緋弾のアリア〜スキャッグスの名をもつ原作ブレイカー〜 |
「へっくしゅんっ!」
「どうかしたかね?カゲヨシくん」
「いや、誰か俺の事を話していたような」
いや、気のせいか
現在とある人とお茶を楽しんでいるのだが
「なんでここまでくる、シャーロック」
「よいではないか。久々に日本に来て見たかったのだよ」
「わざわざ秋葉原に?」
「ああ、オタク文化に触れて見ようかとね」
おい、
イーウーのボスがそんなことしていていいのか?
そのまま俺が金を払い
席を立ちそのままオタクの聖地へと足を踏み入れた
「ふむ、すばらしいな」
シャーロックはガラスの向こう側にある
どこぞやの魔法少女のフィギィアを眺めている
ちょっと……いや、かなり恥ずかしい
いい歳したイケメンがショーケースの中の色々とすんごいフュギィアをじろじろ見ているのだ
それを後ろから待っている俺の気持ちを考えてくれ
「ぜひ一度買ってじっくり見てみたいな」
「やめてくれ」
イー・ウーの本部がえらい事になる
「いや、カゲヨシくん。この技術はすばらしいものだ。私はアニメと呼ばれるものを試しに見たが、そのキャラクターをそのまま再現できる技術を持っている人がいるのだぞ。まことにすばらしいことではないか」
ああ
もうこの人駄目だ。はやくなんとかしないと
「では、進もう。カゲヨシくん」
「おう」
そのままショーケースの前から離れて他の店を回る
「次はあの店だ」
そう言って指差したのは機会関係のお店だった
ちょっといいかな
そのままずかずかと店に入っていく
「ほぉ、パーツごとに売っているのか」
「うん、自分でカスタムできるようにな」
そして店を後にする
大通りを歩きゲームセンターの前でとまる
「タイム・クライシス?」
「ああ、有名なガンシューティングゲームだ」
「試しにやってみようではないか」
両替した百円玉を入れてスタートボタンを押す
もちろん俺も参加している
「なるほど、下の踏み台で遮蔽物から体を出せるのか」
「ああ、それで銃で狙って撃つ!」
例として画面の兵士を撃つ
ある程度操作を確認してからゲームを再開する
結果:オールクリアしました
いやもうすごかったよ
シャーロックは初心者とは思わせない狙いだし
後ろに野次馬ができるぐらいだったからな
「では、他のお店を回ろうか」
そのまましばらく秋葉原をさまよっていた
この数時間は地獄だった
シャーロックが同人誌はなんだとか、そのR-18はどのような物なのかとか
あと、メイド喫茶に入ろうとしてたな。ま、俺が全力で止めたけどな
そして一回落ち着いてその場を離れて近くのカフェに入った
「で、どうだった?」
「すばらしい!!」
その一言だった
「私も同人誌とやらを作ってみようかな。真に楽しそうだからな」
「コミケとかには行くなよ」
「ふむコミケとはなんだ?」
しまった
心の中で俺は呟く
「自分で調べろ」
「ああ、わかった」
あっさりだな
でも、俺はイー・ウーの行き先が不安でしょうがないです
実はこの買い物の最中シャーロックが普通のゲームだと思い込み買ったエロゲーと、話の種用に買って帰った同人誌が一部のイー・ウーメンバーに受けたそうだ
そしてエロゲーにはまったのは理子で、同人誌にはまったのは夾竹桃と言う子だそうだ
「なるほど全ての元凶はお前か」
そう考え、いや違う自分だなと一人ツッコミするカゲヨシだった
説明 | ||
第十三.五話 ちょっと息抜きで作りました |
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