ハイスクールD×D×D 第3章 戦闘校舎のフェニックス 第22話 焼き鳥、襲来です
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第22話 焼き鳥、襲来です

 

Side龍道 総司

 

あれから数日が経った

その間にあった出来事といえばアーシアが駒王学園に入ったり

アーシアがイッセーの家に引っ越したり

アーシアが初仕事したりとアーシアの事ばっかで俺とは関係が無い事ばっかりだ

そしてそのアーシアと一緒にいるイッセーは…

 

「イッセェェェェェェェェェッ!!」

 

「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

 

「うがっ!」

 

変態仲間である松田と元浜にラリアットをされていた

それも某渦巻忍者の雷の兄弟みたいな感じで首に思いっきり

まあそれもしょうがない、うんしょうがない

 

「お前もだぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「喰らえ総司ィィィィィィィ!!」

 

「断る!」

 

「「うげっ!」」

 

俺にもラリアットを仕掛けてきたから躱してお互いの首にぶつかるように俺はする

するとお互いの首に見事ヒットしてその勢いでお互いにぶっ倒れる

ざまぁwww

 

「俺に戦闘を挑もうだなんて1000年早いんだよ」

 

まあ、攻撃されたのは俺とイッセーが原因だけどな

数日前の事なんだが……

 

少年回想開始〜

 

「イッセー!おまえ!本当はいろんな可愛い子と知りあっているんだろう!?

リアス先輩!姫島先輩!この学園の二大お姉さまだぞ!?

更に学園の小さなアイドル子猫ちゃん「シュッ!」失礼しました総司さん!」

 

俺は思わず咲夜さん直伝のナイフ投げで松田の目の前にナイフを投げてしまった

勝手にイッセーのハーレムに白音を入れるなって言うの

 

「イッセー!続けさせてもらうが金髪美少女転校生のアーシアちゃんもだ!

おかしいよ!意味が分からないよ!理不尽で俺が壊れそうだよ!」

 

松田は頭を抱えて喚く。嘆くな、友よ

 

「そこで知らんぷりしている総司もだ!

橙と紫苑という素晴らしい妹がいる!お前以外の男に興味がないとあの二人も言ってるし!

蓮子さんとメリーさんという美少女と何時もいて!

その上に最近来た黒歌先生が彼女だと!?

ふざけるな!どうしてお前たちばっかりがモテるんだよ!」

 

ああ、そういえばそんなこと言ってたな橙と紫苑

確か俺にしか興味無い的なことを

でもさ、実はそれだけじゃないんだよねえ、レミリアがいるし

フランとランカと九重も妹という意味でいるけどな、九重は妹分だが

それにしても本当に父さんのこと言えなくなってきたかもしれない

父さんは父さんで愛人増やしてる的な話を聞いてるが早苗とかみょん夢師匠から

だけど蓮子とメリーは当人同士で付き合ってるわけだが

そんなことを考えていると元浜は冷静に眼鏡をくいっと上げる

 

「イッセー、総司、一人ぐらい紹介してくれても罰は当たらないと思うぞ

というか、誰か紹介してくれ。頼む。頼みます」

 

「知らん、俺の管轄外だ」と言いたくなったが俺は少し考えると一人の人物を思い出した

そして俺がイッセーの方を向くとイッセーも俺の方を向く

そしてお互いニヤリとまでは行かないが笑顔になる

どうやら同じ考えにたどり着いたみたいだ

 

「ちょっと待ってろ」

 

イッセーは携帯を取り出し、メモリを検索する

そして俺とアーシアと松田と元浜を置いて教室の隅にまで行き、電話をかける

それから数分話した後にイッセーは戻ってくる

 

「なんか、大丈夫な子がいたぞ。今日OKだとさ。友達もつれてくるってさ

これ、紹介できるこの番号。メアドもあるからって

てか、まずはメールで連絡取れ。その方が幸せになれる」

 

