恋姫?外史 第16話
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「……何でよ…どうして?何でこんな事になってるの?」

誰も答えないまま、少女は疑問を発し続ける。

 

Side out

「………」

一刀は気を集中させて離れたところの気配を探る。

「………見つけた!」

数秒後、一刀は何かを感じたのか駆け出す。

「待ってください!」

兵士も慌てて追いかける。

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着いたのは厳重な錠をかけている扉の前。

「………オイオイ冗談だろ」

一刀はとりあえず確認の意味で錠前を調べる。しかしどこにも欠陥がなかった。

「…開かないドアは、開けるのみ」

一刀はいつの間にか持ち込んでいた刀でドアを錠前ごと破壊した。

兵士はあまりにも破天荒すぎる行動に呆然としていた。

「…?何を驚いてるんだ。ドアも開いたし、中を探すぞ」

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Side ???

遠くから声が近づく。私の嫌いな男の声。そもそも誰がここへ?そう考えた途端、あの恐怖が蘇る。

帝からの勅命、待っていた地獄。思い出したくないことばかり、そして今は用はもうないと言わんばかりに無理矢理この地下牢へ幽閉された。食事もないことを見ると、誰も居ないらしい。脱獄を試みたこともあるが『絶』もないため扉を壊せない。

声が近づき、止まる。目の前に居るのだろうか。

 

シピィン!聞いたことのない音がすると、入口は真っ二つに割かれていた。

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「ふぅ…」

一刀は扉を開け(ぇ?)部下に入らないよう忠告する。

「良かった、生きていたんだね。曹操さん」

一刀は見た目こそ痛々しいものの、生きていた事に素直に安堵していた。

「君を助けに来たんだ。安心していいよ」

「信用できないわ」

「はぁ…ここへ来たのは彼女たちのためでもあるんだけどね、夏侯惇・夏侯淵のね」

「………」

曹操はしばらく考え、

「…いいわ。ただし嘘ならあなたを殺すわ」

「お好きなように」

一刀はわざとおちゃらけて答える。

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後書きのコーナー

今回はちょっとだけいつもと違う感じかな?って感覚で仕上げてみました。いかがでしたか?

僕自身はうまく書けたかどうか不安ですが…いつも通りに気軽にコメントしてください。

この話の後は、拠点的なものを書く予定ですが、皆さんに意見を聞こうと思います。

読みたい方は、1、そんなこと書かなくていいから次行け!という方(笑)は2と書いてください。

複数回投票の判断は、反○○連合時と同じで行きます。

 

ではまた次回!

説明
書くたび期待値が下がる気のするネガティブ作者です。
一刀がチート過ぎるかというぐらいの性能です。心理が書けません。
投稿直後は途切れて意味不明です。なので、時間を空けてみることを推奨します。後書きのコーナーが目安です。
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コメント
1でお願いします、拠点は読んでみたいですし。できれば華琳でお願いします!!!(本郷 刃)
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恋姫†無双 北郷一刀  改稿繰り返し 満足できません 

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