地球戦士 ハーメラス 最終話 |
場面
山から街へとジャンプして降り立つ青年、人防正司。
場面が変わりある住宅に住む家族。
人防家の母、人防友紀(もりさき ゆき)とその小学4年生くらいの男の子の人防良士(もりさき りょうじ)。
さらに場面が変わり、リナが出てき、空を眺める。
場面が変わり、要塞の中には宇宙犯罪結社「ゲリュート」に所属する様々な宇宙人。そして空にある組織「プロテスト」の空人。
ゲリュート要塞から発進される小型戦闘機が地球へと飛来。それを迎え撃つは地球から生まれし戦士、ハーメラス。
ハーメラスはジャンプし、小型戦闘機を素手で破壊する。
小型戦闘機を破壊した後、地上に降り立ち、新たな変身をする。
そして地球の戦士ハーメラスは赤き怒りの戦士レアガーラに変身する。
国際秘密組織「TLE」の長官であり、最高責任者であると同時に人防家の家長、人防誠(もりさき まこと)がTLE基地にて部下達に指示を出す。
そしてレアガーラは誰もいない山奥で空の方を眺める。
最終話 ゲリュート、最後の日 さらば、戦士たち
「プロテスト」が壊滅して数日が経とうとしていた。
その間に地球では人々の失踪事件が頻発していた。
「…………」
失踪事件により人が一人もいなくなった土地を正司は黙って見ていた。
その場所には人がいなくなったために汚染はなくなったが、大地が蘇ったわけでもなかった。
「…………」
正司はその場を後にし、人防家の家の方へと戻っていった。
「正司兄ちゃん、おかえり」
「どこ行ってたの?」
「人がいなくなった土地」
「そこに何をしに行ってたんだ?」
誠が尋ねる。
「ただ見に行っただけだ」
正司は人防家の家にある自分の部屋に入った。
「正司兄ちゃん、どうしたんだろう?」
「分からない……だが、いいものを見たわけじゃないな、あれは……」
誠は何かを察したかのように正司を見守る。
ゲリュート要塞ではレイドがもはや一人しかいない。
『……これでいいだろう』
ゲリュート要塞にはレイドの声のみが響く。
そして誰もいない大広間にモニターが映し出される。
そこには最近地球で起こっている失踪事件で失踪した人達が檻に閉じ込められていた。
『お前達をこれからゲリュート地球隊にしてやる!』
すると檻から電撃が放たれ、人々はそれを浴びる。
『これが我が切り札の一つだ。
今に見ておれハーメラス』
そして数日後…。
『たった今入って来たニュースです。
先ほど失踪事件で失踪した人々が帰ってきました!』
ニュースで帰って来た人々が家族やら知り合いやらと喜び合っている映像が映し出される。
「いなくなってた人達、帰って来たんだ」
「よかったわね〜」
「しかし、何か臭くありませんか?」
人防家の方に来ていた仁が疑問に思う。
「臭いって何が?」
「失踪だけならともかく帰って来たんですよ。それも一斉に…。
神隠しにしてはおかしすぎる」
「じゃあこれは『ゲリュート』の仕業だって言うの?」
「おそらくは……」
「でも何を企んでいるのかしら?」
リナも来ていて、一緒にニュースを見ていたが、よく分からなかった。
「少し出かけてきます」
「気を付けてね」
仁は家を出て行き、調査に乗り出した。
仁が家を出てすぐのことであった。
