遊戯王アイドルマスターフォース 第7話 伊織VSあずさ ライトロードと超高速シンクロ召喚 |
第7話 伊織VSあずさ ライトロードと超高速シンクロ召喚
伊織 LP4000 手札5 デッキ35 エクストラデッキ15
あずさ LP4000 手札5 デッキ35 エクストラデッキ12
伊織side
「先行はあずさからで構わないわ」
「あらそう?なら、先行は貰うわね。私のターン、ドロー」 手札5⇒6 デッキ35⇒34
本当なら、先行は私が貰うけど、あずさのデッキ、後攻向けだから先行の方が攻めやすいわ。
「そうね〜手札もあまり良くないから、このカードを使うわ。手札から魔法カード、『黒羽の宝札』を発動するわ」 手札6⇒5
黒羽の宝札 通常魔法 OCG
手札から「BF」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して発動する。自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚する事はできない。
「黒羽の宝札」は1ターンに1枚しか発動できない。
使いづらいカードを使ってくるわね…
「手札の『BF』と名のついたモンスター、『BF−蒼天のジェット』をゲームから除外して、カードを2枚ドローします。そして、このカードを使用した場合、このターンモンスターを特殊召喚出来ません」 手札5⇒4⇒6 デッキ34⇒32
と言え、手札補強のカードである事に変わり無いわ。
「特殊召喚出来なくても、次に繋げるわ。手札から永続魔法『黒い旋風』を発動です」 手札6⇒5
黒い旋風 永続魔法 制限
自分フィールド上に「BF」と名のついたモンスターが召喚された時、自分のデッキからそのモンスターの攻撃力より低い攻撃力を持つ「BF」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
「成程。あずささんのデッキは、【BF】デッキか」
「知っているんですか、プロデューサーさん?」
「ああ。俺の友人が使っているカードシリーズだ」
プロデューサーの友人ね…とんでもないデュエル馬鹿かもね。
「更に、『BF−蒼炎のシュラ』を攻撃表示で召喚します」 手札5⇒4
BF−蒼炎のシュラ 闇属性 鳥獣族 ☆4 効果モンスター
ATK 1800 DEF 1200
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、自分のデッキから攻撃力1500以下の「BF」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。
「この瞬間、『黒い旋風』の効果発動。自分の場に『BF』と名のついたモンスターが通常召喚に成功したとき、そのモンスターの攻撃力より低い攻撃力を持つ、『BF』と名のついたモンスター1体を、デッキから手札に加える事が出来ます。召喚に成功した『蒼炎のシュラ』の攻撃力は1800。よって、1800より低いモンスターカードを手札に加えるわ。そうね…デッキから『BF−月影のカルート』を手札に加えるわ」 手札4⇒5 デッキ32⇒31
『カルート』ね…毎度ながら、そのカードは非常にいやらしいカードだわ。
「カードを3枚セットして、ターンエンドよ」 手札5⇒2
地味に長い1ターンな気がしたわ。でも、ここからは私のターンよ!
「私のターン、ドロー!」 手札5⇒6 デッキ35⇒34
さあ、伊織ちゃんの華麗なるコンボに、酔いしれるがいいわ!
「魔法カード、『光の援軍』を発動!」 手札6⇒5
光の援軍 通常魔法 制限
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送って発動する。
デッキからレベル4以下の「ライトロード」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
「伊織のデッキは【ライトロード】か。となると、真っ先に浮かぶのはあのモンスターか…」
遊星プロデューサー、どうやら私のデッキの真骨頂が見えたみたいね。
「デッキの上からカードを3枚墓地に送り、その後デッキからレベル4以下の『ライトロード』と名のついたモンスターカード1枚を手札に加えるわ」 デッキ34⇒31
墓地に送ったカードは『ジェニス』・『トラップ・スタン』・『ウォルフ』ね。にひひ。今日もついてるわ!
「そしてデッキから、『ライトロード・ハンター ライコウ』を手札に加えるわ。そして、まだ終わって無いわ!『光の援軍』で墓地に行った『ライトロード・ビースト ウォルフ』のモンスター効果。このカードがデッキから墓地に送られたとき、このカードを墓地から特殊召喚できるわ。来なさい!『ウォルフ』!」 手札5⇒6 デッキ31⇒30
ライトロード・ビースト ウォルフ 光属性 獣戦士族 ☆4 効果モンスター
ATK 2100 DEF 300
このカードは通常召喚できない。
このカードがデッキから墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
「ドンドン行くわよ!手札から速効魔法、『手札断殺』を発動!」 手札6⇒5
手札断殺 速効魔法 OCG
お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする。
「私達は互いに手札を2枚墓地に送って、カードを2枚ドローするわ」
「チェーン出来ないから、通すわ」
「んじゃ、遠慮なく。私は『BF−精鋭のゼピュロス』と『ゾンビキャリア』を墓地に送って、カードを2枚ドローするわ」 手札5⇒3⇒5 デッキ31⇒29
「手札にそんなカードがあったのね〜あらあら。なら、私は『BF−熱風のギブリ』と『BF−大旆のヴァーユ』を墓地に送って、2枚ドローね」 手札2⇒0⇒2 デッキ31⇒29
げっ、手札に『ヴァーユ』があったのね。これで、手札・墓地とも油断できなくなったわ。けど、これに恐れる伊織ちゃんじゃないわ!
