ハイスクールD×D×D 番外編第3話 決戦、デュエルとリアルファイトです!
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番外編第3話 決戦、デュエルとリアルファイトです!

 

Side作者

 

今回からデュエルの書き方を少し変えてみます

 

Sideout

 

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Side龍道 総司

 

俺たちは教会に向かって移動をしていた

その途中で

 

「あ、黒歌と白音のデュエルディスクを出すの忘れてたな」

 

「そうだったにゃん」「……そういえばそうですね」

 

俺は黒歌と白音のデュエルディスクを出していなかった事実を思い出した

思い出したんだからさっさと出すか

 

「とりあえず出すから腕に付けてくれ」

 

俺はそういうと服の内ポケットからお札を取り出して宙に投げる

 

「博麗奥義!無生物口寄せ!」

 

はっきり言ってこれが何故博麗の奥義なのかは分からないが一応便利だから覚えてる

生物以外のものを口寄せする技なのだが……本当にどうして博麗の奥義なんだ?

便利だからいいんだけど

 

「おっとデッキも来たな。黒歌、白音受け取れ!」

 

俺はデッキをセットしたデュエルディスクを俺は2人に投げる

そうすると2人は見事に腕に嵌るように受け取る

 

『マスター!?どこ行ってたんですか!?

探してたんですよ』

 

久しぶりに見た気がするな「セイヴァー・ローズ・ドラゴン」のローズ

あの2人の行方を知っているかな?

 

「おいローズ、あいつらは何処にいるか知ってるか?」

 

『彼らですか?如何も精霊界から出てこれないだしいですよ』

 

「どうしてそうなった?…って分かるわけないか

とりあえず事情をそこのアーシアに説明してもらってくれ」

 

「丸投げですか!?……分かりました

ローズさん、とりあえず説明を聞いてください」

 

とりあえずアーシアはさっき俺たちにしたのと同じような説明をする

それを聞いて事情を理解したローズも連れて教会に向かって行った

それにしても白音の精霊も来てないな

どういう事だ?まあ、もしかしたらカードから離れていた時に呼んだのかもしれないけど

 

それは兎も角俺たちは教会に着いたわけだ

中から一つ俺や黒歌がよく知っている気配がするのが気になるのだが

 

「とりあえずはぶち破る!」

 

俺は扉を蹴り飛ばして開ける

 

「!?てめえら何者だ!」

 

中に入るといきなり切りかかってくる神父が居たので俺は…

 

「とりあえずここから先はリアリストは即処刑だ!博麗符術奥義!夢想封印!!」

 

俺は様々な輝きを放つ光の弾を妖力霊力それぞれで大量に作り飛ばす

それを受けた神父は見事に吹き飛んで空の星になった

 

「やな感じいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

お前は何処のロ○○ト団だ

まあそんなことはどうでもいいとして堕天使の気配が1つしかしないのは何故だ?

 

「何者!?」

 

俺が神父を吹き飛ばした後中に入るとそこには堕天使レイナーレがいた

その腕には30という数字が見える

だけど、おかしいなあれは。何処かに力が流れている

あれはbフ力で増幅させた心の『闇』を何処かに運んでいるように見えるな

 

「まあ誰だろうといいわ!アーシア何でそんなところにいるの?

あなたは私にその神器を差し出せばいいのよ!」

 

しかもさっきから気配がするが隠れているやつの気配に覚えがあるんだよな

まあ出てこなそうだからレイナーレから先にb回収させてもらおうか!

 

「レイナーレさま!今度こそ元に戻して見せます!

総司さん、私は紋章の力でデュエルまで持っていくのでお願いします!

デュエルモード!レインボーリンク!」

 

アーシアがそう叫ぶと俺とレイナーレの腕に虹色のロープのようなものがまとわりついて繋がりデュエルディスクが起動する

いつの間にかレイナーレの腕にもデュエルディスクがついている

 

「あなたみたいのが私にデュエルを挑むの?無理よ

あなた如きが私に勝てるわけがないわ!」

 

bフ力だな、今までもbナ暴走した奴を何度も見ているが大体こんな感じだったからな

アーシアの言う通りだとしたら天野 夕麻の時の性格が本来の性格のはずだからな

今更だけど此処のアーシアは原作より早く来てたんだなこの町に

それともレイナーレが此処に案内したのかもしれないな

並行世界の知識を得ているから早いのかもしれないけど

おっと、そんな事よりも…

 

「黒歌!白音!此処に他の堕天使の気配はしないが気を付けてくれ!