帰って来た人々が突然暴れ出したのだ。
『大変です! 帰ってきた人々が突然暴れ出し、街を破壊しています!』
その破壊活動はかなり過激なものであった。
「これは……やめろ!」
仁が暴れ出している人達を何とか抑えようにも人々は暴れるばかりだった。
「くそ、凝固すれば簡単に取り押さえれる」
しかしそれでは自分がフィバンであることが街中の人間に知られてしまう。
まだ別の惑星で変身するのなら問題はないが、地球ではまだ宇宙人との交流などない。
そのため変身してしまえば、仁は危険人物や捕獲対象となってしまい、仁は迂闊に動くことは出来なくなってしまう。
「どうすればいいんだ!」
「地安衝!!」
どこからか衝撃波が飛んでき、その衝撃波が暴れている人達の体を透き通り、暴れていた人達は倒れる。
「ああ! 人々が倒れました!」
「今のは……」
仁が衝撃波の飛んできた方向を見る。
そこにはハーメラスがいた。
「ハーメラス!」
ハーメラスはすぐにその場から去っていった。
ハーメラスは正司の姿に戻る。
「正司!」
仁がやって来る。
「なんで人を助けたんだ? 人はお前にとっては敵なんじゃ……」
「俺もそう思っていた。だが実際は違ったようだ」
「違った? 何かあったのか?」
「俺が人がいなくなったところに行ったのは知ってるよな?」
「ああ」
「俺は人類がいなくなれば大地に緑が蘇ると思っていた。
と言うより地球にそういい聞かされていた。
だが実際は違った。確かに緑は蘇っていた。
だが何もしていなかったゆえに緑に元気がなかった。
昔はそうではなかったかもしれないが、今は違うようだ。
緑も人類を求めていたようだ。だからあいつらを殺さずに助けた」
正司は少し寂しそうな背中を仁に見せる。
「正司……」
「とりあえず『ゲリュート』を壊滅させることだけは変えるつもりはないがな」
「それは構わない。俺も『ゲリュート』を倒すために地球に来たからな」
ハーメラスによって暴れた人間が抑えられたのをモニターしていたレイド。
『おのれハーメラス……こうなれば地球を破壊することにしよう』
するとゲリュート要塞が大気圏を突破して大気圏内へとやってきた。
「…あれ?」
TLE本部ではゲリュート要塞はステルス機能のせいで見えないのだが、レーダーにわずかに反応があったことに隊員の一人が気付く。
「どうした?」
TLEの参謀の一人が隊員に声をかけた。
「参謀、実はレーダーが何かに反応したのですが、すぐに消えたのです」
「何か? その何かと言うのは?」
「分かりません、レーダーの誤作動と言う可能性も……」
「………すぐに長官に連絡をとれ。それとレーダーが反応したところに偵察機を飛ばせ。念のため3機だ」
「了解しました。………長官」
連絡員は長官である誠に連絡を入れた。
『長官』
「どうした?」
『実は先ほどレーダーが奇妙な反応をしたのです』
隊員はさっきまでのことを誠に伝えた。
「分かった、私もすぐに本部に向かう」
誠は通信を切る。
「あなた…」
「良士、正司にこのことを伝えに行きなさい。
仁君にも……」
「分かった!」
良士はすぐに家を出ていく。
とは言っても正司と仁は既に気づいていた。
「セリー! ゲリュート要塞が動き出しという情報が入った!
