超次元ゲイムネプテューヌXWorld 【BlackFate】
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―――こういう言葉がある。【異世界物の愉しみって何にしても美少女だよね。】

私はぶっちゃけどちらでもいいのでこの言葉に賛同するかは一先ずおいておく。何が言いのかというと【異世界にいったらどうしよう。】ってことだ。

 

 

私、フロムは途方に暮れていた。何処ともしれぬ場所に一人残され、何もかもが不明な状態なのだ。

少なくとも森の中、そして私のしるゲイムギョウ界ではない、という情報しかない状態だ。

森の中という情報はそこらじゅうに跋扈する樹木で判断できるが、ゲイムギョウ界ではないという根拠はあるのかと言えばある。時計が使えないのだ。

 

手に持っている携帯端末の機能が軒並み使えなくなっており、時計に至っては数字がスロットマシーンか何かのようにあらぶっている。

空を見上げれば、紫……というより、七色にせわしなく変色し続ける空があった。

正直に言えば見ていて気持ち悪い。

 

私、フロムは途方に暮れていた。こんなトンデモ世界(元々トンデモ世界出身だが)に飛ばされる私は何をしたんだと、信じてもいない神に問うていた。

 

 

きっかけは簡単なものだ。いつも通り事務所で暇を持て余していたら突然スキマ的な何かに引き込まれ、今に至る。

なんてことだ、普通なら一話使うであろう異世界突入のきっかけを二言で済ませてしまった。

こんなだから毎度毎度ぐだぐだで終わるんだよねほんと。

 

さて、そろそろぐちぐち言ってても餓死るだけなんで移動て街、または人里を探そうと思った時だった。

 

『そんなところで何をしている雑種。』

「ッ!?」

 

後ろから無駄に尊大な少女の声が聞こえ、咄嗟に銃(グレネードライフル)をその方向に向ける。

私の耳が確かならば今の声は憎き女神、ノワールのものだった。

即座に引き金を引こうとしたとき、別の声が聞こえた。

 

「ですの。」

「…………。」

 

声のいた方向に立っていたのは兎帽子が特徴的な(非生物的)幼女、がすとだった。

目が完全に死んだ魚のような状態であることから私の知っているがすとで間違いないだろう。

……余計腹立ってきた

 

「こんにちはですのフロム。」

「……とりあえず一発殴らせろ」

「まぁちょっとした戯れですの。許せで「だが断る」ずっ」

 

口に銃口を突っ込み数回引き金を引く。

この時点で割と死んではいるがとりあえず頭を鷲掴んで空に投げ飛ばす。

そこら辺の樹ぐらいの高度まで飛んだ後、爆発した。

血やら肉やらが爆風と共に飛び散り誰もが認める「汚ねぇ花火」が咲いたのだった。

 

「で、満足したですの?」

 

そして平然と私の隣にがすとが立っていた。

何もなかったかのようなこれにはいくら付き合いが長くても慣れるものではない。

あ、紹介が遅れたような気がするがこいつはがすと。……一言でいえば気違○幼女だ。

身長は112cmというどうあがいても幼女だがこいつ、なんと19歳である。私より年上である(私は18)。マジで何物なんだろうこいつは。

 

「寧ろお前が満足したのか」

「したですの。多少の情報はあったですの。」

 

 

がすとはどうやら私より先にこの謎世界にいたようで、既に情報を集めていたそうだ。

何か無駄に長かったので纏めると

 

・この世界は確実に私がいたゲイムギョウ界とは別物。

・別物と言えば別物だが限りなく似た物ではある(四女神が失踪中、つまりはマジェコンヌ事変中のようだな)

・がすとが二人いる(こんな○違い幼女が二人もいるとか勘弁してくれ)

・私の行きつけの銃火器屋がない(致命的)

 

ということだ。

ぶっちゃけ後二つが最悪だ。

トンデモシステムな女神共と違って私は科学の神髄ことグレネードライフルだ。

つまりどういうことか、弾薬が必要だ。私の銃は割かし特注品で……というのは関係ないのだが、グレネードライフルの弾薬ってのは高い。無駄に。となれば弾薬の無駄遣いはできない。

しかし私は武器しか攻撃手段がない。徒手空拳とかスマートじゃないし。

 

「とりあえず、まずは街、食糧だ。それがラステイションかリーンボックスなら値は張るだろうけど弾薬があるかもしれないし。」

「ああそうだ。それともう一つあるですの。」

「…なんだよ。」

 

がすとは面倒臭そうな、または呆れた様子で首を振り、一言つぶやいた。

それもかなり恨めしそうに。

 

