今こうしてる間にも色んな外史に
色んな転生者は移っていってるのよ・・・
だから龍臣ちゃんと同じ外史に居るという可能性はあるけど
絶対にいるという保証もないわね、ごめんなさいね」
「いや、いいんだ・・・いい加減「妹」離れをしないといけないと思ってたしな
今回の事は突然だったが、第二の人生を楽しんで
「妹」の事は俺の心の中で生きていってもらうさ
まっ湿っぽくなったけど気にしないでくれ」
「分かったわん、それじゃ向こうの外史についてちょっとだけ説明するわねん」
それから暫く俺は外史先の世界について教えてもらい
強化してもらった身体を試す為の鍛錬をしてもらった
そして旅立ちの時がきた
「何から何まで助かる、ありがとう貂蝉」
「こっちこそ久しぶりに漢女の血が滾って楽しかったわん
それじゃ何かあれば洛陽にある「漢女の館」に連絡してくれれば
ある程度の事なら力になるわん」
「了解した、それじゃ向こうで会おうぜ」
「ええ、龍臣ちゃんも壮健で」
そういって、俺は目の前にある扉をあけて・・・意識を失った
あとがきっぽいもの
初めまして、色んな人達の作品に刺激を受けて思わず書いちゃったものです
頭の脳内では色んな事が思い浮かぶのにいざ文字にすると難しいなぁと力不足感がひどいです
基本的に書き溜めなどは全く無く、その場その場の勢いとある程度の脳内妄想で書いていきます
非常に遅いし、会話ばかりになる可能性ありますが
こんな駄文でもよければ、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
説明 | ||
この話はオリジナル主人公が転生をして チート的な強さを持ち、恋姫の世界を駆け抜ける外史です。 なお。かなりのご都合主義、ありえない!って設定が多々あります オリ主嫌い、チート嫌い、適当嫌いという方はご遠慮下さい |
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コメント | ||
アルヤさん>怖いのはきっと最初だけです・・・よ?(tokkey) 漢女の館・・・・・・なんて恐ろしい響きだ。(アルヤ) |
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オリ主 ご都合主義 チート 真・恋姫無双 | ||
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