転生先は魔法少女リリカルなのは……何だそれ?
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土曜日と日曜日に、今まで隠し続けてきた事が、色んな奴にバレてしまった。

 

そして本日、月曜日…俺は今教室の扉の前に居る、いつもなら普通に入り席に付いたら高町が話し掛けてくるだけで終わるが……どうにも嫌な予感がする。

 

(だがここでボーッと突っ立ってても時間の無駄だ、今日は珍しく早く来れたし授業まで10分ある、だから…速攻席に付いて寝る!)

 

ガラッ!

 

俺は扉を開けて足早に席に向かう、何か声を掛けられた気がするが無視だ…そして鞄掛けて机に伏せて目を閉じる…このまま授業開始まで…

 

「何を……無視してんのよ!!龍!」

 

「おはよう言うてやんから、おはよう言いや!狸寝入りバレバレやで?」

 

「龍君まだ授業まで時間あるし、お話しよ」

 

寝ようとしたら、バニングスと八神と高町が話し掛けてくる…が、俺は無視を続ける。

 

「三人共ダメだよ」

 

「そうだよ」

 

月村とハラオウンの声が聞こえる…良し言ってやれ、起こすなって

 

「「起こすなら、静かに起こさないと皆に迷惑でしょ」」

 

ちょっと待て!!起こすこと前提で話すな!

 

「それもそうね…龍、起きなさい」

トントン

 

バニングスが机を叩く

 

「さっさと起きぃ〜や」

ポンポン

 

八神は俺の頭を叩く

 

「龍〜君〜、ねぇってば〜」

グイグイ

 

高町は俺の服を引っ張る

 

「龍、龍ってば」

ユサユサ

 

ハラオウンは俺の肩に手を置き揺らす

 

「龍君ー、おはよー」

 

月村は何かする訳では無いが、声を掛けてくる。

 

「何でだ……何で高町さんだけじゃなく彼女達まで沢原に」

「沢原君何かしたのかな?」

「俺達の天使にあんな……羨ましい…」

「何故あんな不良が……ハラオウンさん」

「違う、これは夢だ」

「バニングスさん達沢原君の事、名前で呼んでる」

「仲良いのかな?」

「許さねぇ……」

「じゃあお前言いに行けよ」

「それは無理!……怖ええだろ」

そしてクラスから聞こえてくる話し声…このまま無視を続けるのは、今後平穏な学校生活を送りたい俺からしたら非常に不味い……仕方ねぇ

 

「…お前等、いい加減にしろ」

 

「龍君、おはよう!」

 

高町、お前はそれしか言う事無いのか…?

 

「機嫌悪そうね?」

 

誰のせいだと思ってやがる、バニングス

 

「いや〜相変わらず迫力有る顔やな〜」

 

黙ってろ、八神

 

「ごめんね龍…でも挨拶したいから」

 

ハラオウン、謝るくらいなら起こすな

「龍君、大丈夫?」

 

月村、心配するなら初めからコイツらをどうにかしろ

 

「…で?俺に何の用だ」

 

「「「「「おはよう、龍(((君)))」」」」」

 

高町達は改めて俺に挨拶をする…が周りの視線がやけに気になる、いや気にしたら負けだ

 

「あ゛〜…はいはい…」

 

「適当に流すんじゃないわよ!!」

 

「おはよう言うとるやろ!」

 

「…朝からデケェ声を出すな」

 

バニングスと八神は俺の返事が気に入らないのか、大声を上げる。

 

「龍君」

 

「何だ?高町」

 

「おはよう」

 

「……」

 

高町に声を掛けられ、振り向くと高町はまた挨拶をしてきた…コイツちゃんと挨拶するまで繰り返すつもりか?

 

「はぁ……おはよう…これで良いか?」

 

「うん♪」

 

「最初から普通に挨拶しなさいよ」

 

「ホンマや」

 

「でもそういう所が龍らしいよね」

 

「うん、フェイトちゃんの言う通りだよ」

 

漸く挨拶した俺に対して、高町、バニングス、八神、ハラオウン、月村は思った事を口にする。

 

「もう良いだろ、向こう行ってろ…つか学校で話し掛けてくんな」

 

「何でよ?」

 

俺はこれ以上注目を浴びるのは嫌なので、高町達に何処か行く様に言うとバニングスが、何で?と聞いてくる。

 

「何で?だと…周り見ろ、周りを」

 

「「「「「??」」」」」

 

「「「あ〜」」」

 

「「?」」

 

俺の言葉を聞き全員周りを見ると、八神、バニングス、月村はさっき俺の言った事の意味を理解したみたいだが、高町とハラオウンは解っていないようだ…何で気付かないんだ?この二人は天然か?……いや高町は間違いなく天然だと思ってたが、ハラオウンお前も天然だったとは驚きだ

 

キーンコーン♪カーンコーン♪

 

「チャイム鳴ったぞ、さっさと席に戻れ」

 

「じゃあ龍、次の休み時間に色々話そ」

 

「そうね」

 

「時間はたっぷり有るしな」

 