「サンキュー!」

 

さっきまで嘆いていた松田が高速でイッセーの携帯を奪う

でもさイッセー、メールで連絡取ったからって幸せに離れないぞ

だってさ、相手は漢女だぞ

そしてイッセーに対して急に二人は態度を変えてこんなことを言った

 

「ありがとうございます!イッセー様!このご恩は決して忘れません!」

 

「ああ、今度クワトロデートしようぜ!待ってろ!俺たちもソッコーで彼女作るからな!」

 

無理だよ、キミたちに希望は訪れない

あるのは絶望だけだ!言いはしないがな

 

「で、どんな子なんだ?美少女なんだろうな?」

 

「漢女(おとめ)だよ松田と元浜」

 

「ああ、確かに総司の言う通り漢女(おとめ)だな」

 

「乙女(おとめ)!………す、素晴らしい!……素敵だよ、イッセーくん!」

 

「まったく、兵藤先生に頭が下がる思いだ」

 

おとめの字が違うんだろうなあ「漢女」と「乙女」と言う違いで

 

「いやー、イッセーくん、総司君。ところで『ミルたん』って、どうして『ミルたん』なんだ?」

 

「「知らん、俺たちの管轄外だ。本人に聞いてくれ」」

 

イッセーと被ったな、まあ事実だしこれ以外の反応が無いけど

 

「「お前たちはカイトかよ!」」

 

そんなツッコミを受けてから時間は過ぎて行った

 

〜少年回想終了

 

「ざまぁ見ろ、いきなり攻撃したからそうなったんだ」

 

自分は攻撃を受けといて何を言ってるんだイッセー

それにしてもぴくぴくとけいれんを起こしながら気絶した此奴らをd……

 

「ふ、ふざけんなぁぁぁぁ!」

 

「イッセー!総司!お前等ってやつは!」

 

な、なんだと!?変態の生命力は化物か!

まるで「黒光りするG」かよ!シンクロ封じで俺の敵の!

 

黒光りするG

効果モンスター

星1/地属性/昆虫族/攻 200/守 500

相手フィールド上にシンクロモンスター1体が

特殊召喚された時、自分の墓地に存在するこのカードを

ゲームから除外して発動する。

そのシンクロモンスター1体を破壊する。

 

ああ、レッド・デーモンズとかを破壊された思い出が頭をよぎる

あれは本当に俺の敵だ!女の敵以前に俺の敵だ!!

嫌なことを思いださせられたな

 

「ふざけんな!ふざけんなよ!なんだ、あれ!?

どう見ても格闘漫画の強敵みたいな漢じゃねぇか!しかも何でゴスロリ着てんだよ最終兵器か!?」

 

「五月蠅い!少し黙ってろ!!」

 

「「グエッ!」」

 

八つ当たりだと分かってはいるが「黒光りするG」の事を思い出してムカついた俺は俺とイッセーの襟元をつかんでいた二人を殴る

すると見事に気絶した。気のせいか頭の上でひよこがピヨピヨしてるのが見える気がする

 

「嫌なことを思い出させやがって

お前たちの生命力は「黒光りするG」か!」

 

「うるせぇ!殴りやがって!」

 

また復活しただと!?なんなんだこいつらは!

 

「また復活するなんて……お前たち、何者だ!」

 

「「俺たちは通りすがりの変態さ、覚えておけ!」」

 

「その台詞を汚すな!!ディメンションキック!!」

 

某世界の破壊者の真似をしたこいつらに更にムカついて飛び蹴りを放つ

見事に松田の腹に当たりそのまま吹き飛ばして元浜にぶつかる

そして二人ともふっとばされて壁にぶつかりまた気絶した

 

「ああ……そういえば総司は仮○ラ○ダーオタクだったな」

 

「オタクというよりはリスペクトしてるんだよ、仮面ライダーの主人公たちをな

それよりまた復活する前に移動しよう

イッセー!アーシア!紫苑!橙!さっさと行こうぜ!」

 