「魔法カード、『おろかな埋葬』を発動!デッキから『A・ジェネクス・バートマン』を墓地に送るわ」 手札5⇒4 デッキ29⇒28
一応準備完了ね。
「あずさ、あんたも知っていると思うけど、私のデッキはただの【シンクロライトロード】じゃない事は知ってるわね」
「そうね。闇属性のモンスターカードも少し入れているから、別名【混沌シンクロライトロード】だったかしら?」
「その通り!このデッキの真骨頂は、短期合戦。相手に次を繋げさせる余裕何か与えないわよ!私の墓地に、闇属性モンスターが3体ピッタリある時、こいつを手札から特殊召喚出来るわ!」
「やば!?出るよ、あの名台詞…『マホウノコトバハ、ボチヤミサンタイ』!」
亜美達が勝手に言っているだけだと思うけど、こいつの効果は絶大よ!
「闇の化身!『ダーク・アームド・ドラゴン』を特殊召喚!」 手札4⇒3
ダーク・アームド・ドラゴン 闇属性 ドラゴン族 ☆8 効果モンスター 制限
ATK 2800 DEF 1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる。
自分のメインフェイズ時に自分の墓地の闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
「出た、伊織ちゃんのエースモンスターの1つ、『ダーク・アームド・ドラゴン』…」
本当なら、もう一枚来ても良かったんだけど、こいつ一本で十分だわ。
「行くわよ、あずさ!『ダーク・アームド・ドラゴン』のモンスター効果発動!墓地の闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールドのカード1枚を破壊できる。墓地には闇属性モンスターは3体。よって、最大3枚まで破壊する事が出来る!」
「まあ…これは厄介だわ」
一気に行かせて貰うわ!
「墓地の『精鋭のゼピュロス』をゲームから除外して、『蒼炎のシュラ』を破壊するわ!『ダーク・パニッシャー』!」
「でも、私も簡単に通すつもりは無いわ。『ダーク・アームド・ドラゴン』の効果にチェーンして、罠発動『ゴッドバードアタック』!」
「な、何ですって!?」
ゴッドバードアタック 通常罠
自分フィールド上の鳥獣族モンスター1体をリリースし、フィールド上のカード2枚を選択して発動する。選択したカードを破壊する。
「私の場に存在する、鳥獣族モンスター1体をリリースして、フィールド上のカード2枚を破壊できるカード。私は『蒼炎のシュラ』をリリースして、伊織ちゃんのモンスター、『ダーク・アームド・ドラゴン』と『ウォルフ』を破壊するわ!」
『蒼炎のシュラ』が赤く燃えたぎり、私のフィールドまで恐ろしいほどのスピードでこっちまで来て、私のモンスターを全て焼き払った…ですって!?
「うぐぐ…せっかく召喚した『ダーク・アームド・ドラゴン』がこんなにあっさり破られるなんて。おまけに、『ゼピュロス』は除外した形になる羽目…この屈辱、忘れないわ」
「これで、伊織ちゃんのモンスターは0ね。次はどうでるかしら?」
「…この程度で怯む程、『竜宮小町』のリーダーを甘く見ない方が良いわ!私は『ライトロード・パラディン ジェイン』を召喚!」 手札3⇒2
ライトロード・パラディン ジェイン 光属性 戦士族 ☆4 効果モンスター
ATK 1800 DEF 1200
このカードは相手モンスターに攻撃する場合、ダメージステップの間、攻撃力が300ポイントアップする。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。
「バトルフェイズ!『ジェイン』で、あずさにダイレクトアタック!『ライトニング・ブレード』!」
「うっ!?」 LP4000⇒2200
路線がずれたけど、ある程度の墓地肥やしになったわ。この調子を維持するわよ!
