魔法少女リリカルなのは〜幻想をを瞳に写す者〜
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魔法少女リリカルなのは〜幻想をを瞳に写す者〜 1

 

「なんで俺こんなところにいるんだ?」

 

そう俺は企業面接を受けた帰りであったはずである。途中でなんかあったような気がするがそうでなくてはおかしい。そうでなければなぜこんな精神と時の部屋の中みたいな所にいるんだ。

 

〜とりあえず回想〜

 

「あ〜マジでついてねぇ〜。」

 

俺はそう言いながら信号無視をし横断歩道を渡る。

 

「ホントついてねぇなあんな企業の面接落ちるとか、どこの世界の幻想殺しだよ右手に特別なちからなんてねぇのに」

 

俺はとある企業の面接を落としてしまったことに愚痴りながら自宅へ帰ろうとしている。ちなみに落ちた理由は緊張のしすぎで力加減を間違えて面接官のいる応接室の扉を破壊してしまったことである。

 

「しっかしついてないとばかり愚痴っとる場合じゃないな。本気で就職先見つけないとニートになってしまう。・・・・・ん?」

 

〜回想終了〜

 

「マジでここどこだよ。早く帰らねぇとドラマの再放送にも間に合わん。俺再放送はリアルタイムで見る主義なのに。」

 

???「いや〜ホントごめん。」

 

いきなりデカい鎌をもったおっさんが話かけてきた!コマンド?

 

1.たたかう 2.道具 3.逃げる 4.裏技・・・・・・・・・・よし!

 

「裏技で!」

 

???「そんなモンないよ。つーか君結構余裕だね死んだのに」

 

「あっ?俺が死んだ?つーことはここは転生の間とかいうやつか?」

 

???「まぁそうだけど。まぁ・・・・「じゃあさっさと転生させてくれ。」君死因聞いたりしないんだね。」

 

「聞いたところで生き返るわけじゃないんだから別にいいだろ。んでどこの世界に転生させてくれるんだ?」

 

俺はそう言っておっさんに転生を急かす。

 

???「君が行く世界はリリカルなのはの世界だよ。それと君が自分の能力を決めて」

 

「なんでさ?こういう場合はアンタが勝手に決めたりするんじゃないのか?」

 

???「君を間違いで殺してしまったせめてものお詫びだよ」

 

「じゃあ、とりあえず初期魔力はA+ぐらいで成長スピードはそれなりに早い方で、魔力光は青色にするわ。これは炎熱変換と氷結変換と電気変換ができるようにするため。他に何かできるか?」

 

???「んじゃあレアスキルで万華鏡写輪眼の月詠みたいなのを。ガジェトだろうがなんだろうが幻術をかけることができ、尚且つ相手が君の視界に入った時点で幻術を掛けることが出来るようにしてあげる」

 

「つまり万華鏡写輪眼の月詠に天照の性能を合わせたものと解釈していいのか?」

 

流石にこれはチートすぎるだろ

 

???「別にこれくらいOKさ、じゃあ最後にこのレアスキルに名前を付けて」

 

「じゃあ『幻界へ誘い』で。ちなみにこの力には制限が付くのか?」

 

???「君がそう望むなら付けるけど。なんで?」

 

「あまりに強力な力は周りどころか自分すら滅ぼす。だからせめて自分を見失わないために枷を付けて置きたいんだ」

 

よくある二次創作じゃ強大すぎる力に調子に乗って暴れまくっている奴がいたからな。しかも勘違いで迷惑以外何者でもないろくでもない奴が、俺はそうなりたくない

 

???「わかった。じゃあ一日にそのレアスキルを発動できる回数は5回だけでいいかな?」

 

「OKだ。それとそこの世界に行くとき俺の原作知識を少しなくして欲しい。ドキドキしない未来なんて面白くないからな。」

 

???「オッケー。あっそれとデバイス渡しとくね」

 

そう言っておっさんは俺に黒い羽のネックレスを渡す

 

「こいつの名前は?」

 

