転生先は魔法少女リリカルなのは……何だそれ?
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彩羽が龍君の妹だと知り落ち込むはやてちゃんとアリサちゃんを、フェイトちゃんとすずかちゃんが励ましている…そうだ今の内に

 

「彩羽、何で一人でこんな所に居るの?」

 

「翠屋に行くから!」

 

「どうして?」

 

「お兄ちゃが翠屋に居るから!」

 

……成る程…って!龍君が翠屋に!

 

「ニャーー!!」

 

「「ベスター!」」

 

「わぁ〜〜いベスタ〜〜」

ギュッ

 

彩羽がこんな所に居る理由を理解するとベスターがやって来た…って

 

「ベスターもしかして彩羽を探してたの?」

 

「そ……ニャ…ニャ〜…」

 

今、喋りそうだったよね……まぁそれより今は…

 

「ねぇ、皆で翠屋に行かない?丁度お昼だし、龍君も居るみたいだから」

 

「「「「………………」」」」

 

「えっと…どうしたの?皆」

 

私の提案ダメだったかな…

 

「「「「龍君?」」」」

 

「えっ?!………………あ!ちち違、あの…」

 

し!しまったーー!!

 

「なのはちゃん、いつから沢原君を名前で呼ぶようになったんや〜」

 

「あの……」

 

「なのは、昨日何が有ったの……」

 

「えっと…」

 

「吐いた方が良いわよ」

 

「ちょっと……」

 

「そう言えば今、あの猫の事ベスターって言ってたよね?確かベスターって…」

 

「それは……」

 

「「「「なのは(ちゃん)!!」」」」

 

「…話します」

 

こうして私は皆に全て話しました…

 

〜フェイト視点〜

 

「……だから龍君が昔会った男の子だったの」

 

「「「「…………」」」」

 

なのはの話を聞き終わるけど、皆黙ったままだった………でも

 

「漫画か!何やそれ?!何ちゅーか……漫画か!!」

 

「はやての言う通りだわ!と言うより何で白いライオンなのよ!普通は白馬とかでしょ!白馬に乗った王子様的なやつでしょ!!」

 

「いやいやアリサちゃん、流石にリアル白馬に乗った王子様はちょっと…と言うより大分イタイて」

 

「………それもそうね」

 

「…ニャ……」

 

聞いてる途中もだったけど話が終わった途端に、はやてとアリサは何かが決壊しなのはの話にツッコミ……なのかな?思った事を口にする

 

「でも…ロマンチックだよね、こういうの」

 

「すずかちゃんは相変わらずやな〜…まぁ解らんでも無いけど…」

 

ホントはやての言う通り、すずかって運命的な物語の様な話とか昔から大好きだもんね

 

「でも相手が沢原って……そりゃあこの前話した時に悪い奴じゃないってのは解ったし、頭も良くて同年代の男子にしては、大人びてる感じはするけど…実際どうなのよ?」

 

「龍君は凄くカッコイイもん!!」

 

「そうだよアリサ!沢原君は本当は優しい人だよ」

 

「それに私となのはちゃんが不良に絡まれた時に助けてくれたし」

 

「「「え?!」」」

 

アリサの質問になのはと一緒に答えると、その後にすずかも続くけど私とはやてとアリサは驚いた…不良に絡まれた?

 

「すずかちゃん、それ内緒!」

 

「あっ!…そうだった…」

 

「何や…まだ隠しとったんか…」

 

「良い度胸してるわね…この際全部話しなさい!全部!」

 

口に手を当てるすずかに、はやてとアリサがその事を聞き出そうとする

 

「えっと…その」

 

「この話は沢原君に口止めされてるから…」

 

「そうそう!勝手に話すのはダメなの!」

 

「それだったら沢原君に聞けば良いよね、翠屋に居るんでしょ?」

 

「「あ!」」

 

「「それ(や)(よ)!!!」」

 

私の提案にはやてとアリサが賛同し、翠屋に向かう

 

「なのはお姉ちゃん?元気無いぉ〜」

 

「アハハハ……大丈夫だよ」

 

「………!!なのはお姉ちゃん!しゃがんで!」

 

「?どうしたの彩羽…」

 

元気の無いなのはを見ると、彩羽がなのはにしゃがむ様に言ってなのはの前に立つ

 

「はい………それで?何かな?」

 

「なのはお姉ちゃん!ギュ〜〜♪」

 

「「「「!!」」」」

 

そして彩羽は、なのはに抱き付く

 