「やるわね、伊織ちゃん」
「お褒めの言葉、どうも。私はさらに、カードを1枚セットして、エンドフェイズ、『ジェイン』のモンスター効果で、デッキの上からカードを2枚、墓地に送るわ。これで、ターン終了よ」 手札2⇒1 デッキ28⇒26
2ターン終了。フィールド状況。
伊織 LP4000 手札1 デッキ26 エクストラデッキ15
モンスターゾーン 『ライトロード・パラディン ジェイン』攻撃表示
魔法・罠ゾーン リバースカード1
あずさ LP2200 手札2 デッキ29 エクストラデッキ12
モンスターゾーン 無し
魔法・罠ゾーン 『黒い旋風』 リバースカード2
「私のターン、ドロー」 手札2⇒3 デッキ29⇒28
あずさの手札には、『月影のカルート』がいる。先のターンで『疾風のゲイル』を加えなかったのは、もう手札にあるのか、それとも意図的に加える気が無いのか…
「手札から『BF−極北のブリザード』を召喚よ」 手札3⇒2
BF−極北のブリザード 闇属性 鳥獣族 ☆2 チューナーモンスター
ATK 1300 DEF 0
このカードは特殊召喚できない。
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在するレベル4以下の「BF」と名のついたモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
ここで『極北のブリザード』…シンクロ召喚に繋げる気ね。
「『極北のブリザード』のモンスター効果。このカードが召喚に成功したとき、墓地からレベル4以下の『BF』と名のついたモンスター1体を、表側守備表示で特殊召喚出来るわ。この効果で、墓地から『BF−熱風のギブリ』を守備表示で特殊召喚!」
BF−熱風のギブリ 闇属性 鳥獣族 ☆3 効果モンスター
ATK 0 DEF 1600
相手が直接攻撃を宣言した時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、このカードの元々の攻撃力・守備力をエンドフェイズ時まで入れ替える事ができる。
「ここで『熱風のギブリ』?『蒼炎のシュラ』だと思ったわ」
プレイングミス?いや、あずさがいかに天然でとろくても、ここまで酷い事は無いわ。
「さらに、『黒い旋風』の効果で、デッキから攻撃力1300以下のモンスターカード…『BF−そよ風のブリーズ』を手札に加えるわ」 手札2⇒3 デッキ28⇒27
「しまった、そのモンスターは確か!?」
「そう。今手札に加えた『そよ風のブリーズ』は、カード効果でデッキから手札に加わった時、特殊召喚が出来るわ。出ておいで、『そよ風のブリーズ』」 手札3⇒2
BF−そよ風のブリーズ 闇属性 鳥獣族 ☆3 チューナーモンスター
ATK 1100 DEF 300
このカードが魔法・罠・効果モンスターの効果によって自分のデッキから手札に加わった場合、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、「BF」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
これで、あずさの場にシンクロ素材が多く場に残った。この流れは非常にまずいわ。
「反撃と行くわよ。レベル3『熱風のギブリ』に、レベル2『極北のブリザード』をチューニング!」
レベル合計は5?『カタストル』はあずさのデッキには入って無い筈。そもそも、あずさのエクストラデッキに入ってあるシンクロモンスターは、レベルが6〜8ぐらいのシンクロモンスターしか入って無い筈。
「疾風の加護を受けし剣士よ、その剣を次世代へと繋ぐ懸け橋となれ!シンクロ召喚!神風を起こせ、『BF−輝星のグラム』!」 エクストラデッキ12⇒11
BF−輝星のグラム 闇属性 鳥獣族 ☆5 シンクロモンスター OCG
ATK 2200 DEF 1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはシンクロ召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
このカードがシンクロ召喚に成功した時、手札からチューナー以外のレベル4以下の「BF」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「「「「「「「「「「「「「「き、『輝星のグラム』!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
な、何よあの『BF』のシンクロモンスター…私でも知らないシンクロモンスターが存在していた!?私も含めて皆、驚いているわ。
「あ、あずさ。あんたそんなカードどこで手に入れたのよ!?」
「昨日の帰り道に偶然拾ったのよ。随分汚れていたから、ちょっと心配しちゃったのよ」
拾ったって…『BF』を知っている遊星プロデューサーでも、全く知らない表情をしているわ。
「それじゃ、デュエルを続けるわよ。『輝星のグラム』のモンスター効果、このカードがシンクロ召喚に成功したとき、手札からレベル4以下の『BF』と名のついたチューナー以外のモンスター1体を特殊召喚する事が出来るわ。この効果で、手札から『BF−精鋭のゼピュロス』を攻撃表示で特殊召喚!」 手札2⇒1
BF−精鋭のゼピュロス 闇属性 鳥獣族 ☆4 効果モンスター OCG
ATK 1600 DEF 1000
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を手札に戻して発動する。このカードを墓地から特殊召喚し、自分は400ポイントダメージを受ける。
「BF−精鋭のゼピュロス」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