「それじゃあ龍君、また次の休み時間にね」

 

救いのチャイムが鳴ったので、俺は全員に席に戻れと言ったが、その後にハラオウンが次の休み時間に話そうと言ったら八神、バニングス、月村は納得して席に戻って行った…何でこうなるんだ

 

「龍君、授業始まってるよ?」

 

「……あぁ」

 

高町に声を掛けられ教科書を出して授業を受ける、授業は数学だったので高町は会話専用ノートでやたらと【念話で話さない?】と質問してきたが【却下】と一刀両断した。

〜なのは視点〜

 

今は三時間目の休み時間で次の四時間目は体育なので、更衣室で着替えをしている最中です。

 

「全くアイツは何で話したがらないのよ!」

 

「まぁまぁアリサちゃん」

 

怒るアリサちゃんをすずかちゃんが静める、アリサちゃんが怒っているのは龍君の事です、一時間目の休み時間はトイレと言って次の授業開始まで戻ってこず、二時間目の休み時間は三時間目が移動教室なので一緒に行こうとしたら、いつの間にか居なかったりで全く話が出来てないの

 

「アリサちゃんそない怒らんでも昼休みに取っ捕まえて一緒にお弁当食べればええやん」

 

「そうね」

 

「所でアリサ、どうしてそんなに必死なの?龍に何か言いたい事でも有るの?」

 

「ええ有るわ……次のテストは私が勝つ!!ってね」

 

「「あはは……」」

 

フェイトちゃんの質問にアリサちゃんが答えると、私とすずかちゃんは苦笑いをしました…正直フェイトちゃんがアリサちゃんに聞いた事は私も気になってた、もしかしてアリサちゃんも!と思ったけど違ったみたい、と言うよりアリサちゃんまだ根に持ってたんだ。

 

「まぁまぁ龍君の事は一先ず置いといて、フェイトちゃん、アリサちゃん、すずかちゃん………また大き成ったんちゃうか……胸」

 

「「「!!!」」」

バッ!

 

はやてちゃんの言葉を聞いた、フェイトちゃん達は一斉に胸を両腕で隠します(隠しきれてないけど)…それにしても確かにまた大きくなってる……うぅ

 

「そんだけ大きかったら男の子もイチコロやな!」

 

「!!そ……そうかな」

 

「あら?フェ〜イト〜顔赤いわよ〜」

 

「そんな事無いよ!」

 

「……」

ポンポン

 

はやてちゃんの一言でフェイトちゃんは顔が真っ赤になり、アリサちゃんもフェイトちゃんを弄る。

 

「なのはちゃん、そない落ち込まんでもまだ成長期やねんから大丈夫やで」

 

「ふにゃ!わ!私はべべ!別に!!」

 

「さっきまで自分の胸触っとったやん」

 

「う……それは」

 

皆に背中を向けて自分の胸の大きさを確認していたら、急にはやてちゃんに声を掛けられた。

 

「皆、他の人達もう体育館に行っちゃったよ?」

 

「ほ!ほんとだ!ほら、私達も早く行こうよ!」

 

すずかちゃんの言葉を聞き私は逃げるように更衣室を出る。

 

「所で龍君は胸大きい子が好きなんかなぁ?」ニヤリ

 

「そんな事無いの!龍君は聖君や王神君とは違うよ!!」

 

「なのは、声が大きいよ」

 

「は!……うぅ」

 

はやてちゃんがとんでもない事を言うので私は大声で否定するけど、フェイトちゃんに注意されたので少し反省したの。

 

「はやて、学校でその手の話は止めなさい」

 

「そうだよ、不謹慎だよ」

 

「……そやな」

 

「フェイトちゃん」

 

「何?なのは」

 

「胸ってどうやったら大きくなるの…?」

 

「ちょっと解らないかな……」

 

そして私達は話ながら体育館に向かいます…でもどうしよう、もし龍君が胸の大きい子が好きだったら私じゃ…ううん!希望は有るもん!私はお母さん似だし将来的にはきっと!!……多分…恐らく…大丈夫……な筈

 

ポンポン

「……はぅ」

 

((((……可愛い))))

 

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神様の雑談…のコーナーです〜

 

ふむふむ、成る程おっぱいは大きい方が良いと言う事ですか…………なら

 

ゴットパワー!!おっぱい大きくなれ!

ピカ

 

………………重いです〜

 

元に戻れ!

ピカ

 

やっぱりこの方が楽です〜

 

では、ゴッドスマイルで、リリカル☆マジカル、さよならです〜

 

そう言えば冷蔵庫にメロンが有った筈です〜

 

今日のおやつはメロンです〜

 

説明
第二十七話…ううん!希望は有るもん!私はお母さん似だし将来的にはきっと!!
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コメント
ここで驚愕の原作設定。中学卒業時の胸の大きさは確か、すずか≒はやて>アリサ>フェイト>なのはの順だったはずW(はやて>すずかだったかもしれない)(mujina)
↓うまいっすよね(VVV計画の被験者)
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