■19話 紀霊隊と李福隊の激突■ 真・恋姫†無双〜旅の始まり〜
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■19話 紀霊隊と李福隊の激突

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「あれは……紀霊隊の通称あっちゃんか……」

 

何かをやり遂げたのか紀霊様に頭を撫でて貰っているあっちゃんが嬉しそうにしているのが見える。そしてまだ何かが物足りないような、少し不満そうな顔がチラリと見え隠れするのに子萌えは自分の中でふつふつ何かが燃え滾ってくるのが分かった。

 

燃え滾る己の何かを押さえつける為に服の裾を噛みしめ、目を見開きその光景を脳裏に焼き付ける。

 

李福様がこの頃あまり紀霊様に構ってもらっていないのに、あの紀霊隊は調練というお題目で構いまくってもらっているというのに、あまつさえ調練が終わってからも構ってもらうだと? しかも不満を抱いているだと? 許せん。断固として許せん。

 

これではこの頃見ない李福様の笑顔が更に減るではないか……もうこれは邪魔者を殺すべきだろう。そして李福様の笑顔を取り戻さなければならない。

 

「李福様の笑顔のためならば……フフフ、フフフフフフ」

 

1人不気味に笑い始め、何かを想像して悶えた後に子萌えは李福隊の面々へと重要案件があると伝えていく。集合は明日の早朝。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

次の日は予定通りまだ誰も目覚めていない早朝から子萌えを代表に李福隊の面々が顔を合わせていた。それもこれもこれから話す重大な案件の為だ。

 

「よく集まってくれた諸君!」

 

子萌えが集まった李福隊に大声で呼びかける。

 

「我らが李福様の笑顔に最近陰りがあるとは思わないか! なぜ! どうして! あの李福様の神々しいまでの笑顔が見れないのだと……疑問に思わないか?」

 

子萌えの問いかけに李福隊の一同は肯定の意を示すものとして次々と頷いていく。それを見渡して確認し、満足しながら次の言葉を紡いでいく。

 

「その疑問に答えよう! 我らに道を授け、李福様の想い人でもある紀霊様とこの頃十分に話されておられないからだ!」

 

子萌えの答えに押し黙る一同、我々に道を説いた紀霊様が李福様のそんな姿を望むとは思えない。けれど李福様の想いを勝手に伝えるわけにもいかない……その想いの板ばさみが辛い。と勝手に妄想を膨らませていく。

 

「諸君……辛いだろう! だが悩むことはない、紀霊様が李福様を構えないのには原因があったのだ!」

「「「!」」」

「紀霊隊……そう紀霊様の率いる部隊だ!」

「「「!!」」」

「あいつらは調練という紀霊様と戯れる時間がありながら! 分からない所を教わる、分かった事を報告するという建前を持ち出して紀霊様が李福様に構う時間を減らしているのだ!」

「「「!!!」」」」

「それに私はみてしまった……紀霊隊副官の通称あっちゃんが調練後に紀霊様に撫でてもらっているのを……さらにはそれだけされたにも関わらず不満を抱いている顔を!」

 

最後の言葉を聞いた時李福隊の面々から溢れんばかりの怒りの怨嗟が上がり始める。一方的な考えによる一方的な感情が李福隊を必要以上に盛り上げていく。

 

「わかってくれるか諸君! 私たちは今立ち上がらねばならない……いくら紀霊様の部隊とはいえ、李福様の笑顔を妨げるのならば許せるあろうはずがない!」

「「「ぉぉぉおおおおおーーー!」」」

「私に策がある! 行くぞ諸君! 李福様のために!」

「「「李福様のために!」」」

 

この瞬間、李福隊が紀霊隊対して反旗を翻したのだった。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

チュンチュン、ピーチクパーチクと今日も朝から小鳥たちが爽やかな……

 

「っえ!?」

 

今の鳥の声明らかに変じゃなかったか? そう思って飛び起きて周りに目を配ってみたものの、別段いつもと変わった様子はない。昨日の疲れが尾を引いているのかもしれないと頭を振り、頬を叩いて目を覚ます。

 

何だか不思議な目覚めだけれど折角の早起きなので調練場へお邪魔する事に決め、部屋を後にする。朝だというのにまたしても調練場には人の気配があり、感心しながらも除いてみるとそこには案の定というべきなのだろうか、かごめがぽつんと立っていた。

 

「かごめ」

「ん……時雨…これ」

 

昨日ほど驚いた様子もなく、むしろ時雨が来るのが当たり前のような態度でかごめが近寄り、手に持っていた盾を見せてきた。どうやら手のひらと手首に固定する盾らしく、表面の形も丸みをおびていて衝撃を逃がしやすくなっている。

昨日言った注文通りと言いたいところだが、これだと盾を持ったままその手に武器が持てる、想像以上の出来と言っていい。

 

