転生先は魔法少女リリカルなのは……何だそれ? |
ガヤガヤガヤガヤ
「…転校生位で騒ぎ過ぎだろ」
教室の扉の前で待たされてる奴の気持ちっつーのはこんなもんなのか、普通の奴なら挨拶考えたりするんだろうな
「先生!男の子ですか?女の子ですか?」
「え〜っと…男の子です」
おいおい、そのあからさまに[期待したら駄目ですよ]みたいな返事で良いのかよ、普通の奴なら落ち込むぞ…まぁ先生アンタの気持ちは解るけどな、ハッキリ言って俺の第一印象はいつも決まってる
〜なのは視点〜
今日から3学期で私のクラスに転校生が来ます、先生の話によると男の子の様なのですが先生の顔が少し険しいのは何でかな?
「それじゃあ、さ!沢原君!入ってきて!」
ガラ
{!!!!}
教室に入ってきた一人の男の子…ですがクラスの皆は驚き…ううん怖がってる……だって
「では沢原君、あの自己紹介を…」
「…沢原 龍だ」
{(絶対ヤンキーだーーー!!!)}
皆の心の声が聞こえたような…そんな気がしたの
「えっと沢原君の席は、え〜っと空いているのは高町さんか永崎さんのとなりなんですが…」
私は先生の言葉を聞いて永崎さんを見たら永崎さんは顔を俯かせていたの、永崎さんはクラスで一番…ううん学年で一番内気な子で男の子と話すのすら苦手な子なの
チラッ
「…で先生、俺何処座れば良いんすか」
駄目、あんな男の子を永崎さんの隣に行かせたら永崎さん学校来なくなっちゃうかも…
「先生!私の隣で大丈夫です」
「そ、それじゃあ高町さんの隣で!沢原君」
「解りました…」
そして沢原君が私の隣の席に向かって歩き出す…けど
「……何だ?お前等」
「ちょっと!王神君、聖君何してるんですか!」
「先生ちょっと黙ってて貰えませんか」
王神君と聖君が沢原君の前に立ち塞がるの……ややこしい事になりそう
「おい貴様!もし俺様のなのはに手を出したり、泣かしたりしたら」
「死ぬって事を頭に入れとけ、後なのはは俺のって事も頭に入れとけ」
「聖!やはり貴様から始末してやる!俺様の女達に近寄るな!」
「何年も同じ事を言わせんなアイツ等は俺のだ王神!!」
また始まった…本当に止めて欲しいの
「…面倒臭」
二人を無視して沢原君が私の隣の席に座るの
(怖がっちゃ駄目、人を見た目で判断しちゃいけな……あれ?)
私は隣に座った彼を見て不思議な感覚を感じたの、怖いとかじゃなくて…解らないけど嫌な感じがしない…何でだろ?
(……ハッ!私何ぼーっとしてるの!挨拶しなきゃ)
〜龍視点〜
席に座ってから改めて思うが、此処は日本か?
黒髪の奴が全くと言って良いほどいない…
てかさっき絡んできた金髪と銀髪、絶対俺と同じ転生ってのをした奴等だ、確証は二人して目が左右で違うし、魔力もSSはある
…まぁ駄々漏れっつー事は無いだろうから本当の実力はわかんねぇけどな
そして隣の高町と呼ばれてた女子…どっかで……
「あの!」
「…ん?」
「私、高町なのは!宜しくね!」
なのはって………
ややこしい名前の奴だな……まぁ名前でなんて呼ばねぇけど
「はいはい」
「えっ!?…あの〜もう少しお話しない?」
「しねぇ」
「…わ!私の事は、なのはって読んでね!」
「はいはい…高町ナッパね」
「違うよ!!!なのはだよ、な!の!は!」
「はいはい高町納豆ね」
「違うのーーー!!!」
この後金髪と銀髪と高町ナッパは先生に「うるさい」と叱られ、静になった所で授業が始まった
……にしても、このクラスやたらデカイ魔力持ってる奴多いな、金髪と銀髪は兎に角…高町ナッパにこっちを見……睨んでる金髪の女子と茶髪の短髪女子
…今の俺の魔力はリミッターで限界まで下げてるから、まぁ絡んではこねぇだろ
〜なのは視点〜
〜昼〜
「本っっっっ当に!!信じられないの!」
「なのは落ち着いて」
「だってフェイトちゃん!何度言ってもちゃんと名前で呼んでくれないんだよ!!」
私達は屋上でお弁当を食べながら沢原君の話をしてるの
「でもなのはちゃん怖くないの、もしかしたら殴って来るかも知れないよ」
「きっと大丈夫だよ」
「何でそんな事言えるのよ?」
「解らない…けど大丈夫って思うの」
そう理由は無い、だけど彼を近くで見た時に何て言うのかな……誰かを傷付ける人に見えなかったの
「まぁそれはええとして、なのはちゃんフェイトちゃん二人共気付いとると思うけど」
「うん…彼少しだけ魔力持ってるね」
「じゃあアイツも魔法を使えるわけ」
「アリサちゃん魔力が有るって言っても凄く小さいから多分魔法は使えないよ」
「そういう人やったら、結構おるし気にする事もないんやけどな」
「「へぇ〜」」
「にしてもあのバカ二人が居らんと清々すんな〜」
「そうだね、そういえばアリサちゃん二人が沢原君に絡んだ時にいつもみたいに[誰がアンタの女なのよ]って言わなかったね」
「すずか、言ってもどうせ[相変わらずツンデレだな〜]って言うのが落ちよ……来年はクラスが別になって欲しいわ」
「「「「賛成」」」」
お昼も食べ終えたので教室に戻ると
「zzZ…zzZ」
「あ!寝てる…もう授業始まるし起こしてあげないと」
私は寝ている沢原君を起こそうと席に向かう
「なのは!危なくない?」
「ああいう不良は寝てるのを起こされるとキレてくんで止めとき」
「勝手に不良って決め付けるのは良くないよ」
「「「「あっ!なのは(ちゃん)!」」」」
普通に起こすだけなんだから、怒られる筈が無いの!