「ちなみに、この効果で特殊召喚に成功したモンスター効果は無効になるけど、『ゼピュロス』は墓地に送ってこそ真価を発揮するから、対して問題は無いわ。でも…」
「シンクロ素材にすれば、更なる展開に繋がる…そういうわけね(しかも、この状況だとレベル7のシンクロモンスターが来るわね。『アーマード・ウイング』だと思うけど)」
「レベル4『精鋭のゼピュロス』に、レベル3『そよ風のブリーズ』をチューニング!吹きすさぶ嵐は、漆黒の翼を守るため、何者も恐れぬ神風となり、それらを守護する!舞い上がれ、黒鷹の戦士!シンクロ召喚!『BFT(ブラックフェザーテイマー)−漆黒のホークジョー』!!」 エクストラデッキ11⇒10
BET−漆黒のホークジョー 闇属性 鳥獣族 ☆7 シンクロモンスター 漫画+調整
ATK 2600 DEF 2000
「BF」と名のついたチューナー+チューナー以外の「BF」と名のついたモンスター1体のみ
このカードはシンクロ召喚でのエクストラデッキから特殊召喚及び、「BF」と名のついた効果でのみ特殊召喚できる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する「BF」と名のついた、レベル5以上のモンスター1体を選択し、自分フィールドに特殊召喚する事ができる。この効果を使用したターン、このカードは攻撃宣言できない。
このカードが攻撃対象になった時、自分の場に表側表示で存在する「BF」と名のついたモンスター1体を選択し、攻撃対象を変更できる。
※ここで、『そよ風のブリーズ』について説明します。このカードをシンクロ素材とする場合、『BF』と名のついたシンクロモンスターにしか使用できないと書いてます。今回使用した『BFT』は、『BF』と名の付いているので、使用しました。ルール上問題ないと思いますが、OCG化し、もしシンクロ召喚が出来なかった場合、修正は難しいので、そこはすいません。
『漆黒のホークジョー』!?また見たこと無いシンクロモンスターが出てきたわ!また遊星プロデューサーは知らない表情してるし、一体どうなってるのよ!?
「ちょっとあずさ、これも見たこと無いカードだけど、どう言う事なの!?」
「これも、昨日拾ったわ」
またか!きいいい!!埒が明かないわ!もう、こうなったら力尽くで勝ってやるわ!!
遊星side
『BF−輝星のグラム』…これは恐らく「天元現象」と「武器の名称」を示しているみたいだな。『グラム』は北欧神話に登場する剣と聞いた事がある。ハラルドなら、奥深く知っている筈だ。
そして、『BET−漆黒のホークジョー』…このような派生形の『BF』モンスターが存在していたとは。どれも初めて見るモンスターだ。クロウが知ったら、飛びついてきそうだな。
それにしても、1ターンで2度もシンクロ召喚を行うのか。俺も連続でシンクロ召喚は出来るが、あそこまで簡単にシンクロ召喚は俺でも出来ない。
「あの様子だと、あずささんまだシンクロ召喚を行うかもしれませんね」
千早が冷静に答える。確かに、あそこまでシンクロ召喚を行ったあずささんなら、まだ行うかもしれない。だが、もう通常召喚を既に終えているため、これ以上出せない筈だが。
「まだ私は、シンクロ召喚を行う事は可能よ。リバースカード発動、永続罠『血の代償』!」
「今度は『血の代償』ですって!?」
血の代償 永続罠 準制限
500ライフポイントを払う事で、モンスター1体を通常召喚する。
この効果は自分のメインフェイズ時及び相手のバトルフェイズ時にのみ発動する事ができる。
「ライフを500支払う事で、このターン通常召喚の権利を得るわ」
まさか、あのようなカードを入れていたとは。あれなら、まだあずささんに召喚権利を与える事が可能だ。
「ライフを500支払って、手札から『BF−月影のカルート』を召喚するわ」 LP2200⇒1700 手札1⇒0
BF−月影のカルート 闇属性 鳥獣族 ☆3 効果モンスター 制限
ATK 1400 DEF 1000
自分フィールド上に表側表示で存在する「BF」と名のついたモンスターが戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、そのモンスターの攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで1400ポイントアップする。
「そして『黒い旋風』の効果発動。デッキから攻撃力1400以下のモンスター…『疾風のゲイル』を手札に加えるわ」 手札0⇒1 デッキ27⇒26
「げっ!?ここで『ゲイル』を加えてきたですって!?」
「私の場に、『疾風のゲイル』を除く、他の『BF』が表側表示で存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。来なさい、『BF−疾風のゲイル』!」 手札1⇒0
BF−疾風のゲイル 闇属性 鳥獣族 ☆3 チューナーモンスター OCG 制限
ATK 1300 DEF 400
自分フィールド上に「BF−疾風のゲイル」以外の「BF」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、相手モンスター1体の攻撃力・守備力を半分にする事ができる。
遂に『疾風のゲイル』を加えてきたか。ますます伊織の不利になってきたな。
「『疾風のゲイル』のモンスター効果。1ターンに1度、相手モンスター1体の攻撃力と守備力を半分にする事が出来るわ。私は、『ジェイン』の能力値を半分にするわ」
ライトロード・パラディン ジェイン
ATK 1800⇒900 DEF 1200⇒600
「ぐっ、この状況、非常にまずいわ」
そして、レベル合計は6…今度は何を出すんだ?