「…時航行、いや時空航行者ですの。」

「……何回目だ?」

「六回目ですの。」

「懲りないな……。」

「限りなく同一人物に近い別人だから凝り様もないですの。」

「付きあわせられる身にもなってほしいね…。」

「そのたびに殺されるのは勘弁してほしいですの、ほんと。」

 

溜息を付ながらがすとについていくことにした私。

あーやだなー。こういう異世界に飛ばされるとか何か面倒事に巻き込まれるってフラグじゃん。私金にならないことは(ノワールを除いて)やらない主義なんだけどね。

あー、嫌な予感しかしないなー。

 

〜同時刻 ゲイムギョウ界上空〜

 

「人ならざる復讐者、人を捨てた錬金術師、人を嫌う守護女神…。」

 

ゲイムギョウ界全域が見渡せるほど、中央山脈の頂上近くに((それ|・・))は佇んでいた。

強く風に薄紫の髪を靡かせ、少女は微笑んでいた。

 

「これで、五人…。まだ足りない……。」

 

暗い紫の瞳は七色に何度も変色する空を眺め、怪しく開く。

少女は狂った笑顔としか言い表せないその表情で、歪んだ笑い声を上げていた。

 

「もっと集めて……!いつかきっと、あなたを((殺|とりもど))してみせる……!!!アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ……!!」

 

その笑い声に反応したか、空の色がさらに変色を重ね、徐々に色が混じるように空が歪んでいく。

歪んだ空は、この世界の行く末を占うかのように色を変え、形を変え続けていた。

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キャラ紹介Act:BlackFate

 

名前:フロム

性別:女

年齢:18

武器:グレネードライフル*2 肩掛け式アンチマテリアルライフル*1、肩掛け式ミサイル*1 オーバードウェポン・MULTIPLR PULSE

変身:不可

ラステイションのスラムにある小さな裏企業【バーテックス傭兵事務所】の所長。(キワモノ揃いの)社員を纏める立場にあるためか若干苦労人体質。

基本的には金になること以外には無関心で無駄弾を使いたくないのかそこまで好戦的というわけでもない。だががすとと共に人を煽ることもしばしば。

ノワールに個人的な恨みがありそこにノワールがいる場合TPOを一切合切投げ捨てて殺しにかかる。

なお、大鑑巨砲主義の変態(恐らく褒め言葉)である。

○((装備|アセン))○

頭部装甲:WHITE-GLINT/HEAD

胴体装甲:ARGYROC/C

腕部装甲:GAN01-SS-A

脚部装甲:RAIDEN-L

手持武装:NUKABIRA(グレネードライフル)*2

右肩武装:061ANSC(スナイパーキャノン)

左肩武装:BIGSIOUX(大型ミサイル)

オーバードウェポン:MULTIPLR PULSE(総砲門130の全方位パルスキャノン。撃つと確実にエネルギー切れで動けなくなる)

備考:重量?知らんな。なお、装甲の特殊効果で全身が【物理的攻撃完全無効】。でもエネルギー攻撃素通し。

 

 

名前:がすと

性別:女

年齢:19(6歳で身体の成長が止まっている)

武器:アイテム・毒塗りダガーナイフ

変身:不可

バーテックス傭兵事務所のナンバー2.でも副所長というわけではなくそれは別にいる。

所謂マッドアルケミストであり生死の狭間がよくわからなくなっている。

頭脳・錬金術は天才的でありそれ以外はからっきし。だがその二つで十分驚異的であり、世界各地に自分をベースにしたホムンクルスを製造、設置して自分の別端末として扱っている。稀に本体がわからなくなるらしい。

尚、ドSだが決してメンタルが弱いわけではなくむしろ鋼鉄。こいつに舌戦で勝つのは絶望的だろう。

この世界のがすととは同一だが別人。互いにパラレル的な存在である。

 

 

名前:ネロ

性別:女

年齢:15

武器:鉄機腕

変身:シュバルツシスター

未来のラステイションの女神候補生でありノワール、ユニの妹。BlackFateの主人公(笑)。

ネプギアとユニ、ノワールとネプテューヌというバカップル*2に甘やかされて育った結果女神主義のドシスコン+人間嫌いになってしまった。どうしてこうなったとはイストワール(未来)の談。

