魔法少女リリカルなのは DevilStrikerS ー調査ー
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現場に到着し、早速村の調査を開始したスターズのメンバー。

生存者を探しつつ、火災の原因を調べるが…手掛かりになるものは何一つ見つからなかった。

 

 

 

 

「それで、何か火災の原因に繋がりそうなものはあった?」

 

「ダメだ。それといったものは何もねえ…」

 

「うーん…魔力反応はあったんだけどな〜」

 

「ああ、だがあたしたちとは何か違う魔力だ」

 

ヴィータは今までにない魔力反応に困惑していた。

 

「なんかこう、禍々しいような感じの…」

 

そう、まるで人間じゃないような不気味な魔力反応。二人が議論を交わしていると…

 

『なのはさん!スバルです!』

 

スバルから念話が入った。だがどうも切羽詰まったような感じである。

 

『どうしたのスバル?』

 

一先ずなのはは事情を聞いた。

 

『瓦礫の中に9歳ぐらいの子どもを保護しました。今ティアが面倒をみてくれていますがかなり衰弱しています。急いでシャマル先生に診てもらわないと』

 

『わかった。とりあえず調査は一旦切り上げて六課に戻ろうか』

 

『了解!』

 

その後、なのは達は一旦調査を切り上げ、救助した生存者の子供を連れて機動六課に帰還した。

 

 

 

 

 

 

 

 

生存者の子どもを保護し六課に戻り数時間後……

 

 

「あの子はどうですか?」

 

「ひとまず命に問題はないわ」

 

「助かりました。シャマルさん」

 

なのはは礼を述べる。

 

「いえいえ、これが私の仕事ですから」

 

「しかし、この子はこれからどうなるんでしょうか…」

 

「おそらく六課で預かると思うけど…」

 

「とりあえず事情は目を覚ましてからにして…今日のところはもう休んで。後は私が見ておくから」

 

「わかりました。それじゃあお願いしますね」

 

そうしてなのはは医務室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある一室にて…

 

 

「最近多いですねーこの事件」

 

シャーリーことシャリオ・フィニーノがモニターパネルを弄りながら言った。

 

「そうだね。それも頻繁に起こっている」

 

フェイトたちはある事件を追っている。

 

「何者かによる連続殺人事件、証拠はもちろん犯行時間、犯行の動機…全くわかりません…」

 

「そして有るのは被害者の遺体と未確認の魔力反応…っと」

 

今の情報ではまったく先に進めない。そんな時、

 

「そういえば、六課の方では原因不明の火事の調査をしていたところ、9歳頃の男の子を保護したそうですよ」

 

シャーリーが話題を変え、少しでも場の雰囲気を良くしようとした。

そんなシャーリーの心遣いに感謝しつつ、少し休息が必要とみていたフェイトは六課に戻ることにした。何故なら二人ともかなりのハードワークだったからだ。

 

「それじゃあその子の様子を見に行ってみようか」

 

「そうですね。そうしましょう!」

 

二人は資料室を出てから駐車場に停めてある車に乗り、我らが拠点、機動六課へ戻って行ったのだった。

 

 

説明
くっ、投稿したいのに仕事が長引いて投稿する前にどうしても寝てしまう!しばらく残業は勘弁してほしいな〜っても贅沢は言ってられないんだけどね。
まあそんな事よりも二話目です。どうぞご覧下さい
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