「これが、今回入手した最後の『BF』のシンクロモンスターよ。レベル3『月影のカルート』に、レベル3『疾風のゲイル』をチューニング。名剣を携えし黒き翼を持つ戦士よ、その力を持って神風を我が手中に収めよ!シンクロ召喚!流離いの戦士、『BF−星影のノートゥング』!」 エクストラデッキ10⇒9
BF−星影のノートゥング 闇属性 鳥獣族 ☆6 シンクロモンスター 漫画+調整
ATK 2400 DEF 1600
「BF」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体のみ
このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、以下の効果から1つを選択して発動する。
●相手ライフに800ポイントダメージを与える。
●相手モンスター1体の攻撃力を800ポイントダウンする。
『ノートゥング』…確か「ニーベルングの指輪」が元となった剣だった記憶がある。
「1ターンで一気にシンクロモンスターが3体も!?インチキ効果もいい加減にしなさい!」
「やよいちゃん…」
これはインチキじゃないと思うが。あずささんの腕前だが…
「あれが、あずささんの新エースの『BF』のシンクロモンスター。まさか1ターンで一気に3体も呼ぶなんて」
「ミキも、あんな風な展開は難しいと思うな」
春香達も動揺している。俺とクロウも、確かに連続してシンクロ召喚は可能だが、1ターンで3体は確実に難しい。あれほど超高速シンクロ召喚は簡単には行えない筈だ。
「流石にこれ以上、あずさがシンクロ召喚を行うのは無理だよね?」
響が不安そうに言うが、あそこまでシンクロ召喚をした以上、もうこのターンは行わない筈だ。
「ああ。もうこれ以上の展開はあまり良くない筈だ。万が一伊織の伏せてあるカードが、攻撃宣言と共に発動するようなカードなら、あずささんの場もがら空きになる」
「そ、そうだよな。プロデューサーの言葉を聞いて安心したぞ」
これで響も大丈夫だな。
「…いえ、あずさからまだ強い闘気を感じます。恐らく、まだ何か仕掛けるつもりでしょう」
貴音が突然このような事を言ってきた。いや、これ以上の展開はまずい筈だと思い、あずささんを見ると、うっすらだが、目が次の段階に進めているように感じた。
「まだ終わらないわよ。罠発動!『活路への希望』!」
活路への希望 通常罠 アニメ
自分のライフポイントが相手より1000ポイント以上少ない場合、1000ライフポイントを払って発動する事ができる。
お互いのライフポイントの差1000ポイントにつき、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
なに!?ここで『活路への希望』を使うだと!?
「このカードは、私のライフポイントが相手より1000ポイント以上少ない時、ライフを1000支払う事で発動できるわ。相手とのライフポイントの差、1000ポイントにつき1枚、デッキからカードをドロー出来るわ」 LP1700⇒700
まさか、そのためにダイレクトアタックを受け、『血の代償』でライフを削ってこのカードの発動と効果強化をしたのか。
「今のライフポイントの差は3300ポイント。よって、3枚のカードをドローするわ」 手札0⇒3 デッキ26⇒23
「まだ攻める気!?」
一体どこまでやるつもりなんだ?
「魔法カード『おろかな埋葬』を発動。デッキから『BF−漆黒のエルフェン』を墓地に送るわ」 手札3⇒2 デッキ22⇒21
この流れ…いや、確かあずささんの墓地には!