俺はイッセーたちと共に再びあいつらが復活する前に教室を離れた

更にオカ研の部室へ向かう途中に木場と出会いオカ研の部室へ四人で向かっていた

すると突然イッセーが木場に部長の悩みを聞いた

だが、俺はそれよりも一つ気になる事が有ったからイッセーと木場の話が終わった後に話しかけた

 

「木場、今日誰か来る予定があったのか?」

 

「?どうしてそんなことを聞くんだい?」

 

気付いてないのか?成程、木場はチルノ位だったら戦いといえるレベルになるほどの実力者だ

強さを表にすると

 

父さん>>>>(決して越えられない壁)>>>>>母さんたち最上級クラスの妖怪や神≧サーゼクス・ルシファー>>>>>>>サーゼクス・ルシファー以外の外の世界の最上級格>>>>>>>>>(死ぬ気で頑張れば超えられるほどの壁)>>>幻想郷の上級妖怪や神>>>幻想郷の中級妖怪や神>>>外の世界の上級・中級格>>>>幻想郷の下級妖怪や神>>グレモリー眷属>>>外の世界の下級核≧幻想郷の理性の無い妖怪>>>キモいはぐれ悪魔

って感じだからな、大体の感じは

俺は母さんたちの少し前くらいかな?究極覇龍を使えば母さんたちと同じ辺りだけど

基本的にサーゼクス・ルシファー以外で幻想郷の最上級格の妖怪とかといい勝負になりそうなやつは知らない

もっともそのサーゼクス・ルシファーも幽々子や母さんからしたら弱いんだが

だってあの二人が本気出したら即死だし

 

まあそれはともかくサーゼクス・ルシファー以外の外の世界の最上級格が部室に来ている

俺でも究極覇龍を使わなかったらキツイか?

いや、籠手と光翼を使えば勝てる範囲か

イッセーが木場に相談している内容からすると一番あり得るのはグレイフィアだろう

実際会ったことは無いが原作の言われようからしてかなりの強さのはずだからな

 

「銀髪の殲滅女王(クイーン・オブ・デイバウア)か……」

 

「如何したんだ総司、何言ってんだ?」

 

口に出ていたみたいだ

まあスキマを開くのも面倒くさいし行けば分かるだろう

外の世界の最上級格の一人であるグレイフィアだとしたら戦ってみたいんだけどな

そんなことを考えながら歩いていくと部室の前に着く

 

「……僕が此処まで来て初めて気配に気づくなんて……」

 

「今頃かよ」

 

「今頃?……ああ、さっきのはこの事だったのかい」

 

目を細め、顔を強張らせた木場は俺の言葉にさっき俺が言った言葉に納得したようだ

「木場、今日誰か来る予定があったのか?」と俺は確かに言ったからな

まあ、イッセーはその言葉に疑問の顔になるだけで気にしてないようだ

そして扉を開ける。まあ、安全だろうから良いんだろうが

室内にはリアス先輩、朱乃先輩、白音、蓮子、メリー、黒歌、そして

 

「咲夜?」

 

「? 誰と勘違いしたのかは知りませんが私はグレイフィアと申します」

 

グレイフィアで正解だったようだが咲夜そっくりだな

姉妹か何かと言われても納得できるレベルで似ているな

だけどその力は全然違う。一瞬その見た目から咲夜と勘違いしたけど

近くで改めてみると分かる、かなりどころか物凄く強い

おそらく籠手と光翼の力を使わなければ勝てないな

勝てたとしてもかなりの深手を負うな。永琳に直してもらえばいいだけだけど

 

「グレイフィアさんでしたか?」

 

「そうですが、どうかしましたか?」

 

「なぜ悪魔以外がいるのか聞かないのかと思って」

 

「そのことでしたら既にそちらの三人から聞いております

それにあの賢者の息子であるあなたに冥界が手を出すことはあり得ません」

 

母さんって有名なんだな

聖書世界の冥界にまで知られているって……何故に!?