???「君がつけなよ。」

 

「ん〜〜〜〜。よし。このデバイスの名前はクラディウス愛称はクロウだ。」

 

『良い名をありがとうございます。マスター。』

 

???「それじゃぁ名前も決まったことだし。二度目の人生を楽しんでね。」

 

そういって急に俺の足元が消える。これで俺も転生者の仲間入りだ思いっきり楽しんでやる

 

・・

・・・

・・・・

・・・・・

『・・・・スター!マスター!何をボーっとしているのですか?』

 

「ん、ああ悪い。ちょっと昔の事を思い出してた」

 

今の俺の年齢は8歳今年で9歳になる。そして俺は今孤児である。孤児である事があまり実感が無い。一応両親はいたのだが父親の方は俺が生まれる1年前に大きな事件に巻き込まれ死亡し、母は父が死んでから俺を大事に育ててくれたが、やはり女手では相当な無理をしていたらしく、俺が6歳の時に目を覚まさなくなった。

 

一応両親は自分に何かあった時のため保険とか入っていたらしく学校生活を十分に送れる位の蓄えがあったのでそんなに苦労はしていない。だがそこはSt(ザンクト).ヒルデ魔法学院という教会系列の学校で周りの連中が上品すぎるせいで全然回りと馴染めないのであった。そのため必要な単位を取った授業はボイコットし蓄えを食い潰さないように無限書庫の司書の資格を取りバイト感覚で働いている。余談だが司書長のユーノとか言う人、何故か俺にすごくビビッてすぐ採用した

 

そして一人暮らしが出来ると思っていたが、父の同僚であるシャッハ・ヌエラという聖王教会の騎士が俺の境遇に同情したのか毎日家に来て世話をしてくれている。そのおかげで自堕落な生活が出来なくて少々困っている。

 

「コラー!出てきなさい!学友を殴り飛ばすなんて許しません!!」

 

そして今現在絶賛逃亡中である。まったく学校で喧嘩売ってきたアホを半殺しにしたくらいで説教なんて食らってられるか。そしてチクッた先公は絶対にシメる。あっ、ちなみに今の俺の名前はラグナ・マティスである。この名前は転生前に自分がネトゲで使っていた名前でそれなりに愛着があったのでそう名乗っている。

 

『マスター、もう素直に捕まっちゃいましようよ。今なら許してくれるかもしれません。』

 

「アホなことほざくな。捕まったら説教という名の拷問と洗脳だ。」

 

そう、シャッハの説教は鍛錬+将来は立派な騎士になれと〜というのが当たり前である。まだ俺は将来とかあまり考えてはいないが人にあれこれ言われて自分の将来を決めたくないのである。そんなお年頃である俺に将来とかマジで勘弁してほしいのである。

 

「鍛錬はまだいいんだけど。将来はな〜。」

 

ちなみに鍛錬を始めたのは5歳からで今ではちゃんと炎熱変換と氷結変換と電気変換が完璧に扱えるようになったがが去年シャッハに見つかったのが運の尽き、事あるごとに扱かれた。今では一対一ならその辺の騎士ならば完全に勝ち、シャッハと本気でやって50分位なら持たせられるというスーパー8歳児になったのである。

 

『マスターどうせ逃げ切れないのですから諦めましょうよ。これで83回目の逃亡ですよ。』

 

「諦めたらそこで試合終了です。てかお前いちいち数えんなよ。あの鬼シスターマジで加減というのを知らんのだから。」

 

今の生活に関してもシャッハには感謝しているがそれとこれとは話が別である。こんな所で捕まるわけにはいかんのだよ!そして今日も俺は逃げる。

 

 

説明
手違いで殺されてしまった主人公がチート能力を持ちリリカルなのは世界に転生。現実を歪ませ、理想を取り戻す!

この小説はにじファンで書いていた『微妙なチートを持って』の改訂版です
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コメント
神様チート転生…、在り来りですね…。力に枷を付けるのもねぇ…。神様に力貰っておいて今更って気も…。(匿名希望)
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