「墓地の『大旆のヴァーユ』の効果発動。墓地のこのカードと、『BF』と名のついたチューナー以外のモンスター1体をゲームから除外する事で、除外したモンスターのレベルの合計が同じレベルの『BF』と名のついたシンクロモンスター1体を、エクストラデッキから特殊召喚する事ができるわ」
「『大旆のヴァーユ』…もしかして、最初のターンで私が使った『手札断殺』の時に、既に墓地に送っていたのね」
これは仇になったな。
BF−大旆のヴァーユ 闇属性 鳥獣族 ☆1 チューナーモンスター OCG
ATK 800 DEF 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードをシンクロ素材とする事はできない。
このカードが墓地に存在する場合、このカードと墓地に存在するチューナー以外の「BF」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、そのレベルの合計と同じレベルの「BF」と名のついたシンクロモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「墓地の『漆黒のエルフェン』と『大旆のヴァーユ』をゲームから除外して、シンクロ召喚を行うわ!」
レベル合計は7…今度こそあれか!?
「黒き旋風よ、その翼と用い、強大なる敵をうち砕け!シンクロ召喚!『BF−アーマード・ウィング』!」 エクストラデッキ9⇒8
BF−アーマード・ウィング 闇属性 鳥獣族 ☆7 シンクロモンスター OCG
ATK 2500 DEF 1500
「BF」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
このカードが攻撃したモンスターに楔カウンターを1つ置く事ができる(最大1つまで)。
相手モンスターに乗っている楔カウンターを全て取り除く事で、楔カウンターが乗っていたモンスターの攻撃力・守備力をこのターンのエンドフェイズ時まで0にする。
「ただし、『大旆のヴァーユ』の効果で特殊召喚に成功したモンスターの効果は無効になるわ」
だが、これで一気に大抵のモンスターなら破壊できる布陣が整ってしまった。それに、1ターンで4体のシンクロモンスター…確かに『BF』は変幻自在のデッキだが、俺やクロウも、ここまで超高速シンクロ召喚はできない。恐ろしいほどの腕前を持っているな。
「今度はこっちの番よ。バトル。『輝星のグラム』で『ジェイン』に攻撃。『クレセント・スライス』!」
この状態で攻撃…一気に決めるつもりか!
「全部受けるつもりは無いわ!永続罠発動!『ライトロード・バリア』!」
ライトロード・バリア 永続罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「ライトロード」と名のついたモンスターが攻撃対象になった時、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る事で相手モンスター1体の攻撃を無効にする。
「私の場の『ライトロード』と名のついたモンスターが攻撃対象になった時、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る事で、その攻撃を無効にする事ができるわ。『バリア』の効果で、デッキの上からカードを2枚墓地に送って、『輝星のグラム』の攻撃を無効にするわ!」 デッキ26⇒24
うまい。これなら攻撃を防げると同時に、墓地肥やしを行う事が出来る。
「凄いわね〜伊織ちゃん。でも、お姉さんも負けるつもりは無いわよ。『ノートゥング』・『アーマード・ウィング』・『ホークジョー』の3体で攻撃するわ」
「無駄よ!『バリア』の効果で、3体の攻撃は、デッキの上のカードを6枚墓地に送って、無効にするわ!」 デッキ24⇒18
良く凌げたな。次のターンで一気に決めるつもりか?
「残念ね…メインフェイズ2、私はカードを2枚セットして、ターンエンドよ」 手札2⇒0
「(何とか防げたわ…)」
ギリギリの展開だな。だが、お互い次で勝負を決めるつもりでいる。お互い読みとの勝負だな。
「(このドローに、全てを賭けるわ)私のターン…ドロー!!」 手札1⇒2 デッキ26⇒25
「…魔法カード『ソーラー・エクスチェンジ』を発動するわ」 手札2⇒1
ソーラー・エクスチェンジ 通常魔法
手札から「ライトロード」と名のついたモンスター1体を捨てて発動できる。
デッキからカードを2枚ドローし、その後自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。
「このカードは、手札の『ライトロード』と名のついたモンスター1枚を墓地に送って、デッキからカードを2枚ドローできる。私は前のターンで手札に加えた『ライトロード・ハンター ライコウ』を墓地に送って、カードを2枚ドロー。その後、デッキの上からカードを2枚墓地に送るわ」 手札1⇒0⇒2 デッキ25⇒23⇒21
「いおりん、この効果で何とかしないと、次のターンであずさお姉ちゃんのターンで終わっちゃうよ」
何を引いたんだ?それによって、このターンで最終ターンになる可能性もある。
「…やっと来たわね。あずさ、このデュエル…私の勝ちよ」
「キーカードを引いたわね?」
「その通り!墓地に、『ライトロード』と名のついたモンスターカードが4枚以上存在する時のみ、このカードは、手札から特殊召喚出来るわ。荒れ果てた戦場に、今こそ姿を現しなさい!我が最強の剣!『裁きの龍』!!!」 手札2⇒1
裁きの龍 光属性 ドラゴン族 ☆8 効果モンスター
ATK 3000 DEF 2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の「ライトロード」と名のついたモンスターが4種類以上の場合のみ特殊召喚できる。
1000ライフポイントを払う事で、このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。
遂に来たか、『ライトロード』デッキ、最強のモンスター…『裁きの龍』。
「出た!!いおりんのエースモンスターの登場だ!これで勝てるかも!?」
「行くわよ!『裁きの龍』のモンスター効果発動!ライフを1000支払い、このカード以外のカードを全て破壊するわ!」 LP4000⇒3000
これが通れば、あずささんの場はがら空き。伊織の勝利になる!