「なのはお姉ちゃん!元気出たぁ〜?」

 

「……ッ〜〜…ありがとう彩羽!お姉ちゃん元気になったよ」

 

「やったぁー!」

 

その光景はとても微笑ましい…だけど

 

「…な…なぁ彩羽…やっけ?」

 

「うん!…えっ〜〜とぉ…」

 

「はやてや!八神はやて」

 

「はやてさん?」

 

「そうや、それでな……私も元気無いからギュッてして欲しいなぁ〜」

 

「良いよぉ〜!はやてさんギュ〜〜♪」

 

「はぁぅ〜〜かぁ〜〜い〜」

 

あからさまな嘘を言って、はやては彩羽に抱き付いて貰う…そう先程のなのはと彩羽のやり取りを見て私は羨ましいと思った…でもそれは私だけでは無かったみたい

 

「ちょっとはやて!何してるのよ!……代わりなさいよ!」

 

「私も!私も彩羽ちゃんとギュッてしたいな…」

 

「アリサ、すずか待ってよ!私だって彩羽とこんな事したこと無いんだから!」

 

「にゃはははは…」

先を越されまいと、私も話に加わる

 

「………」

スッ

 

「「「「はやて((ちゃん))??」」」」

 

するとはやてが彩羽を抱っこして無言で立ち上がる

 

「皆!私一回帰るわ!ほな!」

 

「「「「ストーーップ!!」」」」

 

「帰るなら一人で帰りなさい!」

 

「嫌や!この子私のもんや!」

 

「はやてちゃん!彩羽は私の大事な妹なんだよ!!」

 

「私も今日からお姉さんになる!!」

 

「はやて解ったから、取りあえず…」

 

「「「「彩羽を離して!!」」」」

 

我が侭を言いたい放題言うはやてから私達は彩羽を引き剥がす

 

「全くはやてちゃんは…」

 

「そうだよ、沢原君に怒られるよ」

 

「はやて、解った?」

 

「せやかて……」

 

「彩羽、次は私と……」

 

「「「アリサ((ちゃん))!!」」」

 

はやてに注意していたら、アリサが抜け駆けしようとしていた…取りあえず皆一回ずつ彩羽とハグして翠屋に着いてから改めて話そう…って事になったけど、アリサはハグした後に鮫島さんに連絡しようとしたり、すずかも忍さんに連絡しようとしたりで、はやてと変わらなかった…私は……危なかったけどそう言う事はしていません

 

「それじゃあ改めて翠屋に行こう」

 

なのはを先頭に私達は再び翠屋向かう……けど

 

「なのはお姉ちゃん!手ぇ〜繋ごぉ〜〜」

 

「良いよ〜」

 

「わぁ〜〜い♪」

 

((((くっ!羨ましい…))))

 

私達は少しなのはに嫉妬してしまいました

 

〜龍視点〜

 

「それにしても驚いたわ!龍君がみっちゃんの甥っ子だったなんて知らなかったわ〜」

 

「私も驚いたわ、久しぶりに翠屋に来たら龍君が居るんだもの」

 

現在の状況を説明すると…翠屋の手伝いをしていた俺は基本的に裏で料理やら皿洗いをこなしていたが、【接客の方もやってみない?】と桃子さんから言われ、接客をしていると伯母さんが来店してきた。そして伯母さんは桃子さんと中学時代の友達みたいだ…世の中は狭いな……とかそんなレベルを明らかに超えた事実に俺は唖然としてる。

 

「所で龍君、彩羽ちゃんは元気にしてる?」

 

「元気ですよ…昨日は遅くまで起きてたんで、まだ寝てると思います…まぁ起きててもベスターと遊んでるでしょ」

 

「そう…でも安心したわ、相変わらず確りした子ね龍君は」

 

「伯母さんは自分の子供の世話で大変でしょ…迷惑は掛けられないです」

伯母さんには小学生の子供が3人居る、それで彩羽を引き取ると言ってくれもしたんだ、余り負担は掛けたくねぇ

 

「それじゃあ俺接客に戻るんで」

 

「そう?それじゃあ私も帰るわ…桃ちゃん、また来るわね」

 

「ええ、その時はゆっくり話しましょ…龍君のご両親の事も……ね」

 

「解ったわ……桃ちゃん、身内じゃない貴女に頼っちゃて…ごめんなさい」

 

「気にしないで……親友でしょ♪」

 

「そうね♪」

 