 

「あの楽園に手を出そうとした悪魔はすべて消されているのでタブーの一つに近いのです」

 

ああ………納得した

最強クラスの駒を手に入れるためにどこかで噂を聞いた馬鹿な悪魔が結界を破って侵入しようとしたんだな、んでスキマ行きと

いや、瞬殺の可能性の方が高いか

 

「グレイフィア?総司?何の話をしているの?」

 

「機密事項です」「最大級機密事項だな」

 

「あら、そう。それよりも全員揃ったわね。では、部活をする前に少し話があるの」

 

俺たちが話している内容がよく理解できなかったのか本題に入ろうとするリアス先輩

リアス先輩でも知らないと言う事は聖書の神の死並みに機密とされているのか?

まあ、それくらいの機密の方がいいがな

 

「お嬢さま、私がお話ししましょうか?」

 

リアス先輩の言葉を聞いたグレイフィアは自分が説明しようかと聞く

それを手を振っていらないと答える

 

「実はね――」

 

先輩が口を開いた瞬間にグレモリー家の魔法陣が光る

それが形を変え別の魔法陣に変化する

 

「―――フェニックス」

 

ああ、あのホストとか焼き鳥とかと名高いライザー・フェニックスか

俺がそんなことを考えると魔法陣から人影が姿を現す

そして俺は魔法陣から炎が巻き起こったのを見てすぐさま行動した

 

「―――――夢符『二重結界』×6―――――」

 

俺を含む秘封倶楽部の目の前に俺は結界を張る

本来は霊夢のスペカだが一応俺も博麗式の符術やらは覚えているから使える

とはいえ霊夢ほどの出力は出せない。籠手で強化すれば別だが

巻き起こった炎が炎の中の男が腕を横に薙ぐと共に消えたので結界を俺は消した

 

「ふぅ、人間界は久しぶりだ」

 

そこから現れた赤いスーツを着た男、恐らくライザー・フェニックスは先輩を見ると口をにやけさせた、キモいな

 

「愛しのリアス。会いに来たぜ」

 

誰か此奴を殺す許可をくれないか?すっげーキモい

というか此奴が妹紅と同じ炎使いで不死とかふざけるな

まあこいつは完全な不死じゃないんだが

 

Sideout

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Side作者

 

冥界についての説明

この世界では冥界は複数存在しています

具体的に言うと聖書の冥界と神道と仏道が混じった冥界といった感じです

イッセーたち悪魔と堕天使が暮らしているのは聖書の世界の冥界であり

幻想郷から行くことのできる白玉楼があるのは神道と仏道が混じった冥界であります

その他にも冥界には種類が存在しているのですがそれはストーリーが進んで行くうちに分かるでしょう

まあ、例を挙げるとすれば遊戯王DMでアテムが行った冥界もまた別の冥界

以上、冥界の説明でした

 

そしてもう一つランカ・スカーレットの紹介です

 

名称 ランカ・スカーレット

 

性別 ♀

 

容姿 フランドール・スカーレットと瓜二つ

 

種族 吸血鬼・式神

 

好きな人 紅魔館組・総司・黒歌

 

嫌いな人 友達を虐める人

 

プロフィール

総司がフランの狂気を封印したお札が突然に光を放ち生まれた

性格は幼い子供のようなのだが怒っている時や集中している時は大人っぽくなる

そして生まれる前にスカーレッド・ノヴァの輝きを放っていたのだが……

 

能力

ありとあらゆるものを破壊する程度の能力

きゅっとしてドカーン

 

???

スカーレッド・ノヴァに関係のある能力

それ以外は一切不明

 

以上、ランカ・スカーレットの紹介でした

またお会いしましょう

 

Sideout

 

説明
焼き鳥登場
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