「これはかごめが?」

「うん……頑張、て…つくった」

 

小さく胸を張るかごめを尻目に改めて盾を手に取ってみる。素材が木の為軽くかごめでも十二分に扱えるものになっているが、受け流す事を主体においた盾だとしてももう少し補強しないと危うい気もする。

 

といってもここばかりはかごめの腕次第なのでどこまでどうすると言った助言もあまり出来ない、かごめの受け流しの腕は未知数なわけだし、大体この出来でも十分凄すぎて手が付けられない。

 

「す、すごいな……」

「これ、の矢……つく、るので…なれた」

 

そういって見せてきたのは昨日見せてもらったかごめの武器の矢だった。確かに矢の形は普通のと違い矢の中間の棒が短くなっていて、矢の先端部は通常より少し重くなっている気がする。まさか一本一本オーダーメイドするなんてどれだけ手間暇かかっているんだろうか。

 

「え、これもかごめが作ってたの?」

「うん、真桜……に、教えて……もらった」

「でもこの矢だと戦場で足りなくなった時困るんじゃないか?」

「これ……後、一、万…ある」

「……」

 

思わず絶句する。いつの間に物作りが趣味になっていたのか? その前にそれだけの情熱でここまで作れるのだろうか? 確かに矢をそこまで作れるのなら盾もあるいわ出来るかもしれないが、それにしても凄い。いつの間にこんな特技を身につけたのだろうか。

 

うんうん唸ってかごめの戦闘を頭の中に思い描いていく、いくら1万あるといっても戦場に持ち込める数はたかが知れているのではないだろうか。そこも考えがあるといいのだけれどと考えているとかごめが服を引っ張ってきた。

 

「時雨……鍛錬、つ…つき…あって」

「あ、ああ。盾の練習か? 別に構わんぞ」

 

思ったよりも積極的なかごめに目を丸くしながら加減はどれぐらいにすればいいのか考える。やっぱ俺んとこの紀霊隊並がいいかなといつもの力加減でいく。

 

「それじゃ、行くぞ」

「うん……」

 

練習用の木剣でかごめに向かって容赦なく振り下ろす。寸止めも出来るし大丈夫だろうと思っていたら以外にも盾でちゃんと防いできた。

 

「ぉお!?」

「まだ……」

 

言うが早いかかごめは盾で見えていなかった武器を俺の目の前に突き出すと同時に打ってくる。……容赦ないですね。まぁ避けるんだけど。

 

「ん……まだ」

 

瞬時に装填し撃ってくる。その都度盾が邪魔でどちらに向いているのか予測できないので避けにくい、唯一かごめの体の動きを見れば避けきれない事も無いが、これが無くなるともっと厄介になると冷や汗をかきつつ捌いていく。

 

暫くしてこれなら別にそこまで加減する必要もないかと思いどんどん斬撃を重くしていく、それをコツをつかんだのか盾でどんどん受け流していく。かごめは思った以上に武の才もあるみたいだなと感心してしまう。

 

そうやって斬って撃ってとやりとりが幾ばくか続き

 

「もう、無理……矢が…ない」

 

気づけばかごめの矢がなくなっていた。

 

「なるほど、矢がなくなるのがやっぱり欠点なのか」

「うん……」

 

それでも十分に戦えてはいたが、これならもしかするとと思いつく。

 

「このぶんなら銃剣にしても戦えそうだな……」

「銃剣?」

「その弩の先に剣をつけて矢がなくなっても戦えるようにするんだけど、その分重くなって扱いが難しい」

「それ、いい……試す」

「っははは、かごめは凄いな」

 

あまりにも当たり前に作ると言い出すので笑ってしまった。もうかごめならある程度の構想があればどんなものでも作り上げてしまいそうである。それも努力合っての事だと分かっているので労いの意味を込めて頭を撫でていく。

 

しばらくかごめは嬉しそうに撫でられていたが、少しさびしそうな顔をして

 

「作る」

 

それだけ言って走って調練場を後にしていった。トテトテと走る姿は相変わらず可愛らしい。強くなっても可愛いぞーーーーーー! と心の中で雄叫びをあげ、自分の鍛錬に移ることにした。

 

かごめに触発されてまずは弓、2本番えて撃ってみるけれど1本しか当たらない。3本同時ってどうなってるんだろう恋姫の世界………そう思いながらも2本出来るように練習していく。

 

微妙に狙いがつけられるようになった所で次は槍に移る。そしてその次は剣、次は小刀一本で、二本、太刀、三刀流……etc、etc。

 

それぞれ練習し終わったとこで調練の時間が間近に迫っていたので慌てて厨房に飯を食いに行ったらまた恋、陳宮、綾、張遼や兵達が現れカオスな状況になってしまった。

 