女神随一の腕力を持ちさらに右腕を機械っぽく変換させる鉄機腕で力任せな闘い方をする。だが腕力以外は平均以下なのでぶっちゃけて言えば力を使いこなせていない弱キャラ。

女神化すれば両腕が鉄機腕と化し、さらにそれなりに機動力も上がるのでそれなりに戦える。

でもやっぱり弱キャラ。

○装備○

武器:A-Destroyer

防具:DataRing

装飾品:S-Pendant

コスチューム:BlackBlazer(つまりは黒ブレザー)

アクセサリ:脳波コントローラ?(自作)

説明
(超次元ゲイムネプテューヌmk2+ BlackFate)
未来から現れた謎の女神候補生ネロが未来を変える為、姉達の命を救うために過去の惨劇『マジェコンヌ事変』へ挑む。
話のはずだったのだが何かネロ霞んでる。なんでだろう。

一話これ→http://www.tinami.com/view/395383

次はクリケット氏だね。
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コメント
>クロ氏 駄文?知らんな!こういうのは楽しんだもの勝ちなのSA!フロム「良いこと言ったのに語尾うぜぇ」がすと「これは許されないですの。」ネロ(NTならプレッシャーも大丈夫)(リアルではおぜうタイプ@復帰)
>SHZH御中 クリケット氏ドSキャラばっか書いてるのに本人プレッシャーに弱い事実が発覚。フロム「うちも大して変わらないよな。」がすと「ですの。」ネロ(コメントの返信を書け)(リアルではおぜうタイプ@復帰)
>ロージュ&ミヤウエ御中 フロム「私もそこまで無駄弾は使わないからな…。あれだってつい勢いで。」がすと「勢いで残機減らされるとかたまったもんじゃないですの。」ネロ(普通の人間に残機ねーから)(リアルではおぜうタイプ@復帰)
>お燐氏 がすと「事実を受け止めろですの外道最悪不倫ストーカー神。」フロム「事実は受け止めて何ぼだぞ外道(ry神。」ネロ(なんで誰にでもこうなんだこいつら)(リアルではおぜうタイプ@復帰)
>ツバキちゃん フロム「ネタバレどころかBFのオチまで出したよなこの話」がすと「ですの。」アクワイア「まさにげどー」(リアルではおぜうタイプ@復帰)
>MEGA氏 ネロの扱いはこれがデフォルトです(割と本気で)。フロム「前主人公が主人公食うとか種死かよ」がすと「弱キャラだから…ネロ。」(リアルではおぜうタイプ@復帰)
>クリケット氏 フロム「ニヤニヤ」がすと「ニヤニヤ」ガクガクぶるぶる(リアルではおぜうタイプ@復帰)
>藾弑氏 (長さは気にしなくても)大丈夫だ、問題ない。(リアルではおぜうタイプ@復帰)
ゼロ「お前大丈夫か?」クロ「・・・・何が?」ゼロ「駄文にならないかって・・・」クロ「無理だろ・・・俺が書いてるのだって駄文なんだから」ゼロ「実際プレッシャーというやつは?」クロ「くそある!!(キリ)」(クロ)
byH クリケットさんにプレッシャーが(笑) byZ 期待してまーーーーーーす!!!!!(←さらにプレッシャーを与える) byシン この小説のコメントを書け!!( Z ハデス)
行きつけのカキ屋がないのを聞いた瞬間もう一回二回七回ぐらいがすとをぶち抜いてそうねふろむん。そこまで幼稚じゃないかな。(柏中ロージュ&ミヤウエ)
紅夜「確か、次の次は俺達だよな?」空「なんかさぁ……僕ってラスボス&外道最悪不倫キャラのまま通すの?さすがに僕も泣きそうになるんだけど」紅夜「…………また、鬼畜キャラで頑張ってくれ」空「………頑張ります(泣)」(燐)
うーん… フウ「どうしたの?」 いや、書きやすくする為に若干の本編のネタバレを気にせずに書こうかな、と… フウ「…えぇー」 いやまぁ、ネタバレっていってもすんごく分かりやすいアレだし、大丈夫でしょ。 フウ「…大丈夫、かなぁ」(風音ツバキ)
いいですね! テラ「主人公(笑)…不憫だな」 確かに一言も喋ってないねw キラ「順調な滑り出しで何よりです♪」 ではでは、クリケット様にも期待wktk(ME-GA)
超プレッシャーなんですけどおおぉぉぉおおおお!!!! 氷室「前の2人がこのクオリティだからな。」 エスター「作者オワタ、でさァ。」 ライ「頼むから恥かかせるような作品はやめろよな?」 どうしよおおぉぉおおおおお!!!(クリケット)
俺これより短くなりそうで怖いです…(駆蘭)
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