嫌な気配がするから頼むぜ!」

 

「分かってるにゃん!」「……任せてください!」

 

「よし!それじゃあデュエルだレイナーレ!

その目を覚めさせてやる!」

 

「最初から目なら覚めているわ!」

 

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「「デュエル!!」」

 

4000vs4000

 

bノ心の闇を増幅されているレイナーレとのデュエルが始まった

とは言ってもこのbヘZEXAL世界のbニは本質は違うんだろうがな

あのbェ力を持っているのは何者かが力を注いだからだろうけどZEXAL世界のbヘアストラルの記憶だからこそ意味を持っているのだから

記憶というのは物凄い心の力を込めたものだから強い力を持つんだ

心の力は時として奇跡を起こす

その力が凝縮されている記憶が純粋な力となったらそれは当然強い力に成る

それに溺れてb手にしたものは心の闇が増幅されていると俺は考えている

レイナーレの持ってるbヘ闇の力を注いで心の闇を増幅させる事のみが目的の物だろうな

まあ、力がかなり注がれているのならそうでなくても暴走するだろうが

 

「私のターンから行くわ、ドロー!」

 

考え込んでたら先行をとられてしまったな

まあ、それでも全く問題はないが

 

「私は手札から堕天使ナース―レフィキュルを召喚!」

 

堕天使ナース―レフィキュル

効果モンスター

星4/闇属性/天使族/攻1400/守 600

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、

相手のライフポイントが回復する効果は、

相手のライフポイントにダメージを与える効果になる。

 

まさか【キュアバーン】か!?

だとしたら滅亡のルナティック・ゴーレムとやらは【キュアバーン】向けの効果か?

破滅のアシッド・ゴーレムだったらマテリアルドラゴンと組み合わせれば大量にライフを回復できるんだがな

でも、これって∞ループになるんだがどういう処理になるんだ

あ、そうだ後に効果が発動した方になるんだから相手が回復した場合は普通に回復してダメージを受けた場合はダメージを受けるのか

 

30 破滅のアシッド・ゴーレム

エクシーズ・効果モンスター

ランク3/水属性/岩石族/攻3000/守3000

レベル3モンスター×2

自分のスタンバイフェイズ時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くか、

自分は2000ポイントダメージを受ける。

このカードのエクシーズ素材が無い場合、このカードは攻撃できない。

このカードがフィールド上に存在する限り、自分はモンスターを特殊召喚できない。

 

マテリアルドラゴン

効果モンスター

星6/光属性/ドラゴン族/攻2400/守2000

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、

ライフポイントにダメージを与える効果は、ライフポイントを回復する効果になる。

また、「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つ

魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、

手札を1枚墓地へ送る事でその発動を無効にし破壊する。

 

「さらに手札から装備魔法 堕天を発動するわ」

 

「堕天?」

 

聞いたことがないカードだな。どんな効果なんだ?

 

「堕天の効果によりフィールド上に存在する天使族モンスターを1体リリースする事で手札の「堕天使」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する!

そしてそのモンスターにこのカードを装備する

まあ、この効果で召喚されたモンスターはこのカードが破壊された時に破壊されてしまうのだけどね」

 

堕天(オリカ)

装備魔法

自分フィールド上に存在する天使族モンスター1体をリリースして発動する。

手札から「堕天使」と名のついたモンスター1体を特殊召喚しこのカードを装備する。

このカードが破壊された時、装備モンスターは破壊される。

 

どちらかっていうと永続魔法な気がするぞ、そのカード

それにしても堕天使専用の召喚補助カードか

やっぱり自分の力を込めて作ったのかね?

