パイソンハンター
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説明
コクサイ製の亜鉛合金モデルガン「コルト・パイソン・ハンター」をベースに周辺装備を追加したカスタム。

コルトの有名なパイソンシリーズの中でも迫力のある8インチバレル、実銃での当初は「ハンター」と特別名称の付いた限定生産品だった。この大仰なスコープの付いたスタイルが大変格好いいのだが、モデルガン用としてはこの形式のスコープもマウントも発売されたことはなく、パーツを自作して再現したもの。

実銃では、リューポルド製の専用スコープが最初から装着され、ゼロハリのケースにアクセサリーセットと供に収まった姿がまたいい。
この自作品の場合、そもそもリューポルドやゼロハリは高価過ぎて入手できないので、代用品でそれらしく作成。
スコープリングのスタイルが独特で、この曲線的な形状に近いものを探すだけでかなり時間を要した。なんとか探し出したリングに、アルミ切削で実物に似せた脚部を製作して結合している。
載せているスコープはタナカが自社のガスガンパイソン用として発売していたもので、この時期とうに絶版の品。リューポルドには余り似ていないものの、パイソンのロゴが入っているのでそれらしい。
上下調整ノブのやたら背の高いフタは、これだけリューポルド製のパーツが偶然入手できたので本物(タナカスコープに無理やり付けている)。
グリップは実物同様に古い型のパックマイヤー製に変更(本来はメダリオンがコルトになった専用品だが)。

ケースはパチもののゼロハリ風を買って使用。内側は実物ではスポンジだが、手作業で直線カットが出来ないのでフェルト張りにしている。銃本体、アモケース、クリーニングロッド、アモワレット、取説の入るスペースをオリジナル同様に再現。ワレットのスペースにはモデルガンのカート箱を入れた。取説はコルト実物が入手できないので空間のみ。クリーニングロッドは真鍮材と工具柄で自作。

スコープのレイアウトを考えると、嵩張ってパララックスも高い、「ハンター」の装着法は正直褒められないのだが、しかし迫力という点ではかなりのもので、実に格好いい。せっかく本体がトイガンになっているのに、再現した製品が無いのは惜しいと思う。(スコープまで樹脂製の安価なトイガンしかない)
ついでに記すと、このケースは実物通りの品を並べるとどうやってもB4判の広さが必要で、収納ケース自体が普通のアタッシュケースや書類カバンよりも一回り大きいサイズ。限定品のハク付けのためとはいえ、ハンドガン一挺にこのケースはやはり大き過ぎる。実にアメリカンだなと思った。
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模型 モデルガン リボルバー コルト パイソン .357マグナム 

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