その中で張遼が何か俺に話そうとしていた気がしたのだが、食事をしているうちに内容を忘れてしまったらしい。

 

とりあえず思い出したら話してくれと言ってその場を後にする。目指すはもちろん演習場、今日もビシバシいってきます。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

演習場へついてみると一足先についていたかごめがオロオロしていた。なにこれ可愛いんだがと心で萌えながら声をかける。

 

「どうした? かごめ」

 

まだちょっと見ていたい気がしたものの、そこまで人が悪くなれない。

 

「えっと、私……の隊、と…時雨、の隊」

「? …俺の隊とかごめの隊がどうかしたのか?」

「それは私から説明します」

 

横から声が聞こえ、そこから突然現れたのは子萌え、李福隊の副官だ。かごめはあまり喋るのが得意ではないがリハビリの意味を込めて説明するのも必要だとは思うのだけれど、かごめが子萌えにお願いと言っているのだからお願いしないわけにはいかない。

 

「ああ、頼む子萌え」

「私たちも少しばかり力がついてきました。その力を試してみたいと思い、よければ紀霊隊と模擬戦をやらしてほしいのです」

「かごめはどういうふうに?」

「紀霊様がよろしければいいと」

 

かごめならそう言うかと思い、自分の考えをまとめていく。紀霊隊の面々は気の把握が出来たメンバーがちらほら、けれどまだ実戦で色々出来るかといえばまだまだだ。今回の模擬戦は実戦経験のないこいつらには丁度いいかもしれない。

 

「ふむ、まぁいい経験になるか。別に構わないけど指揮は俺たちがやったほうが?」

「いえ、指揮は副官の私たちが……失礼ではありますが、いざという時は私たちも指揮をとらねばなりません。それを考慮してでのことですので、なにぶん干渉しないようにしてください! 見ていて下さるだけでいいので」

「あ、ああ……わかった」

 

あまりに力強く子萌えが言うので思わず頷いてしまう。帰り際に李福様をやらせはしませんけどね、とボソリと呟いて子萌えは自分の隊へと戻っていった。なんか強気だ……でも俺やわな鍛え方してないからなめない方がいいと思うけど。

 

そう心の中で思いながらもかごめと一緒に眺めることにした。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

「フフフ、完璧だ………」

 

私は自分の隊へと戻り策通りに進んだことに喜びを隠せず、笑いをこぼしてしまう。けれどそれだけ待ちに待った時なのである。

 

「諸君……長く、苦しい時間を良くぞ耐えきってくれた………。我々の復讐の時は来た! 我々の李福様への愛、今こそ示すぞ!」

「「「ぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」

「まずは槍兵を前に! 奉仕(鋒矢)の陣にて我々の李福様への愛の一途さを思い知らせてやるぞ!」

「「「ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!」」」

 

これは勝った……我々の李福様への想いに貫けぬものなし! と拳を握り紀霊隊を見据えて不敵に笑う。

 

かごめが隊の調練に不安を感じていて李福隊の前で笑えないのを知らないので仕方はないのかもしれないが、知らないだけに哀れな李福隊である。本人たちはいたって幸せそうなのがせめてもの救いかも知れない。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

「我ら紀霊隊、出は違えど心は同じだと思っている」

 

紀霊隊副官、通称あっちゃんはそう静かに語り始めた。

 

「紀霊隊長は我々を思い、日々少ない時間を我々に費やしてくださっている……」

 

その言葉に静かながらも同じく思いを一つにする紀霊隊の面々。

 

「李福隊はなぜだか知らぬが我らに戦を吹っかけてきた。これは挑戦であり、好機である!」

「「「!」」」

「我らの努力、武力、知力共にあることを敵に知らしめ! 紀霊隊長への感謝の気持ち、そして己をみせる事の出来る最大にして最高の舞台だ!」

「「「!!」」」

「敵は愚かにも既に陣を構え我々を待っている、実力がどれほどのものかわからぬが今の我々に勝てぬものなし! 我々に紀霊隊長がついている限り、我々は……紀霊隊は不滅だ!」

「「「ぉぉぉッぉおおおおおおおおおおおお!!」」」

「長蛇の陣を取れ、敵を横撃し、粉砕し、滅殺する! 力の限りを奮え! 我らが勝利の雄叫びを響かせるぞ!」

「「「ぅぅううううぉおぉおおぉおおおおおおおおおお!!」」」

「行くぞ! 我に続け! 殺気を飛ばせ、皆殺しだ!」

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

ついに戦の火蓋が斬って落とされ、時雨とかごめはその様子を静かに眺めていた。

 

「李福隊もなかなか士気が高いじゃないか……子萌えやるなー」

「時雨の、隊も……高い」

「はは、そうだな。それじゃあ李福隊が勝ったらかごめに何かご褒美をあげようかな」

「! ……応援していい?」

「んー、干渉はしないでっていわれたけど応援ぐらいはいいんじゃないかな?」

「わかっ…た」

 

