モーレツ宇宙海賊 第1章○○「今日から白鳳女学院の生徒!?」 |
海明星に移り住んでから1年。俺○○はなぜか知らないが、ひょんな事から白鳳女学院の大学に通うことになってしまった。
○○「何で男の俺が、女学院に通うねん。しかも生徒で!!普通は年齢的に教師やろ!!けど、女の人が沢山いるしいっか。」
因みに俺の年齢は24。地球ではもう既に大学を卒業し、教員免許も持っているのだ。そう考えつつも、女学院と言うのを期待し、俺は大学に向かうのだった。
・・・職員室・・・
○○「すみません。」
先生「はい。どうかされました?」
○○「あの、この度こちらに転校した○○です。」
先生「あぁ!君がそうか。ようこそ白鳳女学院大学へ。早速君の担任の先生を紹介しよう!ケイン先生!」
ケイン「何かご用ですか?」
先生「今日から貴方のクラスに転入する○○君だ。宜しく頼むよ!」
ケイン「あぁ、昨日職員会議で言われてましたね。わかりました。それじゃあ○○君、今日から君の担任になるケイン・マクドゥガルです。宜しくね♪」
○○「こちらこそ宜しくお願いします。」
ケイン「うん!いい返事だ。さて、それじゃあそろそろ教室行こうか?」
ケイン先生は、そう言って机にある書類などを持って職員室を出ていった。
・・・教室前・・・
ケイン「ここが今日から貴方の教室です。私が呼びますので、それまでこちらで待ってて下さい。」
○○「わかりました。」
ガラガラッ
ケイン「皆さん!席について下さい。」
生徒達「は〜い!」
ケイン「今日は、朝のホームルームの代わりに転校生を紹介します。それでは、入ってきて下さい。」
○○「失礼します。」
女生徒「え!?男の人!」
女生徒「うわ〜!」
ケイン「はいはい!静かにして下さい!今日から皆さんと一緒に勉強することになった・・・」
○○「○○と言います。急に男が来てビックリしてると思いますけど、宜しくお願いします。」
パチパチパチ
○○「ありがとうございます!」
ケイン「それでは、○○君の席は・・・加藤さん隣でお願いします。」
○○「はい。」
加藤「ヨロシクね♪私、加藤茉莉香って言うの。」
○○「どうも。○○です。加藤さん宜しくお願いします。」
茉莉香「何か堅苦しいな。茉莉香で良いよ♪」
○○「わかった。じゃあ俺も○○(下の名前)で良いよ。」
茉莉香「うん♪それじゃあ改めてヨロシクね、○○君♪」
○○「宜しく、茉莉香」
ケイン「それでは、授業を始めますよ。」
・・・昼休み・・・
○○「ん〜!さて、昼どうしよ。学食かな?」
茉莉香「お〜い!○○君♪」
○○「どうした?」
茉莉香「もし○○君お昼まだなら一緒にどうかと思って♪」
○○「嬉しいけど、俺弁当じゃないねんな。だから、学食行かないと・・・」
茉莉香「私達も学食だから、一緒に行こうよ♪」
○○「それなら一緒に行こうか。後、そちらの方達は?」
茉莉香「あぁごめん。紹介するね♪こっちは遠藤マミ。昔からの親友なんだ。」
マミ「貴方が○○君って言うんだ♪遠藤マミだよ!ヨロシクね♪」
○○「宜しく遠藤さん」
マミ「呼び捨てでも良いよ。同い年なんだしね♪」
○○「わかった、宜しく遠藤。」
茉莉香「で、こっちが・・・」
???「チアキ・クリハラよ。宜しく」
○○「よ、宜しく・・・」
茉莉香「チアキちゃん!もう少し愛想よくしようよ♪」
チアキ「いつもと同じよ。」
マミ「相変わらずだね♪」
チアキ「う、うるさい!さっさと食堂行くわよ!」スタスタ
マミ「ああ!待ってよチアキちゃん!」
○○「・・・・・・」ポカーン
茉莉香「私達も行こうか?」
○○「あ、ああ。」
チアキの行動にあっけにとられながらも、俺達は食堂に移動した。
・・・食堂・・・
○○「や、やっと買えたわ・・・」
茉莉香「今日凄く混んでるね。」
マミ「あれじゃない?皆興味本意で○○を見たいのよ。」
○○「興味本意って・・・俺は客寄せパンダかよ」
チアキ「あながち間違ってないでしょ?」
○○「クリハラ厳しいね・・・」
茉莉香「ま〜いいじゃん。気にしないで食べようよ。」
マミ「そうだね。いただきます♪」
チアキ「いただきます。」