前に何人か自分の力を込めることでカードを作っていた悪魔を見た事が有るからな

 

「私は手札から私自身を召喚する!」

 

やっぱり出るのかそれ

自分自身のカードを創る奴って結構いるからな

レイナーレのカードなら持ってるから効果分かってるけどな

堕天使デッキ専用カードだもんなあの効果は

 

堕天使レイナーレ

効果モンスター

星6/闇属性/天使族/攻2400/守1800

戦闘によってこのこのカードが破壊された時、

手札・デッキから2体まで「堕天使」と名のついたレベル3以下のモンスターを特殊召喚する事ができる。

 

「私はカードを1枚伏せてターンエンドするわ」

 

モンスター

・堕天使レイナーレ

魔法&トラップ

・堕天(レイナーレ装備)

・伏せ1枚

手札2枚 LP4000

 

普通の出だしではあるがレイナーレの効果からして俺が破壊しても次のターンにエクシーズかシンクロをされるな

恐らく俺が知らない堕天使モンスターも持ってるだろうしな

だとしても殴り倒すだけだがな

まあ、俺はそんな事よりまた一つ増えた気配が気になるんだけどな

俺のよく知ってる人物に似ていてでもどこかが違う

そんな気配が二つもする。どういう事かは分からないがさっさと倒させてもらうぜ

 

「俺のターン、ドロー!

こいつは相手フィールド上にのみモンスターが存在するとき特殊召喚できる!

出でよ、サイバー・ドラゴン!」

 

サイバー・ドラゴン

効果モンスター

星5/光属性/機械族/攻2100/守1600

相手フィールド上にモンスターが存在し、

自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、

このカードは手札から特殊召喚できる。

 

「更にダーク・リゾネーターを召喚!

レベル5サイバー・ドラゴンに

レベル3ダーク・リゾネーターをチューニング!」

 

早速此奴を出して潰させてもらうぜ!

 

「王者の鼓動、今ここに列をなす。天地鳴動の力を見るがいい!

シンクロ召喚!我が魂、レッド・デーモンズ・ドラゴン!!」

 

レッド・デーモンズ・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードが相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを攻撃した場合、

そのダメージ計算後に相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを全て破壊する。

自分のエンドフェイズ時にこのカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、

このカード以外のこのターン攻撃宣言をしていない自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。

 

「何レモンじゃない。そんなの切り札なわけ?」

 

ちっちっち、甘いなあ。本当に甘いよ

使い手しだいでどんなカードだって使えるんだよ

特に此奴は俺にとっては魂のカードといえるほどの相棒だからな

 

「行くぜさらに手札からクリエイト・リゾネーターを特殊召喚

そして二重召喚を発動してアンノウン・シンクロンを召喚!」

 

チューナー(効果モンスター)

星3/風属性/悪魔族/攻 800/守 600

自分フィールド上にレベル8以上のシンクロモンスターが表側表示で存在する場合、

このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

 

「そんな…まさか行き成り!?」

 

「お前にb出させる隙を与えるつもりはねえぜ

レベル8レッド・デーモンズ・ドラゴンに

レベル3クリエイト・リゾネーターとレベル1アンノウン・シンクロンをダブルチューニング!バーニング・ソウル!

王者と悪魔、今ここに交わる。荒ぶる魂よ、天地創造の叫びをあげよ!

シンクロ召喚!出でよ、スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン!!」

 

『そ…うじ……・総司!!』

 

スカーレッド・ノヴァを出すと急に声が聞こえてきた

この声はプロミネンスか!?

 

『総司届いたか!

俺は今そちらの世界に行けないから話だけ聞いてくれ!』

 

成程スカーレッド・ノヴァを通じて声が届いたのか

それで話ってなんだ?

 

『今、いろんな世界で歪みが起きているようなんだ

鳴滝とかいう奴が教えてくれたのだが各世界を転生者に任せて歪みを正しているらしい』

 

鳴滝ってデ○○イドかよ!

それにしても歪みか、たぶんだが目の前にいるぞ

 

『本当か!なら歪みを倒せば元の世界に戻れるはずだ

歪みは倒した後は好きにすればいいと鳴滝も言っていたから早く倒せ』

 

言われなくともそうするさ

 

『そろそろこの念話も限界だ、頼んだぞ!』

 

そう言うとともに声が聞こえなくなった

心を読んでるのかと思ったら念話だったのか

それよりも俺の現状が把握できたのはラッキーだったな

とりあえずこのレイナーレをぶっ倒した後に二つの気配を捕まえてみるか

さて、そうと決まったら一気に終わらせてもらうぞ!

