緋弾のアリア〜一般校の転校生〜 |
8弾
レキが帰ったあの後、冷蔵庫の中の食べ物が少ない気がした俺は、買い物に出た。
帰ったら、キンジは帰ってきてるのかな?とか思っていたがまさか……
「アリアを押し倒そうとしているとは」
キンジここまで落ちたか。
「ちょっとまて!勘違いだ」
ここにきて言い訳を。
「薄暗い部屋で、何でもしてあげるって言われて、アリアを突き飛ばして、これ以上の証拠はないだろ?言い訳はよせ。大丈夫、合意の上なら俺は何も言わない」
さてと、どこで時間つぶそう?こういう事ってどのぐらい時間かかるんだろう。
明日までどこかにいたほうがいいかな。
「まて瑞樹、誤解だ。そういったことは何もない」
「そっそうよ何もないわよ」
「じゃあ何してたんだよ、電気もつけずに」
「強襲科(アサルト )に戻れって言われてたんだ」
そう言われて押し倒すキンジ恐るべし。
「でキンジどうするの?」
「あぁアリア戻ってやる。ただし一回だけだ。最初に起きた事件を一つだけ一緒に解決してやる」
あらら降伏しちゃった。
「それでいいわ。それであんたの実力を見極めてあげる」
上から目線だなぁ。
「あのさ一回だけってそんな都合よく変われるものなの?」
さすがにそんな都合よくないだろう。
「そうか瑞樹一般校だったな」
????
どうやらキンジの話によると、自由履修というものがあるらしい。
「なるほどね。その事件は俺も呼んでね面白そうだし」
あんま難易度が高いと足手まといになりそうだけど。
だんっ だんっ
「これもなんか違うな」
俺は今、装備科(アムド )に来ている。
前にアリアと戦ってわかったが、近距離の相手に対して俺は、避けるしか対抗手段がない。
持ってる武器が遠距離の武器だから仕方ないかもしれないが。
狙撃銃も近くで使ってもいいかもしれないが、あまり近くで使いたくない。
なので、近距離武器として何か無いかなと思って来てみたんだが…
俺には一切刀の類を使う才能がない。
なので拳銃にすることにしたんだが。
どうにも好みがあるみたいで、精度に問題は無いんだが、撃つたびにヘンな違和感を感じてしまう。
なのでいろんな銃を試している。
「次は?」
「ごめんなさい。もうないです」
いつのまにか全部撃ってしまったのか。
「でもすごく腕のいい人がいるので、そこまで行ってみてください」
ということで来てみたんだが…
[ひらがあや]
何でひらがなで書いてあるんだよ。
こんこん
「開いてますのだ―」
がちゃ
「えっと……」
あれ?見つかんない。どこだ?
「こっちですのだー」
聞こえたほうに目を向けると…
「ちっちゃ」
思わず声に出してしまったほど小さかった。
アリアといい勝負だろう。
「初めてみる顔なのだ。ご注文はなんなのだ?」
「拳銃を何かないかな?さっきいろいろ撃ってみたんだけど、なんか違和感があって」
「了解したのだ。ちょうどよかったのだ、実験台になってほしいのだ」
実験台!?
「えっと実験台ってどういうこと?」
「文が改造した銃を撃ってみてほしいのだ」
なるほど、それならいいかな。
「わかった」
その中にあるといいなぁ。
だんっ だんっ
はぁ、これも違う。
横を見て思わずため息をつく。
「次はこれなのだ」
にしてもありすぎだろ。
たぁんっ たぁんっ
「平賀さん!これすごくよかった!」
たぁんっ たぁんっ
うん、すごくしっくりくる。
「それならよかったのだ。それはあげるのだ」
「ありがとう。あとごめん、もう一つあるんだけど…これ、もう一つ作れる?」
「作れるけど、それなら代金をもらうのだ。今回は特別に、実験台になってくれれば、なしにしてあげるのだ。だけど少し時間がかかるのだ」
すごく有り難いな。
「うんそれでお願い」
さてと一体どれだけ撃つのかな。
この時、俺は想像もしていなかった。まさかまだ100丁近くの銃があるとは…
にしても、ようやく授業に出れたと思ったら、クラスメートに質問攻めにされるとは思わなかった。
説明 | ||
〜武偵殺し編〜 一般校から武偵校に転校してきた瑞樹。 初心者なのにSランクになったり、事件に巻き込まれてしまう。 |
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