そっちで確認してくれ、それと念のために『バードル』をよこしてくれ」
『分かったわ!』
仁は仲間のセリーに連絡を入れた。
「今のはお前の仲間に連絡を入れたのか?」
「ああ。俺と同じ銀河刑事だ」
「随分ご苦労なこったな」
「それじゃあ、俺は『バードル』の方に戻る」
仁は最初に地球に降りた時の宇宙船の場所に移動し、宇宙船に乗り込み、『バードル』と呼ぶ自身がセリーと一緒に乗って来た宇宙船へと戻る。
「さてと…、地力転身!」
正司はハーメラスとなる。
「…………」
ハーメラスは空を見る。
「…………あそこだ!」
ハーメラスが見た空には何も映っていない。
だがハーメラスの目にはあるものが映っていた。
それはゲリュート要塞だった。
「とあっ!」
ハーメラスは空を飛ぶ。
『むっ!』
ハーメラスが要塞にやって来るのはレイドも確認できていた。
『来たか、ハーメラス。ステルス機能を使っているこの要塞を嗅ぎ付けるとは…。
迎撃してくれる!』
すると何もない場所(正確にはゲリュート要塞がある場所)からミサイルが数基飛んでくる。
「ふっ! はっ!」
ハーメラスはミサイルを紙一重で避ける。
するとかわされたミサイルはハーメラスが通り過ぎると同時に爆発を起こす。
『むっ!?』
レイドは少し驚いた。
実はハーメラスは避けると同時に地空射でミサイルを切っていたのだ。
「……!」
ハーメラスはゲリュート要塞に近づいて行く。
『ふん』
ハーメラスがゲリュート要塞にあと少しと言うところであった。
ハーメラスは何かにぶつかる。
「ぐあ!?」
ハーメラスは後方に吹き飛ばれるも体勢をすぐに整える。
「ちっ、電磁フィールドか?」
ゲリュート要塞にはバリアが常に張られていたのだ。
ちなみにこのバリアがステルス機能を持っている。
『ふん、さすがの奴もこのバリアは破れま……!?』
すると突然上から攻撃を受ける。
ゲリュート要塞の上にはバードルがあった。
「何もないところに当たったわ、フィバン」
「あそこにゲリュート要塞がある。それとあそこにいるのがハーメラスだ」
仁は仲間のセリーにモニターにわずかに映っているハーメラスを教える。
「あれ本当に人間なの?」
「いや、あいつは人間じゃないそうだ。
ただこの星を守るために戦う戦士だと言うのは確かだ。
レーザーカノン!!」
仁がバードルの武装「レーザーカノン」の砲門でゲリュート要塞のバリアを攻撃する。
しかしレーザーカノンはバリアに弾かれる。
「やっぱりダメ、バリアが強力みたい」
「だがあいつなら、何とかしてくれる」
「え?」
仁はハーメラスを信じていた。
ハーメラスはレーザーカノンがバリアに当たるのを見ていた。
(バリアは球体のように要塞を囲んでいる。
なら、狙う場所はただ一点!)
ハーメラスはゲリュート要塞の上へと飛ぶ。
「地破塵!!」
ハーメラスが勢いづいてゲリュート要塞のバリアに突撃、ぶつかると同時に地波塵を繰り出す。
するとバリアは塵になった。
『何!?』
ハーメラスはそのままゲリュート要塞内部へと突撃していった。
「フィバン!」
「ああ、凝固!」
仁はフィバンへとなる。
「つおっ!」
フィバンはバードルから飛び降り、ハーメラスが開けた穴へと入り込んだ。
ハーメラスとフィバンは要塞内部の途中で合流した。
「レイド!」
ハーメラスとフィバンは要塞の大広間にやってきたが、そこにレイドの姿はない。
「レイド! どこだ! 出てこい!」
「仁」
「ハーメラス! まさか、見つけたのか?」
「違う。俺達は既に見つけている」
「何? どこだ?」
フィバンは周りを見てみるが、周りは壁しかない。
「どこにいるんだ?」
「だから俺達は既に見つけている」
「………まさか!?」
『よく分かったな、ハーメラス』
「レイドとは………この要塞そのものなのか!」