そして伯母さんは帰って行った

 

「所で龍君、貴方のお母さんがみっちゃんの妹なのよね?」

 

「そうです」

 

「私会ったことは無いけど…結構年下だったはずよ」

 

「俺を産んだの、確か16の時って言ってました」

 

「……」

 

桃子さんは驚いている、当たり前か俺だって聞いた時は、マジでビビったからな…高校生で産むって…色々と型破りな母親だったが、それは昔からだったみたいだ

 

カラン♪カラン♪

 

とか考えてると客が来たみたいだ、今日は客も少ないらしいが日曜日は混むと桃子さんも言ってたし、明日は頑張らねぇとな…

 

「いらっしゃ「お兄ちゃ!居たーー!」……」

 

取りあえず……あれだ…何してんだ?彩羽

 

「龍君、おはよう♪」

 

「…高町」

 

「沢原君、昨日はありがとう」

 

「…ハラオウン」

 

「学校以外で会うの久しぶりだね、沢原君」

 

「…月村」

 

「あんたこんな所で何してるのよ?」

 

「…バニングス」

 

「にしてもエプロン姿やと、いつもとイメージちゃうな!」

 

「?………………田中だったか?」

 

「ちゃうわ!!八神や!八神はやてや!この名前言ったらまぁ当たるやろ!…みたいな感じで言ったやろ!謝れ!全国の田中さんに謝れ!!」

 

彩羽に続いて、高町、ハラオウン、月村、バニングス、……八神が店に入ってきた…

 

「解ったから店の中で騒ぐな……八神…だな」

 

「はぁはぁ……やっぱり嘘やろ!なんであんたが彩羽のお兄ちゃんやねん!」

 

「心配するな…彩羽が俺の妹だってのが一番信じられねぇのは俺自身だ」

 

似てないにも程があるしな…でも彩羽は母さんそっくりだ

 

「お兄ちゃ!いろは置いてきぼりにしたー!」

 

「悪かった…次からはお前も連れてくる」

 

「ほんとぉ!!やったーお兄ちゃ大好きぃーー!」

 

「はいはい…」

 

こういう切り替えの早さとかな…後、彩羽くっつくな動けねぇだろ

 

「「「「「………」」」」」

「取りあえず、話したい事あんだろ…直ぐに行くから、どっか座ってろ」

 

「じゃあ、外の方が良いねベスターも居るし」

 

「…ベスター?」

 

高町の言葉を聞き外を見るとベスターが入り口の前で待っていた

 

『すまない龍、彩羽が行くと聞かなくて』

 

『…気にすんな、何も言わなかった俺も悪い…が何でコイツ等が一緒何だよ』

 

『色々有ったのだ…色々』

 

まぁ、その色々は後で聞くとして……

 

「彩羽行こっか」

 

「うん!……ねぇ、なのはお姉ちゃん!」

 

「何?彩羽」

 

「いろは!なのはお姉ちゃんの事も大好きだよぉ〜!」

 

「ありがとう、お姉ちゃんも彩羽の事大好きだよ」

 

「やったー♪」

 

「うう…何で、なのはちゃんばっかり……」

 

「仕方無いじゃない、私達は今日会ったばかりなんだから」

 

「はやてちゃん、アリサちゃん、これからだよ!」

 

「そうだよ、だから早く行こ!はやて、アリサ」

 

やっぱり今日は色んな事がバレる日らしいな

 

「……はぁ」

 

「ため息なんて付いてどうしたの?」

 

「見てたなら解るでしょ桃子さん…」

 

「まぁ…頑張ってね、今日はもう大丈夫だから」

 

「お言葉に甘えさせて貰います」

 

エプロンを桃子さんに返して、俺も外に向かう

 

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神様の雑談…のコーナーです〜

 

気分は最高!何故なら……新しいテレビが来たですー!

しかも60インチの大型です〜大迫力です〜

 

 

では、ゴッドスマイルで、リリカル☆マジカル、さよならです〜

 

改めて……スイッチ・オンです〜

 

ピッ

 

「ふふふ明日は日曜日、なのは達がお見舞いに来てくれる筈だ」

 

「何を勘違いしている聖、なのは達は俺のお見舞いに来るのだ」

 

「なんだと!!」

「やんのか!」

 

ピッ

 

チャンネル間違えたです〜…

 

最悪です〜

説明
第二十二話…やっぱり今日は色んな事がバレる日らしいな……はぁ
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タグ
魔法少女リリカルなのは

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