皆怖がり過ぎだよ、彼は別に何かをした訳じゃ無いのに
「……ね、ねぇ!もうすぐ授業始まるし起きたほうが良いよ!」
ユサユサ
「…………あ゛?……あ゛〜〜」
うっ……怖いでも大丈夫、大丈夫、大丈夫
「えっと…起きた?」
「あぁ……悪いな高町なまはげ」
「とりあえず!名前をちゃんと呼んでくれないかな!!」
起きて早々何言ってるの!なまはげ?!失礼すぎるの
「プフッ……なまは…アカン…ツボや」
「は…はや…プッはやて、我慢しなさいアタシだ……ってが…我慢して…ププ」
「ネェ…フタリトモ、スコシOHANASI、シヨウカ」
「「ヒィィィィィ!!」」
〜龍視点〜
何してんだ?アイツ等は……まぁ関係ねぇか
「ねぇ」
「あん?誰だお前」
「えっと…私同じクラスのフェイト・テスタロッサ・ハラオウンっていうの宜しくね」
「??フェレット・テンペスト・ハラオウン?変わった名前だな」
「そんな名前の人きっとこの世に居ないよ!フェレットって動物の名前だし!!」
「ね!ね!フェイトちゃん私の気持ち解るよね、信じられないよね!」
お前さっきまで、そこの二人に説教してたんじゃねぇのかよナッパ
「二人共そんな事で騒ぐの止めなさい、アンタも人の名前位ちゃんと言いなさいよ、因みに私の名前はアリサ・バニングスよ」
「アタシ・バーニング?何だ燃えてんのかお前?」
「ふざけんじゃないわよ!!!誰がバーニングよ!!」
いやお前だよ
「まぁ三人共名前が呼びにくいって言われたら、確かにそうかもなぁ〜…私は八神はやて、言いやすい名前やろ宜しく」
「解った解ったよろしくな、タヌ吉」
「誰ぇぇがタヌ吉じゃぁああ!!名前に掠りも、しとらんやんけぇ!」
見たまんま第一印象何だがな…
「あはははは……えっと…私は月村すずかです、宜しくね沢原君」
(どうせまた変な事言うに決まってるの)
(すずか耐えられるかな)
(すずか、だからスイカとか言うに決まってるわ)
(何や月村やったら月ノ輪熊か?面ん無いわ)
「はいはい宜しくな、月村すずか」
「「「「何で(なの)(よ)(やねん)!!!」」」」
デカイ声だすな、こちとら寝起きだぞ
「何ですずかちゃんだけ名前を間違えないの!!私の事もちゃんと呼んでくれないかな!!」
「静かにしろ高町」
「な!の!は!!」
「はいはい高町鉛」
「全然違ーーーーーーう!!」
「高町さん授業始めますよ」
「えっ!!はい!すいません」
先生、ナイスタイミングだ
漸く静になったな
「うぅ〜〜納得行かない……」
((((どうしてなのは〔〔ちゃん〕〕は彼に拘るのかな?))))
その後学校が終わると俺は彩羽を迎えに行くためにダッシュで教室を出た…出る時にナッパが何か話し掛けて来たが無視だ…にしても初日から面倒臭い奴等に目を付けられたな
神様の雑談…のコーナーです〜
転生しても相変わらず怖い顔です〜
可愛い女の子の名前をちゃんと言わない何て、失礼すぎです〜
でもでもこの後の展開が気になるです〜
それでは、ゴッドスマイルでリリカル☆マジカルさよならです〜
お腹が空いたのでゴッドライナー改(補助輪無し)出動です〜
…………ガシャーーン
ふぇーーーん!!乗れなかったです〜!
説明 | ||
第五話…転校初日、クラスの奴等の反応は予想通り…ん?アイツどっかで……気のせいか | ||
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コメント | ||
名前の間違え方で腹がよじれるかと思った・・・特になまはげとたぬ吉で(HIBIKI) ぶふぅおぅ!?(アサシン) タヌ吉www(LifeMaker) フェレット・テンペストってw(神木ヒカリ) なまはげで般若のお面が頭に浮かんだ…(匿名希望) |
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