 

「レイナーレ!お前はさっさと仕留めさせてもらうぞ!

墓地のチューナーは3体!これで攻撃力5000」

 

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

星12/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000

チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」

このカードの攻撃力は自分の墓地に存在するチューナーの数×500ポイントアップする。

このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果では破壊されない。

また、相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、

相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。

エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。

 

「それでもまだ私のライフは残るわ!

(くそ!?伏せカードのミラフォもあいつの前には無意味じゃない!

だけどライフは残るから次のターンルナティック・ゴーレムを出せば!)」

 

「ライフは残るから次のターンにレイナーレの効果で出した堕天使でエクシーズ召喚でもすればと思っているのか?」

 

「!?」

 

「甘い!お前にはさっさと沈んでもらう!

このデッキはバランスを無視した速攻用だからなすぐ終わらせてもらうぞ

永続魔法発動!未来融合―フューチャー・フュージョン!!」

 

そう、このデッキはさっさと終わらすためにバランスを無視した【スカーレッド・ノヴァ】

しかもチューナー山済みでそれを墓地に送りまくって攻撃力を上げるデッキ

さっき黒歌たちのデッキを取り出した時に自分のも出しておいた

とは言っても黒歌たちがデュエルをすることはなさそうだけどな

 

「エクストラデッキのF・G・Dを見せて素材を墓地に送る

俺はガード・オブ・フレムベル3体と伝説の白石2枚を墓地に送る

更に伝説の白石の効果で青眼の白龍2枚を手札に加える」

 

未来融合―フューチャー・フュージョン

永続魔法(制限カード)

自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、

決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。

発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、確認した融合モンスター1体を

融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。

そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。

 

伝説の白石(ホワイト・オブ・レジェンド)

チューナー(効果モンスター)

星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250

このカードが墓地へ送られた時、デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。

 

「な!?それじゃあスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの攻撃力は…」

 

「7500だ!さっさとそのb狩らせてもらうぞ!

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンで堕天使レイナーレに攻撃!

バーニング・ソウル!」

 

4000−(7500−2400)=−1100

 

「きゃあああああああああああああああああああ!!」

 

火に包まれるレイナーレ

すぐにその日は消えて倒れたけれど

 

「私が苦労しても倒せなかったレイナーレさまをあんな一瞬で!?」

 

アーシアは驚いているが当然だ

詰め込みをさせてもらったからな

俺はそれよりもレイナーレを倒してから殺意をぶつけてきた気配の方が気になるな

 

「とりあえずi収!」

 

倒れているレイナーレに向けて手を伸ばしbノ封印をかけて俺の手まで妖力を使って運ぶ

そして手にした後に…

 

「黒歌!白音!そっちのやつは頼むぞ!」

 

「分かってるにゃん!」「…分かってます!」

 

俺に殺気をぶつけてこない方の気配に向かって黒歌と白音を向かわせる

俺は殺気をぶつけてくる方の気配の方を向き…

 

「出てこい!博麗符術奥義!夢想封印!!」

 

問答無用で夢想封印を放つ

すると黒い闇が出てきてそれを弾く

手加減しているとはいえ夢想封印を弾くのか

やっぱりこの気配はこの世界の…

 

「よく分かったわね。私は「常闇の妖怪 ルーミア」あら、知ってたの?」

 

やっぱりこの世界のルーミアだったか

しかも大人ルーミア、確かEXルーミアだったか?

俺の世界のルーミアにはEXは無かったから初めて見たな

 

「そう、私は常闇の妖怪 ルーミア

せっかくbニかいう心の闇を増幅させるカードを使って増幅させたそこの堕天使の心の闇を食っていたのに邪魔してくれたわね」

 

此奴が歪みだと思うんだよな、俺は

というかb作ったのは今の言い方だとこいつではなさそうだな

だとしたらこいつを倒しても俺のこの世界での役目は終わらない訳か

 

「あなたには食べていい人類かなんて聞かないわ!