○○「いただきます!あむ・・・旨いな♪」
茉莉香「ここの学食は結構美味しいよ♪」
○○「いや〜ホンマに旨いわ!一人暮らしやから、学食はありがたいよ♪」
マミ「へ〜○○って一人暮らしなんだ。」
○○「うん、親は地球に残してきたし、この機会に始めたんだ。」
チアキ「家賃とかはどうしてるの?」
○○「今は親に出してもらってるけど、こっちでもバイト探さないとな〜」
茉莉香「大変だね。」
○○「でも、すぐにどうこうしなきゃいけない訳でもないし、地道に探すよ。」
マミ「そうだね。焦っても仕方ないしね♪」
茉莉香「そうだね。さて、そろそろ教室に戻ろうか。」
チアキ「そうしましょう。」
一通り食事を済ませて、俺達は教室に戻った。
・・・放課後・・・
○○「終わった〜!」
茉莉香「終わったね〜!○○君はこれからどうするの?」
○○「取り合えず買い出しかな?晩飯作らなきゃいけないし」
茉莉香「そっか。私は今日はバイトだから先に帰るね。それじゃあまた明日♪」
○○「お疲れ」
マミ「○○〜お疲れ♪」
○○「遠藤もお疲れ」
マミ「茉莉香今日はバイトだから先に行っちゃったよ〜」
○○「同じバイト先?」
マミ「うん!そうだよ。あ!○○この後暇?」
○○「特になにも?買い出しは半額セールやる7時以降だし、それまでは暇やけど?」
マミ「だったら、私達のバイト先に来てよ。茉莉香きっと驚くよ♪」
○○「おもろそうやな!いいで♪」
マミ「決まり♪」
遠藤は、嬉しそうな顔をしながら、俺の手を引っ張っていった。
・・・ランプ館前・・・
マミ「ここが私達が働いてる'ランプ館'だよ♪それじゃあ私は先に入ってるから、後から来てね♪ん〜と、五分後くらいに」
遠藤は俺にそう言い残して、ランプ館に入っていった。
・・・ランプ館・・・
マミ「茉莉香〜お待たせ♪」
茉莉香「遅いよマミ!」
マミ「ごめんごめん♪」
茉莉香「もう仕方ないな。それじゃ、今日も頑張りましょう!」
マミ「お〜!」
茉莉香の一声で、店のなかは明るくなった。
マミ(そろそろかな?)
カランカラン
茉莉香「いらっしゃいませ!ランプ館へよう・・・」
○○「ども」
茉莉香「え〜!な、なんで○○君がここに!?」
○○「詳しくはそちらの方まで」
マミ「アハハハ・・・」
茉莉香「マ〜ミ〜!!」
マミ「ひやぁぁぁ・・・」
○○(遠藤よ、南無三)チーン
遠藤の無事を祈りつつ、俺はメニュー表を手に取った。
○○「ん〜、何にしよ?」
マミ「何にする?」
○○「オススメは何?」
マミ「今日のオススメは・・・え〜と、何だっけ茉莉香?」
○○「おいおい・・・」
茉莉香「マミあんたね・・・今日のオススメは、カツサンドだよ。それくらい覚えといてよ。」
マミ「アハハ、ごめんね♪」
○○「いいコンビやな・・・」ボソッ
茉・マ「何か言った?」
○○「別に何でもないよ。そんじゃオススメのカツサンドとコーヒーブラックで。」
マミ「うわ〜、コーヒーブラックとか大人だね♪」
茉莉香「ホントだよ。私なんて、未だにミルクと砂糖入れないと飲めないもん。」
マミ「私も〜♪」
○○「ただ単に甘いものが少し苦手なだけやし。だから、ブラックやねん。」
茉莉香「ふ〜ん。そんじゃカツサンドとコーヒーブラックでお願いします。」
店長「は〜い。」
暫くして注文したカツサンドとブラックコーヒーが届いた。
マミ「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ。」
○○「ありがとう。」
カツサンドを食べながら、茉莉香達と話した。そして数時間後・・・
茉莉香「ありがとうございました!ん〜やっと終わったよ。」
○○「お疲れ、大変だったね。何時もあんな感じなん?」
マミ「いつもって訳じゃないけど・・・」
茉莉香「多分・・・私のせいかな?」
○○「・・・何で??」
マミ「実はね、茉莉香はかい・・・フガフガ」
茉莉香「マミ!余計なこと言わないの!」
○○「かい?」
茉莉香「別に何でもないの!それより○○君、時間大丈夫なの?」
○○「あっ・・・しまった!今日材料買って帰らないと家に何も残ってへんねや!
