【テドカイ】堕ちた神と天使の卵
説明
天から落ちた天使の卵。それが孵ったのは神の道を説く教会。
しかし。
そこに住む神父は神の教えを説きながら、行う事は背徳ばかり。
欲にまみれたその教会で天使は育つ。
「ここに神なんかいない」
聖なる場所だった教会で。
「いるのは……堕ちた神だけだ」
神の祝福を受けられぬ哀れな天使の子供。
やがてその存在に気付いた天使達が迎えにやってくる。
「コイツは俺が拾った。だから俺のモンだ」
汚れた場所から天使の子を救う為、天使達は彼に刃を向けた。
遠い、遠い昔。天を追放された『黒い神』に向かって。
特別な華が咲く時期に産まれた天使。祝福と愛情の中育てば救いの神へと成長する。
しかし。
「テッド君はそれでも僕を愛してくれたよ。ここに聖なる力はないけれど、でも、僕は幸せだった…!」
欲望と憎しみに汚れたその天使は翼を広げる。
滅びに導く神が持つ、六枚の翼を。








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大好きな天使ネタです。
人間界にある教会にテッドが住んでた。そこにある時カイトを宿した卵が落ちてくるんですね。
神父として暮らしてたテッドは神父の仕事なんかそっちのけで街の女の子連れ込んでみたり悪どい商売してみたり好き勝手にしてた。
卵から孵ったカイトはそんなテッドに育てられるわけです。
テッドがカイトを育てる気になったのは丁度暇だったから。
そうしてカイトは大きくなっていくんだけど、カイトが教会にいると突き止めたルカやメイコ達がカイトを返せと詰め寄ってくるわけです。
テッドはそれを拒否してバトル勃発。
テッドは昔、神様の一人として天にいたけれど神々の正義に反発して出て行ったという経歴の持ち主。そう簡単にかなう相手じゃない。
でもカイトはそれを知らない。
必死に止めても天使達はテッドを倒そうと挑んでくる。
テッドが堕ちたとしてもカイトは充分彼に愛されて大事にされてきた。そう説得してもメイコ達は聞いてくれない。
大切な人が傷付けられていく光景にやがてカイト自身が耐えられなくなるんです。
カイトは特別な華が咲いた時期に産まれた天使。
この時産まれた天使は熾天使であり良いもので満たせば救いの神に育ち、悪いもので満たせば破壊の神になるという性質があるのです。
テッドによって汚れてはいても優しいもので満たされてたカイトだけれど争いを目の当たりにして悪いものに満たされていってしまった、というお話。
最後のトリガーはテッドが倒された時です。画像はその時の。
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