『それは正解ではないぞ、銀河刑事フィバン。
我は既に肉体などと言う概念はない』
「なんだと?」
「こいつは霊体……、いや空気とかって言った方が正確だな。
とにかく肉体なんてない。精神だけの存在だと言うことだ」
『その通りだ、ハーメラス。
さすが人間でない化け物だけあって、我を理解できたようだな』
「悪いがお前を理解したつもりはない」
『ふん、だが精神だけである存在の我をどうするつもりか?」
「簡単な話だ。お前の形を作ればいい」
『?』
「地形波(ちけいは)!」
ハーメラスは掌を広げ、目の前に向かって衝撃波を放つ。
すると目の前に顔は悪魔、体は化け物の怪人のような姿をした人物が立っていた。
「むっ!? これは……我が肉体があるだと!?」
「地形波は形のないものを形づかせる技だ。
本来は失った自然に対して使う技だが今回は特別だ。
そしてその形は当たったものの記憶から形成される。
それがお前の昔の姿だということだ」
「昔の力が湧き出るようだ。
感謝するぞ、ハーメラス。この肉体さえあれば我は一人でこの宇宙を手に入れることが出来る」
「それは出来ん。俺がここで倒すからな、怒力転身!」
ハーメラスはレアガーラへと変身する。
「怒りの戦士、レアガーラ!!」
「いくぞ、レアガーラ」
「ああ」
「来い! レアガーラ! フィバン!」
レイドは二本の剣を取り出す。
「つおっ!」
「せいやっ!」
フィバンも剣を取り出し、レイドの剣とぶつける。
レアガーラは二人と違い、武器を出さずに素手で戦う。
「でやっ!」
「ぬぅ!」
レイドは巧みな剣さばきでフィバンとレアガーラを翻弄する。
「ふあっ!」
フィバンはレイドの巧みな剣さばきに宙を舞って倒れる。
「ふん!」
対するレアガーラは素手の為にレイドは翻弄することは出来ても、フィバンのように戦うのは少し難しかった。
「ふああああ!!」
逆にレアガーラは腕をうまく剣に当て、レイドをフィバンのように宙を舞わせて倒した。
「怒断……」
「ぬうううう!!」
レアガーラが技を繰り出そうとした時、レイドは目からビームを繰り出し、レアガーラを後ろに飛ばし、壁に叩きつける。
「レアガーラ!」
「ぬううあ!」
レイドの振るう剣にフィバンは天井に叩きつけられる。
「ぐあっ!」
レアガーラとフィバンは倒れる。
「くそ…」
「思ったよりやるじゃないか」
フィバンはダメージが大きいのか簡単に起き上がれない。
その反対にレアガーラは簡単に立ち上がる。
それに合わせるようにレイドも立ち上がる。
「ふん! はあっ!」
レイドは二つの剣を合わせ、そこからフラッシュによる目くらまし攻撃をしかける。
「くぅ!」
レアガーラは目を塞ぐそぶりをする。
「でやっ!」
レイドは二つの剣から電撃を放つ!
「レアガーラ!」
「でやっ!」
レアガーラは両腕を使って、電撃を振りはらった。
「何?」
「悪いが目くらましで目を潰したところで俺には効かん」
「おのれ……」
「く……」
フィバンは立ち上がる。
「まだやれるか?」
「ああ、大丈夫だ」
「俺一人でも可能だが、ここは協力しようじゃないか」
「俺も地球とは別の星とはいえ人間だぞ」
「構わんさ」
レアガーラとフィバンは並び立つ。
「それでどうする?」
「適当にやるだけだ」
レアガーラは突撃していく。
「ふん、無駄なあがきを」
レイドは先ほどと同じように剣から電撃を放つと同時に剣でレアガーラを斬る。
しかしレアガーラは止まらずに進む。
「ぬぅ!」
「つおっ!」
レアガーラが突進を続け、そのレアガーラの肩をフィバンは踏み台にしてレイドに詰め寄る。
「ライトブレイド!」
フィバンの剣は白く光輝きだした。
「フィバンギャラクティク!!!」
フィバンは十文字にライトブレイドを振るった!
