商品ナンバー016

『稟』

常に冷静沈着で、歯に衣着せぬ物言いを言う少女。

だけど、華琳への敬愛ぶりは尋常ではなく、華琳から受ける辱めを妄想しては独りで鼻血を吹くという厄介な癖があった。

さらには克服しようとして、北郷を利用をしたら恋人同士になり北郷の愛さえも妄想すると鼻血を出す始末。

でも、やがてあるキッカケでそんな状態でも『家族』を作ることまでは達成した。

が。

「稟―――――――っ!!!」

彼女は若くして死ぬ。

原因は。

北郷に愛される妄想を浮かべて出血死。

子供も出来て結婚もできてよかったのだけ、その幸せの記憶がない。

だから彼女は願った。

『妄想を克服して、幸せな時間が欲しい』