「そうはさせないわよ。『裁きの龍』の効果発動時、このカードを使うわ。カウンター罠発動、『神の宣告』!」
神の宣告 カウンター罠 制限
ライフポイントを半分払って発動する。
魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。
ここでそのカードを使用してくるのか!
「ライフヲ半分支払って、『裁きの龍』を破壊するわ。勿論、効果を使う前にね」 LP700⇒350
上空から神の雷が降り注ぎ、『裁きの龍』が瞬時に消えていった。これでは…
「そんな、伊織のエースモンスターがこうも簡単に…」
「ふふ、伊織ちゃんには悪いけど、この勝負」
「言った筈よ。このデュエル…私の勝ちってね」
どう言う事だ?律子から話は聞いたが、伊織のデッキには『裁きの龍』は1枚しか入れてないと聞いている。もうこれ以上の展開は出来ない筈だが。
「あずさ、あんたが新しいエースを出してきたのなら、こっちも、新しいエースを出すまでよ!」
「新しいエース!?」
「このカードは、私の墓地にモンスターカードが10枚以上ある時のみ、手札から特殊召喚できるわ!」
何だと!そんな召喚方法があるモンスターが存在するのか!?
その時、伊織の後ろに巨大な木が現れる。待て…あれは確か、アーククレイドルでZ−ONEが最後の切り札として召喚してきた、あの展開に似ているだと!?
「選ばれた者にしか使えない、このカードの力を見せてあげるわ!来なさい!『究極時械神セフィロン』を特殊召喚!!」 手札1⇒0
巨大な木から一つの球体が現れ、それが発光した。そして、姿を現したのは、アーククレイドルでZ−ONEが繰り出してきた、最強にして最後の切り札と言える存在…『究極時械神セフィロン』が、姿を現した。
究極時械神セフィロン 光属性 天使族 ☆10 効果モンスター OCG
ATK 4000 DEF 4000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にモンスターが10体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、レベル8以上の天使族モンスター1体を自分の手札・墓地から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃力は4000になる。
「き、『究極時械神セフィロン』!?」
「何あのカード…あれも初めてみるカードだけど」
「当然よ。このカードは、我が水瀬家が独自の調査で手に入れた、たった1枚のカードと言った方が良いわね」
たった1枚…まさか、世界観が違うだけで、カードの方も色々と変わってくるのか?そうなると、この世界に『スターダスト』と言った、俺達シグナーにしか所持してないカードも、普通に流通しているのも納得がいくが、特定のカードは、俺達の世界同様、たった1枚しか無いカードになっているのか。まだまだ奥深いな。しかし、まさか再びこの目で『セフィロン』と対面する時が来るなんて…
「(『セフィロン』の効果は、私のデッキには相性悪いけど、アタッカーとしては優秀。何より発動条件を満たしやすいから、最終アタッカーにもなるわ)行くわよ。これが私の全力よ!『セフィロン』で『漆黒のホークジョー』に攻撃!『アカシックストーム』!!」
決まるか!?
「まだ終わらないわよ。罠発動、『ブラックフェザー・デルタアタック』!」
ブラックフェザー・デルタアタック 通常罠 オリカ
自分の場に存在する「BF」と名のついたモンスターが攻撃対象になった時に発動できる。
自分の墓地に存在する、レベル4以下の「BF」と名のついたモンスター1体を選択し、そのカードをゲームから除外し、除外したモンスターの攻撃力と守備力をエンドフェイズまでアップする事が出来る。
「『BF』と名のついたモンスターが攻撃対象になった時、墓地に存在する、レベル4以下の『BF』モンスター1体をゲームから除外する事で、除外したモンスターの攻撃力と守備力を、ターン終了まで上げる事が出来るわ。よって、墓地から『精鋭のゼピュロス』をゲームから除外して、『ホークジョー』の攻撃力と守備力をアップするわ!」
BFT−漆黒のホークジョー
ATK 2600⇒4200 DEF 2000⇒3000
「攻撃力…4200ですって!?インチキ効果もいい加減にしなさいよ!!」
何故だ…俺は伊織に向かって「お前が言うな!」と言いたい感じだが、今言ったら何かまずい気がする…
「迎え撃ちなさい!『アサルトクロー』!!!」
『ゼピュロス』の力を得た『ホークジョー』が、『セフィロン』の攻撃を容易くかわし、一閃の如く、一瞬で『セフィロン』を切り裂き、倒した…だと?