「ぐおおおおお!!」
レイドの体は十文字に斬られるが、体は繋がったままで、まだレイドも倒せていない。
「この程度で我が……」
「怒壊拳!!!!!!」
レアガーラは怒りの力を込めた拳をレイドに向けてぶつけようとする。
レイドは二本の剣でそれを防ぐが、剣は簡単に破壊され、レアガーラの拳はレイドの体に到達する。
「うおおおおおああああああああ!!!!!」
レイドの体は爆発を起こす。
「おのれ……」
しかしレイドは元の精神体に戻る。
「脱出しろ」
「しかし、お前は……」
「ふん」
レアガーラは無理矢理フィバンを連れて要塞の外に出た。
フィバンは地面に着地するもレアガーラは空を飛んだままだった。
「終わりだ。怒滅拳!!!!」
レアガーラの怒滅拳がゲリュート要塞にぶつかりそのまま飛んで行く。
「ぐおおおおおお!!!」
精神だけの存在であるレイドも例外ではなく、怒滅拳を直撃で受け、要塞と共に飛んで行く。
「ぐおおおおおおおおおああああああああ!!!!!」
要塞は太陽へと飛んで行き、燃え尽き、爆発していった。
ここにゲリュートは完全に消滅した。
正司と仁は地上に降りていた。
「終わったな」
「ああ」
「正司兄ちゃーーーーん」
そこに良士に誠に友紀、それにセリーが彼らの元にやって来た。
「終わったのか?」
「ああ、ゲリュートは完全に壊滅した」
「そうか…」
「これで地球は平和になったんだね」
「……いや、これから人類は君と戦わないといけないんだったな」
誠が正司を見る。
「あ……」
「正司兄ちゃんと戦うなんて……」
「それは保留する」
「保留?」
「俺は人類がこの星を汚染するだけの存在だとばかり思っていた。
だが実際はそうでもなかった。汚染するだけの奴は確かにいるが、そうでない奴も同じくらい……いやそれ以上にいたのが分かったよ。
地球はそれでも人類を許さないかもしれないがな……。けど、よく考えたら人類も自然の生き物からなった存在だ。言うなれば人類もまた生き物であり、地球の一部。
そういうことで俺はとりあえず人類抹殺は保留することにした。
だがもし汚染する人類の数が増え続けるのなら、今度こそ人類抹殺を実行する。
その時になったら、俺は容赦しない」
「分かった。それで仁君、君はどうするんだ?」
「俺はセリーと一緒に銀河警察の本部のある『ブラー星』に一度戻ろうと思います。
それからまたこの地球(ほし)に……」
「そうか……、少しさみしくなるな。
だがこれで宇宙にある銀河警察とTLEが提携を取れる日がくるな」
「そうなることを私も願っています」
「それじゃあな」
「ああ」
仁が手を出す。
「?」
「何って握手だ」
「正司……」
「はいはい」
正司と仁が握手する。
「またな」
「さあな」
「また会おう」
「はい」
誠も仁と握手する。
そして仁とセリーはバードルに乗り込む。
「それじゃあ、『ブラー星』に向かってワープだ」
「ええ、行きましょう、フィバン」
「ワープ!」
バードルが飛び去っていくのを見送る人防家の人達と正司。
「じゃあな」
そして正司も立ち去ろうとしていく。
「正司兄ちゃん!」
良士が立ち去ろうとする正司に声をかける。
「また会えるよね!?」
「…………」
正司は黙って手を上げて振る。
こうしてハーメラスもといレアガーラは人防正司の名前のままどこかへと去っていった。
もし人類が地球を汚染するだけの存在になったら彼は人類の敵となって現れるだろう。
だが忘れてはいけない。彼は地球の為に戦う戦士であることを……。
そして地球を侵略しようとするものがいれば彼は地球の為に戦ってくれる。
さようなら、地球の戦士ハーメラス。そしてまた出会える日まで……。
さようなら、怒りの戦士レアガーラ!
終わり
説明 | ||
この話のコンセプトは『「侵略! イカ娘」を昭和の特撮風にしたら『というものです。(話の内容的には「宇宙刑事ギャバン」など昭和の特撮を基にしています。ちなみにタイトルは「イナズマン」がモデルです) それを踏まえてご閲覧ください |
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