私の食事の邪魔をしたのよ、死になさい!」

 

此奴はリアルファイトか

なら遠慮なく行かせてもらうぞ!

 

「アーシア、レイナーレは回収しておいてくれ!

リアルファイトを挑んだことを後悔するんだなルーミア!」

 

俺とルーミアはその言葉とともに戦闘を開始した

 

Sideout

 

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Side龍道 黒歌

 

「仙術奥義!空間封鎖!!」

 

私は総司に言われてからルーミアに似た気配とは別の隠れていた気配の方まで知らんと一緒に走ったにゃん

そして仙術を使って移動系の能力を封じたにゃん

 

「……もう逃げられません!」

 

白音が気配の方に向かってそう言うと観念したのか姿を現す

そして現われたのは…

 

「紫さん?」

 

「私も有名になったものねぇ

そう、私はスキマ妖怪の八雲 紫よ、よろしく」

 

紫さん、いやこの世界の八雲 紫は私たちの方を向いてそう言った

 

「おもしろそうな事をやってるから見に来たけど並行世界の存在と会うとは驚きねぇ」

 

「やっぱりそういう事なのね、この気配そっくりだと思ったわけにゃん

龍道 紫、紫さんに」

 

「それってどういう事かしら?」

 

「私の主、龍道 総司は並行世界のあなたの息子と言う事にゃん

八雲 紫さん、並行世界のあなたのね」

 

「ふふふ、面白い偶然もある事ねぇ

それじゃあさっきの二人の戦いでも見ないかしら?

言っておくけど私は手を出すつもりはないわよ」

 

「分かってるにゃん」

 

私はこの世界の紫さんの言葉を信じて総司のもとへ向かう事にしたにゃん

信じた理由は面白いことが好きで怠惰な紫さんがそんなことするわけないと思ったからなんだけどね

藍さんから聞いたけど昔の紫さんは酷かったらしいしね

天司さんに会う前は特に酷かったと言ってたっけ

 

Sideout

 

Side龍道 総司

 

「なかなかやるわね!」

 

俺とルーミアはぶつかり合っていた

俺がうまくルーミアを遠くに誘導する事でアーシアにレイナーレは救出させた

そういえばレイナーレ以外の堕天使はどうしたんだ?

 

「おいルーミア、レイナーレ以外の堕天使はどうしたんだ?」

 

「よく戦闘の間に聞けるわね」

 

ルーミアの言う通りだがこれくらいなら普通にできるだろ

俺とルーミアは今現在も戦闘中だ

ルーミアが右手の大剣で斬りかかったら俺は結界を使って防ぐ

俺が殴りかかるとその部分に闇を展開させることでルーミアは自らを守る

あの闇に触れると怪我するから簡単には触れられない

だから妖力を展開させて殴るとそれは闇で手を創りガードされる

そんな戦いの中で俺は口を開いていた

 

「まあいいわ、それなら食べさせてもらったわ

あいつ等はそんな大きな闇を創れそうになかったからさっさと食べたわ」

 

「成程ね!下種はさっさと死ぬに限る」

 

「気が合いそうね私たち」

 

そんなことを言いながらもお互いに手を緩めずに攻撃を続けている

それにしても神器無しとはいえ俺と張り合うか

この大人ルーミアはルーミアと比べてはるかに強いな

 

「なあルーミアよ!」

 

「何かしら?」

 

俺は妖力を纏わせた右足の回し蹴りをルーミアに放ちながら言う

するとルーミアはその足に向けて左手でチョップをして防ぎながら声をかけ返す

 

「気に入った、俺が勝ったら一緒に来ないか?」

 

「もし勝ったらいいわよ」

 

へぇ、それはもうちょっと本気出さないとな

 

「ならもうちょい本気を出させてもらうか!

グレートレッド!力を借りるぞ!」

 

(任せろ!)

