魔法先生と竜と漆黒の狂戦士と プロローグ
[全1ページ]

 

「あれから40年・・・か。」

 

 深夜のとある森の中の一軒家で、俺は書斎の机の上に飾っている写真を見つめて言った。その写真には今まで共に戦ってきた仲間が笑顔で写っていた。なのは、フェイト、はやて、クロノ、ユーノ、アルフ、リンディ、エイミィ・・・その他にも何十人という仲間が映っている。

 

「年を取らないのも考え物だな・・・。」

 

 俺は以前、ロキと戦った。その時にロキの誤解を解いて、互いに認め合い、一つになった。一つになったと言っても、

 

『まぁ仕方ないよ。僕達は一応神様だからね。』

 

 ロキの意思は残っている。ただ、本来の力を取り戻したと言う方が正しいか。

 

[そうですよ、零冶。]

 

 俺が首に掛けているネックレスが喋った。コイツは今まで共に戦ってきた相棒のルナだ。最初は堅かったが今は大分丸くなった。まぁ、多少は堅さが残っているけど。

 

「それでも・・・やっぱり寂しいな。」

 

 俺は彼女たちが死んでから隠居していた。彼女達との娘や息子もでき、孫も出来た。だが、俺は随分前に死んだ事になっていて、孫に会った事は無い。

 

「さて・・・寝るか。」

 

『そうだね・・・・おやすみ、零冶。』

 

[おやすみなさい、零冶。]

 

「ああ・・・おやすみ。」

 

 俺は目を閉じて眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・どうなってるんだ?ってか、ここは何処だ?」

 

『・・・さあ?流石に僕もこれにはビックリだよ。』

 

[少なくともミッドチルダではありませんね。]

 

 俺は目が覚めると・・・・・・・何故か真っ暗な森?の中に居た。

 

「俺・・・ベッドで寝てたよな?」

 

[はい、確かに寝ていましたよ。]

 

『うん。間違いなくベッドで寝たね。』

 

「一体どうなって「パサッ」・・・ん?」

 

 俺が立ち上がりながら言うと、何か紙片が落ちた。それを取って読んでみると・・・

 

“零冶君がロキの誤解を解いてくれたお礼をしていなかったね?だから、お礼に新しい世界へ向かって貰うことにしたから。ちなみに、肉体年齢は16にしておいたよ♪ byオーディン”

 

「・・・・・そういうことか。」

 

『ディン兄さん・・・・・。』

 

[・・・頭が悪いのでは?]

 

 俺は頭を抱えて唸った。多分ロキも同じようにしているだろう。そしてルナ・・・お前、仮にも神様になんてことを言うんだ・・・。

 

「取りあえず、此処が何処か調べるとするか・・・あと衣食住の確保も。」

 

『そうだね。ディン兄さんもお金ぐらい送ってくれてもいいのに・・・。』

 

 俺たちが街を探しに歩き出そうとすると、

 

「マスター、ターゲットを発見しました。」

 

「まったく、面倒なとこに侵入してくれたものだ。おかげで私自ら出るしかないじゃないか。」

 

 後ろから少女の声がした。振り返ってみると、金髪の幼女と・・・何か機械っぽい少女がいた。

 

説明
あの戦いから40年が過ぎた。かつての仲間達は皆死んで、俺だけが残ってしまった。しかし、そんな俺にオーディンがまた何かをやらかしてくれた。

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コメント
やってきましたネギま!(クライシス)
ネギまきたああああああああああああ(鎖紅十字)
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