「きゃあああ!!!!」 LP3000⇒2800
「伊織の切り札まで倒すなんて…」
律子が唖然としている。俺の世界でも、有名となっている『ライトロード』が、こうもあっさりと破れる光景を見るのは、正直これが初めてだ。
「うぐぐ…『ジェイン』を守備表示に変更(ATK900⇒DEF600)。エンドフェイズ、『ジェイン』の効果でデッキの上からカードを2枚墓地に送るわ。これでターンを終了…」 手札0 デッキ21⇒19
4ターン終了。フィールド状況・
伊織 LP2800 手札0 デッキ19 エクストラデッキ15
モンスターゾーン 『ライトロード・パラディン ジェイン』守備表示
魔法・罠ゾーン 『ライトロード・バリア』
あずさ LP350 手札0 デッキ23 エクストラデッキ8
モンスターゾーン 『BFT−漆黒のホークジョー』攻撃表示 『BF−輝星のグラム』攻撃表示 『BF−星影のノートゥング』攻撃表示 『BF−アーマード・ウィング』攻撃表示(効果無効)
魔法・罠ゾーン 『黒き旋風』 『血の代償』
これは、考えてもあずささんの勝ちだ。伊織の墓地に『ネクロ・ガードナー』があっても、4体の攻撃を防ぐ手段はもう無い。
「私のターン、ドロー」 手札0⇒1 デッキ23⇒22
完全に伊織が意気消沈している。対策は既に尽きている感じがする。
「これで決めるわよ。『ノートゥング』で『ジェイン』に、『ホークジョー』と『アーマード・ウィング』で伊織ちゃんにダイレクトアタック。『ブラック・アサルト・クロー』!!」
「く、悔しい!!!!!!!」 LP2800⇒200⇒0
春香side
デュエルはあずささんの勝利に終わった。それにしても、あずささんの新エースにはビックリしちゃったよ。でも、閣下ちゃんはそのカードも知っていたそうだよ。「あれもいたら、伊織は何もできずに終わってたわね」って言ってたけど、どう言う意味だろう?ちなみに、何で閣下ちゃんと普通に話せるかは不明です。朝起きた時に普通に傍にいたので。ただ、私以外にしか視えないので、何ともやりづらい事です。
「悔しいけど、完敗だわ、あずさ」
「あらあら。私も運が良かっただけだわ。普通ならあそこまで回らないわ」
いやいや。あずささんはほぼ毎回1ターンから高展開なプレイングをしてくるから、普通に強いですけど!
「だが、2人とも良いデュエルだったぞ」
「ああ。俺もあんなデュエルしてたら、ますますワクワクしてきたぜ!」
プロデューサーさん達もやる気に満ちてるけど、これも良い事かな?
その後、色々とデュエルを行い、今日の日程を終了しました。
今までと違って、色々と学ぶ事が出来たから、本当に良かったです!これからが正念場と言っても過言じゃありません。明日からまた、頑張っていきますよ!
説明 | ||
大変お待たせしました。第7話です。リアルが死ぬほど忙しいので、ろくに作る暇が無いんです。加えて諸事情もあったので。 新パック登場で更なる展開を見せますね。私なんて、1BOXに…『シャーク・ドレイク・バイス』が1つずつ入っていたときは驚きました。家宝にしようかな?(おい) 現時点で判明しているデッキを紹介します。 遊星【遊星ハイランダー】 十代【ネオスHEROビート】 春香【ヴァルハラ軸極星】 閣下【先史遺産】 【???】 千早【ハンデスリチュア】 雪歩【エクゾディアビート】 伊織【???】 あずさ【???】 高木社長【サイバー・アンティーク・ギア】 今回のデュエルは色々と詰め込んでいる気がします。観覧に気を付けてください。ターン数をもっと伸ばしたいですが、思うように出来ない。何故だ? アストラル『アイドル同士のデュエル…中々の見物だ。如月千早のプレイングはかなりの物だが、何か闇を感じる気配がした。そう…『No』の力だ。だが、デュエルが終了したときには既に消えていた。気のせいか?まだまだ奥深さを感じる。遊馬、私たちも負けてられないぞ』 |
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