 

ルーミアに向けて一発攻撃をするとそれを大剣で防いだルーミアの隙をついて俺は赤龍神帝の籠手(アポカリュプス・ギア)を展開する

 

「ッ!?それは神器!?貴方半妖だったの!?」

 

「そうだが何か?」

 

「まさかこの時代に半妖に会えるとは思っていなかったわ

私が勝ったら私と一緒に来てもらおうかしら?興味がわいてきたわ」

 

「もし勝ったらな」

 

そう俺が答えると更に妖力を解放するルーミア

どうやら実力を隠していたのは俺だけじゃあなさそうだな

しかもルーミアの後ろに闇の翼も出ている

 

「行くぞ!―――――星符『マスタースパーク』―――――!!」

 

【BoostBoostBoostBoostBoost!!】

 

「パワーが上がった!?

ならこっちも行かせてもらう!―――――影閃「ストゥームブリンガー」―――――!」

 

「な!?」

 

そこまで倍増してはいないがかなりの力を込めて撃ったマスタースパークをルーミアはその手に持った大剣で切り裂く

 

ガタン!

 

「チッ!まさか切り裂けきれないなんて!」

 

大きなものが落ちたような音がした後にルーミアの声が聞こえた

よく見ると右手を怪我しており大剣も地面に落としたようだ

はぁ、落ち込むところだったぞ

そこまで倍加してないとはいえマスタースパークを完全に止められるなんてされたことは無かったからな

まあ、避けられはしたことはあったが

 

「どうするんだルーミア?まだやるのか?」

 

「もういいわ、この腕じゃあ勝てそうにもないし」

 

そう言うと教会の床に下りていく

それにしても随分暴れたから教会がボロボロだな

 

「さて、それじゃ俺と一緒に来ないかという話だったけど…」

 

「ええ、面白そうだし一緒に行かせてもらうわ」

 

そうと決まったらもう一つの気配の方と話をするか

母さんそっくりの気配を持つ奴とな

 

「それには及ばないわ」

 

後ろから不意に声が聞こえて俺が振り向くと黒歌と白音

そして母さんそっくりの妖怪、この世界の八雲 紫だろう人物がいた

 

「全く総司の悪い癖が出たにゃん

どうせ自分と同じくらいの強さを持つ奴が出たから興味が出たんでしょ?」

 

「……相変わらず戦闘狂です」

 

「それは母さんのせいだ!

それよりこの世界の八雲 紫だな?」

 

「ええ、どうやらあなたは並行世界の私の子供らしいわね」

 

「その通りだけどなんだ?」

 

「別に顔をよく見てみたかっただけよ。また会いましょう」

 

本当に顔を見たかっただけなのかスキマを展開するとその中に消えていく八雲 紫

それにしてもやっぱりルーミアが歪みじゃないのか

 

「黒歌、白音」

 

「「?」」

 

「この世界から元の世界に戻る方法が分かったぞ」

 

「「!?」」

 

「プロミネンスがデュエル中に念話を飛ばしてきた

何でもこの世界に現れた歪みとやらを倒せばいいらしい」

 

「歪みにゃん?」

 

「ルーミア、そのbヘ誰にもらったんだ?

さっきの言いぐさからしてお前が作ったんじゃないんだろ」

 

「ええ、これは謎の仮面をつけた男にもらったのよ

私の大好きな心の闇を作れると言ってきたから半信半疑だったけど貰ったのよ」

 

「仮面をつけた男?」

 

「ええ声が女性の物だったから聞いたら「俺は男だ!」と怒鳴っていわわね

所謂男の娘の顔なんじゃないの?」

 

ああ、成程ねぇ

 

「それじゃあそいつを狩らないとな

とりあえず歪みの原因を倒せばいいらしいからな、さっさと見つけられるといいんだけどな」

 

めんどくさいな

つまりは当分はこの世界に居ないといけないと言う訳か

 

「とりあえずこれからの事はいったん帰ってから話すとしますか」

 

俺がそう言うとみんなも頷いたので帰る事にした

アーシアとレイナーレもきちんと拾ったぞ

 

Sideout

 

説明
番外編の方がネタが浮かぶのはなぜだ?
と思いつつ俺は旧校舎のディアボロスの番外編バージョンを書いていく。
もうちょい内容を濃くした方がやっぱりいんだろうか?
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