IS 〜零の名を冠する深緑の翼〜
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決戦当日、大和はISの自主練をしてきた。

一方、一夏は・・・

 

「一週間剣道しかやってなかったんだ…」

 

一応、一夏の専用機は用意されるが、それは決戦当日らしい。そのため、訓練機を借りるのにも面倒な手続きが必要なため、剣道をしていたらしい。

 

「し、しかたがなかろう…訓練機が借りれないのだから」

と箒が弁明する。

大和「基礎知識とかは教えてあげられたのでは?」

 

不意に箒は目を明後日の方向に逸らす

 

「目 を そ ら す な !」

 

大和と一夏は声をあげて叫んだ。

そんなこんなで話していると、山田先生が走り込んできた。

「織斑くん、織斑くん!!着ましたよ!!織斑くんの専用ISが!!」

「じゃあ、先に行ってくる。戦うときまでお前のISはお預けだな」

それだけ言うとISを展開し

「一年一組所属、蒼井大和、零戦一番機、出撃する!!」

と、コールしアリーナへ飛翔した。

 

山田先生がコンテナのハッチを開けると、

そこには「白」がいた

 

「織斑くんの専用IS、白式です。」

と、山田先生が説明する。

一夏は、自分でも気づかぬうちに白式に触れていた。

 

「わかる。どうするためにあるのか。どうしたらいいのか。頭でわかんなくても感覚で分かる。」

と思っていたら、白式と一夏は一体化した。

正確には違うのだが、そのように思えた。

 

 

 

「すげーなこりゃ」

と一夏も感動する。

「織斑、気分は悪くないか?」

織斑先生も弟である一夏を心配しているのだろう。

「おう!いつでも行けるぜ!!」

と一夏は言うと、「ならば早く行け!」と言われ

 

「織斑一夏、二番機白式、行くぜ!!」

とアリーナに飛び出した。

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質 「織斑一夏、二番機白式、行くぜ!!」
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