」
マミ「流石にもうこの時間はお店何処も閉まっちゃってるよ?」
○○「あちゃ〜・・・今日はこのまま外食やな。」
茉莉香「ごめんね○○君。私達が無理に引き伸ばしたりしたから・・・」
○○君「別にエエよ!俺も楽しかったし♪」
マミ「でも・・・」
茉莉香「だったら、私の家に食べに来なよ!」
○・マ「えぇ〜〜〜!!」
茉莉香「今から家に連絡入れるから、ちょっと待ってて♪」タタタッ
○○「あの・・・ちょっと・・・茉莉香!?」
マミ「ああなった茉莉香は、テコでも動かないよ。・・・諦めた方がいいよ?」
○○「そんな他人事みたいに・・・」
茉莉香「OKだって!それじゃあ今から家にレッツゴー♪」
○○「おい!ちょっと待てって!」
マミ「○○〜御愁傷様・・・」
マミは、茉莉香に引きずられている○○に向けて、深く祈るのであった・・・
・・・茉莉香宅・・・
茉莉香「ここが私の家♪さあどうぞ。」
茉莉香は、玄関を開け俺を向かえた。
???「お帰り茉莉香。その子かい?言ってた新しい転校生ってのは?」
台所から聞こえてきたのは、茉莉香の母親らしき人物だった。だが、母親にしては物凄く若く見えそして綺麗だった。
茉莉香「うん!今日から転校してきた○○君。○○君、紹介するね♪私のお母さんで梨理香さん。」
○○「は、初めまして!今日から、茉莉香さんのクラスメイトになりました○○です。」
梨理香「初めまして。茉莉香の母親の梨理香だよ。」
優しそうに微笑みながら俺に挨拶をしてくれた。
梨理香「もう少し待ってな、あと少しで出来るから。」
茉莉香「は〜い。」
俺は茉莉香と一緒にソファーで待っていた。
梨理香「痛っ!」
茉莉香「梨理香さん!?」
梨理香「ハハッ、少しドジっちまった。」
茉莉香「ちょっと待ってて!救急箱持ってくるから!」
救急箱を持ってきた茉莉香は、応急処置をしていた。
梨理香「ありがとう茉莉香。しかし、これじゃ料理は少し厳しいね」
梨理香は、料理途中の台所を見た。
茉莉香「任せて梨理香さん!続きは私がするから。」
茉莉香はそう言い残して、キッチンに消えていった。そして暫くして・・・
茉莉香「ごめん・・・無理でした・・・」
黒こげになった茉莉香が出てきたのだった。
梨理香「ハァ〜・・・仕方ないね。出前でもとるか。」
梨理香は、ため息混じりに受話器に手をかけた。が、それを○○が止めた。
○○「あの・・・すみません。ご迷惑でなければ、俺に作らせてもらってええですか?」
梨理香「あんたがかい?」
○○「はい、すみませんが少しキッチンを借ります。」
俺はそう言い残して、キッチンに入った。それから暫くして・・・
○○「お待たせしました。鶏肉と卵があったので、無難に親子丼にしてみました。口にあうかわかりませんが、食べてください。」
梨理香「へぇ〜、これあんたがつくったのかい?凄いじゃないか!」
茉莉香「美味しそうだね♪いっただっきま〜す!」パクッ
○○「ど、どうですか?」ドキドキ
茉・梨「・・・・・・」
沈黙がはしる。もしかして美味しくなかったのだろうか。物凄く不安になる。
茉莉香「美味しい・・・凄く美味しいよ○○君!」
梨理香「驚いたな・・・下手すりゃおやっさんと五分五分じゃないかい?」
二人の感想を聞いて安心した。そして・・・
梨理香「悪いね、ご馳走になったうえに片付けまでさせちまって」
○○「別に良いですよ。茉莉香さんも手伝ってくれてますし。」
茉莉香「洗い物だったらお任せあれ♪」
梨理香「おやおや、まるでそうしてたら新婚ホヤホヤの夫婦だね♪」
茉莉香「ちょっ!!梨理香さん///」
梨理香「アハハハ!茉莉香顔真っ赤じゃないか。」
茉莉香「も〜///」
○○「梨理香さん、茉莉香さんに失礼ですよ。こんなのが旦那じゃ、茉莉香さんが可哀想ですよ。」
梨理香「おやおや、自分を過小評価するなんてね。」
梨理香さんの突然の言葉に、俺達は苦笑いをせざるおえなかった。
○○「それでは今日はごちそうさまでした。」
梨理香「いや、こっちは何のお構いも出来なくて悪かったね。今度は、しっかりとご馳走させてもらうよ。」
○○「楽しみにしてますよ。」
茉莉香「それじゃ○○君、また明日学校でね。」
○○「ああ、また明日。それじゃあお休みなさい。」
茉・梨「お休み(なさい)。」
挨拶をすませて、俺は自宅へと自転車を走らせた。
茉莉香「でも、○○君のご飯美味しかったね♪」
梨理香「そうだね。いっそ弁天丸にでも誘ってみたらどうだい?良いコックになるよ?」
二人がそんな会話をしているとは、この時俺は思ってもいなかった・・・
説明 | ||
オリジナル(読む人の名前)のキャラが海明星に編入!? 茉莉香達と出会ってからハチャメチャに |
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