いうが早いかかごめは李福隊の皆に声が届くところへトコトコと走って行き、声をかける。

 

「皆……頑張って…」

 

その一言で李福隊の士気がかなり上がったのがわかる。激励だけであれだけ士気が上がるのなら俺も声をかけるべきかと思い、紀霊隊の前へと歩みを進め、檄を飛ばす。

 

「紀霊隊! ここで勝てたら褒めてやる! 存分に培った力を見せてみろ!」

 

こちらの隊も士気があがったのがわかるこれはいい勝負になりそうだ……と面白がっていたのだが、改めて横に座ったかごめはさっきと違いかなり真剣に見ているようだった。

 

相変わらず熱心だなーと思う時雨は変わらずなにもわかってないのだった。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

ガキンッ、ガキンと音を響かせ両隊が激突している。

 

「諸君! 奮闘せよ! 李福様のために!」

 

声を張り上げ李福隊を励ます。だがやはり紀霊隊は強い、子萌えの檄だけでは力が及ばない。……さすが紀霊様に鍛えてもらっているだけはあるかと感心しつつ悔し涙を浮かべる。

 

二人一組で戦っても勝てるかどうかもわからん相手に今李福様への思いだけで戦ってるのだ。これでは限界がそのうちきてしまうと俯く

子萌えが無念です…と諦めかけたその時かごめの静かな声が李福隊に響いた。

 

「皆……頑張って…」

 

その言葉で一瞬の沈黙が李福隊を支配し、そして次の瞬間には

 

「のぉぉぉぉおおおおお! 諸君! 我らが李福の声援しかと受けッとっただろうな! この勝負死んでも勝つぞ!」

「「「ぉぉぉぉおおおおおおおおおお!」」」

 

息を吹き返していた。倒れてた者まで立ち上がり、さながらゾンビといった風に所々引きずりながらも前進していく。さすがは李福様……我らが萌神! と子萌えが褒め称え、自らも戦場で暴れ始めた。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

「っく」

 

急に李福隊の反撃が強くなった……我々が優勢であったにもかかわらずだ。原因は恐らく李福様の激励のせいだろう。一部隊の将の檄ともなればここまで効果があるのかと感心してしまう。

 

ボコボコのフルボッコにまでしていた輩まで立ち上がり、今倒れていなかったものから倒れていたものまで一通り鼻血を出しながら襲い掛かってきている。その姿に紀霊隊が怯んでいるのは明白だ。

 

我々は紀霊様に鍛えてもらい個だけでも強い……だが奴らは想いが桁違いに強い。このままでは負けてしまうかもしれないと

 

そうあっちゃんが考えると紀霊の檄が響き渡る。

 

「紀霊隊! ここで勝てたら褒めてやる! 存分に培った力を見せてみろ!」

「ぅぉぉぉおおおおおお! 聞いたか今の檄を! 届いたか今の紀霊隊長の声が! 我らが負ければ幸福はやってこない! 殺せ殺せーーーー! 我らの幸福のために殺せーーーーー!」

 

たちまち紀霊隊が復活する。やはり紀霊隊長がいてくれれば我らは不滅! 負けはしない! とあっちゃんが叫びを上げ突撃していく、その結果両軍ともに死兵となってお互いをむさぼり合う事になってしまった。

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

「なんだ……皆良く頑張った! お疲れ様!」

 

演習場に広がる死屍累々を見ながら苦笑して声をかける。まさかここまで頑張るとは思わなった。

 

お互い精魂尽き果てるまで頑張った結果、皆動けない状況に陥っていた。応援に力を入れたかごめと時雨のせいでもあるのだが本人たちはあずかり知らぬことである。

 

「頑張った……私、うれ…しい」

 

その声を聞いてか李福隊の面々がトドメを受けて昇天して行く。

 

「お前らもな、本当なら褒めてやりたいが……戦場ではこれが死につながるからな。次に期待してるぞ」

 

何かを我慢しながら厳しい事を言う紀霊を見て同じように紀霊隊も昇天していくのだった。

 

この戦いを後に第一次昇天戦争と呼ばれることになる。

 

主に紀霊隊と李福隊のみに……。

 

 

 

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■後書き■

リアルで紆余曲折あったもののなんとか落ち着きました。

PCが復活した後も色々ごたごたしているのですけれど、PCさえ無事ならなんのそのです。

 

何はともあれ更新遅れてしまって申し訳ない。これからも頑張りますのでよろしくです!

説明
編集して再投稿している為以前と内容が違う場合がありますのでご了承お願いします
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原作崩壊 処女作 不幸体質 転生 ハーレム 恋姫†無双 シリーズ 

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