IS 白狐 侵入者と分身と |
一夏達は目の前で起こったことに戸惑っていた。突如現れた白い着物を着た少年。髪の色は白く後ろに束ねており腰まで届くほど長く、腰には白と紅の紐に大きな鈴を着けている少し変な少年。一夏達は戸惑いと
同時に警戒もしていた。
「ふ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、久しぶりに走った。」
コンに千冬が話しかける。
「おい、そこの貴様。」
「ん?」
「お前はいったい何者だ。」
「俺の名はコン。」
「ではコン、質問するがお前は一体何しにここに来たのだ。」
「友達が飛んでる時に大事なものを落としたからここに。」
「だが何故そいつはここに来ていない。」
「急な仕事がはいってここに来れないて言ってた。」
「なるほど。でお前はどうしたいのだ。」
「俺はただここに落ちた『青の玉』を取りに来ただけだからそれ以外何もないよ。」
「つまり他人への危害は加えないと。」
「うん。」
「だがこちらとしても困る。第一君は不法侵入しているのだからな。よってこちらで身柄を拘束してその落し物をこちらが見つけ君に渡すというのはどうかな?」
「無理。」
「あっさり言うな。」
「あれは特別な人間じゃないと触れない代物だから。」
「そんな話を信じるとでも。」
「あらま、信じないと。う〜〜〜〜〜ん、困ったな。」
その時、ふとコンは周りを見渡す。周りにはISを装着した教員達が囲んでいた。
「ねえ、こっちからも質問していい?」
「何だ。」
「どうやってその甲冑で空でんの?」
「貴様、ISを知らんのか。」
「IS?それがその甲冑の名前か〜、面白い名だね。でもさ〜」
「何だ。」
「それって露出多くない。てか胴回りとか守ってないよね。」
コンの言葉に千冬以外は反応した。その時山田先生がISを装着して来た。
「織斑先生。」
「山田先生。」
「あらま、また1人増えちゃった。でもいっか。そんじゃま私はこれにて・・・」
「待て。」
教員全員が武器を展開し、コンに武器を向ける。
「あら〜〜〜〜、どうしてもダメ?」
「ダメだ。」
「なら仕方ない。こんなことしたくなかったが・・・・」
コンは袖に手を通す。全員警戒し、織村達はISをいつでも展開できるようにする。
コンは袖から十数枚のの縦長の紙を出す。
「鬼ごっこしますか。」
「どういうつもりだ。」
「俺が友達の落し物を見つけ出すまでに君達が本物の捕まえられるかどうか、そんだけのこと。」
「何を馬鹿なことを言う。自分のをかれている状況が・・・・・ん?」
千冬はあることに気がついた。本物の俺という単語が会話の中に入っていたのだから。
「白狐妖術・狐敷紙分身」
ポンと白煙が上がる。その場にいた全員が戸惑う。そして煙が晴れた瞬間一同は驚く。そこには十何人のコンの姿があった。
「「「「「「「「コッコ〜ン。」」」」」」」」
コン達はいっせいに散開し、学園に散らばった。
「織斑先生。」
「全員に通達、直ちにあの少年の身柄を確保にあったてください。」
「「「「「「はい。」」」」」」
「お前達も頼むぞ。」
「「「「「「はい。」」」」」」
しかしそこの近くの陰で1人よからぬことを考えている人がいた。
この後は誰もが予想しなかった。IS学園にとって最大の鬼ごっこになろうとは・・・・・
説明 | ||
IS学園に入ってきたコンと遭遇した千冬たちだが・・・・・・・・・・・ 今回はコンの特徴を書いています。 |
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コメント | ||
なんというか…誰も妖術に動じないって凄いな…。(神薙) 多分誤字発見です。 露質多くない→露出 この感想は直したら消しといてください。(神薙) |
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