恋姫〜一刀と天下覇道の三剣〜 |
第一章少年期
一話「始まりの日」
「………………ここは何処だ?」
気が付くと俺は森の中で横たわっていた。
「…………あ、あれ?
お、おかしいな、確か俺、今日祖父ちゃんにボコられて自分の部屋で力尽きてたはずなんだけど……。
……ってかここ何処?
なんで三剣がここにあるんだ?」
自分の横にあった三本の剣の事が非常に気になったが、まぁ一先ず置いとこう。
まず自己確認だ。
俺は北郷 一刀。
聖フランチェスカ学院高等部二年A組所属、剣道部副部長。
家は結構広い和風の家+道場。
家族構成は、俺、祖父ちゃん、祖母ちゃん、父さん、母さん、妹の5人。
実家は剣道を教えている。(俺は特別に家の流派『三剣流』を叩き込まれている)
この間やっと免許皆伝したため、家の家宝である三剣を引き継いだ。
三剣は『天の天生牙=x・『地の叢雲牙=x・『人の守り刀鉄砕牙=xの三剣の事でそれぞれ天界・地界・人界の三界を制すると言われる刀。
三剣はそれぞれに特殊な力がある妖刀……って、あれ今気が付いたんだけどなんか視線が低くないか?
あれなんか三剣が何時もより長く感じるんだけど?
あれ、なんか手の平小さくないか?
「(こっ、これらの事実を照合すると………)」
俺はある種の不安を感じながら近くにあった河で自分の姿を確認すると…………。
「なんで小っこくなってんだーーーーーーーー!?!?!?!?」
おかしいだろおい!!
何で小っさくなってんの!?
これ俺が中2の時の制服姿ジャン!?
ってことは俺、今外見14歳ぐらい!?
「ジェロニモーーーーーーーーー!!!!!!」
それからしばらく叫びに叫び続けた俺はとりあえず寝床と食料を確保し、とりあえず寝る事にした。
翌日、朝早く起きた周辺を散策し小さな村を見つけた。
そこで得た情報は今の時代は後漢末期、つまり三国志の時代だ。
そして孫堅などの有名武将は全員女である事だ。
姓・名・字以外にも真名という己の真の名、神聖名前が在るらしい。
……なんてこった、………なてこたぁーー!!!!
タイムとラベルなんてどんなSFだよ!!
しかも三国志!!
孫堅や曹操みたいな有名武将が全員美女・美少女!!
どんな世界だよ!!
平行世界にもほどがあんだろがーーーーーーーーーー!!!!!
情報収集が終わると俺は再び森に戻り、有りったけの不満を発散した後、寝床に戻り旅の準備を整え、寝床を後にした。
「そういや、こっちでの名前を考えないとなー……」
ここが三国志時代なら北郷 一刀という名前は不自然だろう。
「この場合一刀が俺の真名になる。
じゃあ、姓は北郷の『北(ほん)』、名は親父の『翔』で『翔(しょう)』、字は北郷の『郷』と鉄砕牙の『牙』で『郷牙(ごうが)』。
よし!
俺は今日から、姓は北、名は翔、字は郷牙だ!」
新しい名前を手に入れた俺は、上機嫌で旅へと出た。
説明 | ||
一刀が『鉄砕牙』・『天生牙』・『叢雲牙』持って外史へ。 果たして一刀の運命は! 詰らないかも知れませんが、読んで下さったのなら率直な感想・意見・アドバイスを書いてくれるとうれしいです。 |
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コメント | ||
都非様さん<指摘ありがとうございます!(オシリス) 新しい名前を考え始めてから、ここが三国士時代なら〜 三国志のまちがえ?(都非様) ジェロニモの後、『朝早く起きた周辺を散策し小さな村と見つけた』は小さな村「を」見つけたが正しいと思う(都非様) 一刀の適応力が恐ろしいですね、次も楽しみにしてます(ミドラ) |
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真・恋姫†無双 北郷一刀 一刀 天下覇道の三剣 | ||
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